フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

俳句を詠んでみる_0169【 LINEの一縷(いちる)あり ビールほろ苦し 】

20240722_line_001

あのコロナ禍以降、頻繁にとっていた連絡も途絶えがち・・そんな一句を詠んでみました。

【 LINEの一縷(いちる)あり ビールほろ苦し 】

《背景》季語:ビール[夏]
あんなに連絡を取り合って愉快なひとときを過ごしたが、ここ数年はLINEで少しのやり取りが残るのみ。
でも一縷の光がLINEに繋がっているように見える。
そんな夜に飲むビールのほろ苦さを詠んだ。

 

2024/07/21

「飲んだら、酔うたら/椎名誠」を読みました。

20240721_shiina_makoto_001

『飲んだら、酔うたら/椎名誠著(だいわ文庫)』を読みました。

4章立てで、

1章は2013年に書かれた酒の探訪記をベースに、椎名さんが生まれてはじめて飲んだサケの話からその後のことを再編成し、追加原稿も含めたもの。

2章はシングルモルトウイスキーを集中して取材したウイスキー特集。
スコットランドへの取材記は圧巻でした。

3章はビール話。
ここは「まずはビール」の私にも、めっちゃ面白い文が集まっていて、最高でした。

4章はサケがらみのよもやま話で、ワインや日本酒などの面白話が楽しいものでした。

全体を通して、もう話題は“酒尽くし”でした。
ロシアのまずい酒の話も面白いし、スコットランドでは実際にいくつかの蒸留所に出向き、椎名さんは仕事まで手伝います。
さらに書かれていたのは、そこで出た見たことも聞いたこともない現地の料理。想像するだけでこってりと美味しそうなものでした。

それから酒にまつわる“バカ話”的なものも面白かった。
学生時代に忍び込んでビールを二本いただいてきた酒屋に、作家となった椎名さんと、そのとき一緒に忍び込んだ友人の今は弁護士の木村氏と共に当時の謝罪に出掛けた話もありました。
大人げなくも、愉快な話でした。昔はよかったってことです。
酒屋の女将さんも、「学生さんならビールの一本や二本あげたのに」なんて“粋”なことをおっしゃっていました。

ここからは私の経験上の話ですが、お酒を本当に教えてくれたのは、今までの人生で、皆女性でした。
男は、上司、先輩も何人かいろいろ連れて行ってくれたこともありましたが、酔っぱらっちゃうんですね ^_^;

だから、このお酒はこういうものだとか、このお店はこういう特徴があるとか、それぞれの酒にこういう飲み方がある・・などということを教えてくれる前に大抵は“つぶれて”しまうのです。

でも、私にお酒を教えてくれた女性は(特別な人は人生で二人いた)ビールでも日本酒でも、ワインでも、焼酎でも、ウイスキーでも、カクテルでも、美味しい飲み方、選び方、お店の選び方、入り方、注文の仕方、つまみ、肴の選択、高級な店から大衆酒場、立ち飲みまで、ほとんど教わってきたといっていいかもしれません。

一部、男性の上司、先輩からも教わりましたが、それでも途中で酔われてしまって、お話しが深くなって“うんちく”などが出てくる前にろれつが回らない(^^;)状態になっていました。
連れてきて飲ませた・・ということで安心してあとは自分が酔うだけだという感じだったのだと思います。

ということで、この椎名さんの本を読んで、上司、先輩に代わって色々教えてもらったような気になることが出来ました。

お酒づくし、お酒ざんまいの楽しい本でした。

 

俳句を詠んでみる_0168【 眼鏡変え 夏のコンビニ 極彩色 】

20240720_convenience_001

眼鏡を変えて世の中の色にあらためて驚いた句です。

【 眼鏡変え 夏のコンビニ 極彩色 】

《背景》季語:夏[夏]
眼鏡も長年使っていると、視力の衰えから「度」が合わなくなってきて、「世の中、なんだか暗くなったな」などと思っていたが、現在の視力に合わせて新調してみた。
あらら世の中こんなに明るかったのかと思いつつ眼鏡屋さんからの帰り道、コンビニに寄ると、店内のあまりにカラフルな様子に驚いた。まさに極彩色の世界。
こんなに派手な色に囲まれて皆んな生活していたのね!というのが率直な感想でした。

 

2024/07/20

映画「墓泥棒と失われた女神」を見ました。

20240720_la_chimera_001

映画『墓泥棒と失われた女神(La Chimera)/2023年 イタリア・フランス・スイス 監督:アリーチェ・ロルヴァケル 出演:ジョシュ・オコナー、イザベラ・ロッセリーニ』を妻から面白そうだと勧められ、一緒に見て来ました。

時代設定は80年代、舞台はイタリア・トスカーナ地方の田舎町。
英国人の主人公は、考古学愛好家で、なぜか紀元前に繁栄した古代エトルリア人の墓をダウジングで発見できる特殊能力を持っている男。

その主人公の周りには、墓泥棒の仲間?たちがいて、掘り出した埋葬品を売りさばく。
警察、闇のアート市場、昔の恋人、夢、富、不思議な発掘シーンなどが幻想的な映像と共に繰り広げられ、どこまでが現実で、どこからが過去なのか今なのか、昔の映画のような質感の映像もさらにその不思議な感覚を加速させ、映画ファンには応えられないマニアックなものに仕上がっていました。

 

 

20240720_la_chimera_002

近年の早回しで映画を見るような人、つまりストーリーだけを追っているような、“タイパ”などという言葉を平気で使っているような人には、どこがいいのかわからない映画となって(^_^;)おりました。

というわけで、わざわざ劇場に足を運び、そこに幽閉されて映画を見るという、映画本来の醍醐味が好きな私としては、うれしい映画でした。

ストーリー的にも楽しめるし、映像的にも、全体に流れる雰囲気にも、監督が描こうとしていた世界にも、不思議な不安感みたいなものまで楽しめました。

久しぶりにこういう「結局、何だったんだろう」みたいな映画と遭遇しました。
不思議といい時間でした。

 

俳句を詠んでみる_0167【 サンデー マガジン キングの夏休み 】

20240710_sunday_magazine_king_001
子供の頃の夏休みはマンガ週刊誌で過ごしたという句を詠みました。
20240710_sunday_magazine_king_002

【 サンデー マガジン キングの夏休み 】

《背景》季語:夏休み[夏]
小学生の頃の夏休みは、宿題もせずに蝉取りに行ったり、自転車で友達と出掛けたりしていた。
そして家では少年サンデー、少年マガジン、少年キングの三誌を文房屋さんの店頭で週遅れのものを15円で売っていたので読みまくっていた。
藤子不二雄先生、貝塚ひろし先生、横山光輝先生、赤塚不二夫先生、石森章太郎先生、森田拳次先生などの全盛期だった。

 

 

20240710_sunday_magazine_king_003

2024/07/19

「NHK俳句 作句力をアップ 名句徹底鑑賞ドリル/髙柳克弘」を読みました。

20240719_takayanagi_katsuhiro_001

『NHK俳句 作句力をアップ 名句徹底鑑賞ドリル/髙柳克弘(NHK出版)』を妻が古本で見つけてくれたので読んでみました。

いつぞやこのブログで読後感をご紹介した「昭和の名句」という本にも出てきた名句がたくさん紹介されつつ、「ドリル」ということなので、各句に5問程度の問題が出され、それに回答する形で進められていくものでした。

ドリルの結果は、概ね良好(^-^;で、安心いたしました。
自分で思っていたほど“ポンコツ”ではなかったようです。

答えられなかったというか、ほとんど知識が無くて困ったのは、誰が“何派”に属していて、どのような俳句を提唱していたのか、とか、誰が誰に師事していたか、とか、誰が誰のどの俳句を褒めたのか(^^;)とか、そんな問題でした。・・ちんぷんかんぷんでした。
ただ、この名前はこの時代だなと、当てずっぽうに答えると当たっているというケースは割と多かった。

そしてドリルをやりえ終えて、俳句は「やはり面白い」ということと、「興味は尽きない」と実感したのでした。

この本で初めて知った句で、私の想像の域を遥かに越えている句だと感じたものをいくつかご紹介いたします。

〇蟻の道 雲の峰より続きけん・・・小林一茶

〇瀧落ちて 群青世界とどろけり・・・水原秋櫻子

〇乳母車 夏の怒涛に よこむきに・・・橋本多佳子

〇戦争が廊下の奥に立ってゐた・・・渡邊白泉

〇羽子板の 重きが嬉し 突かで立つ・・・長谷川かな女

〇梅咲いて庭中に青鮫が来ている・・・金子兜太

これとこれを繋げるか、あるいはこの状態をこの世界観で表現するか、いったい何が起こったの、とか、日常と生死の境目が同居している様子なのか、とか、初めて経験することで心の中に沸き立つ気持ちだとか、ありえない奇想天外な発想など・・勉強になるというより、ただただ驚いて立ちすくんだのでした。

妻がいい本を見つけてくれました。

 

俳句を詠んでみる_0166【 交差点 片陰探し 青を待つ 】

20240719_cross_002

暑い日の交差点、信号待ちで一句詠みました。

【 交差点 片陰探し 青を待つ 】

《背景》季語:片陰[夏]
街中に出て、大きな交差点などで信号待ちすると、誰もが街路樹や沿線の家や塀の日陰を求めて少しでも影のあるところを探す。
そんな様子を詠んでみました。

※片陰は炎天の日陰のこと。
道沿いの建物の陰を指す季語で、昭和初期から日陰にかわって本題となり、夏陰、日陰はあまり見られなくなったのだそう。

 

2024/07/18

俳句を詠んでみる_0165【 竿継いで 背伸びして取る 油蝉(あぶらぜみ) 】

20240718_net_001

子供の頃の蝉取りの様子を思い出して詠んでみました。

【 竿継いで 背伸びして取る 油蝉(あぶらぜみ) 】

《背景》季語:油蝉[夏]
小学生の頃、夏休みになり、7月後半から8月に入ると、今までの“ニイニイゼミ”から鳴き声は“アブラゼミ”の「ジイジイ」という声に変わり、比較的低いところにとまっていたニイニイゼミと異なり、アブラゼミは木の高いところで鳴いている。
“物干し竿”などを補虫網に継いで、それを取ろうとするのだが、あと少し足らず、思わず背伸びする様子を詠んだ。

 

2024/07/17

俳句を詠んでみる_0164《The Beatles 俳句[アルバム ABBEY ROAD から The End を詠む]》【 兜虫(ビートルズ) 捧げた分だけ 愛される 】

20240717_beatles_001

久しぶりの“ビートルズ俳句”、今回はビートルズ・ラストアルバムから。

【 兜虫(ビートルズ) 捧げた分だけ 愛される 】

《背景》季語:兜虫:[夏]
ビートルズ最後のアルバム、本来のラスト曲は The End (※このあとにオマケの Her Majesty が入っている)だった。

最後の最後

And in the end

The love you take is equal to the love you make

と歌われた。

「あなたが得る愛は、あなたが与えた愛と同量だ」と。

 

2024/07/16

俳句を詠んでみる_0163【 夏の夕 階下のクラリネット聴く 】

20240716_ongakushitsu_001

中学の頃の放課後の様子を詠みました。

【 夏の夕 階下のクラリネット聴く 】

《背景》季語:夏の夕[夏]
中学生の頃の放課後。
彼女は吹奏楽部でクラリネットを担当し、部室に練習に。
私はその音楽室の窓を階下に見る生徒会室で、彼女の練習の様子を見ながら、クラリネットの音を探し、その音色に耳を澄ましていた。

 

«「余計な一言/斎藤孝」を読みました。

2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック