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わたしのいきつけ

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2018/05/24

こういう人、今までに何人も会ってきてますよねぇ

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昨日はネットで会見(・・とも言えないような内容)していた某大学のスポーツ関係の監督とコーチが話題沸騰となり、今朝も職場までの車中のラジオや、職場でもその話題が出ました。

そのお二人の会見については既にものすごい数の意見が出ているので、それはそちらにまかせて、私が思ったのは、“あの二人”のような人、今まで仕事を何年何十年としてくると、似たような人に何度か会ってるよなぁ、ということです。

特に職場の建物が本社から離れて、その職場が独立して閉鎖的環境にあるところで親分になっている人に、あの監督のような風情の人が何人かいたことを思い出します。

離れ小島で、他の部署からの干渉もなく、自分の思うがままに仕事も、人的関係も続けていくと、自分の言うことをきかない、あるいは自分の思いどおりに動かないヤツには本当に腹立たしい思いをするのだと思いましたよ。

だからねぇ、そういう親分は“オレの飲み会”を開くね!
割り勘にするくせに、“オレの飲み会”だから、来ないヤツにはチェックが入る。

そして、参加しても、今度は飲み会の席上では仕事の話しかせず、それを「そうですねぇ、さすがです。私も常々そう思っていました」などと、腰ぎんちゃく的発言をしておかないと、ここでもすでにチェックが入っていますから注意してね。

席上、親分の近辺には、腰ぎんちゃくその1、その2などもいますが、大番頭や番頭などが(そうそう、あのコーチみたいな人・・やや強面なヤツが多いよ)いて、力強い“おべんちゃら”と、“こわ~い視線”であたりを見回しているからこれも注意だ!

親分にうかつに楽しい飲み会だと思って、最近楽しかったことなどを話題にして話しかけてしまうと、親分は仕事のことしか話すことがないので、そういう話題は苦手中の苦手だ。無理やり仕事の話に結びつけて少し怒りだすからまた要注意だ。

挙げ句に、ビールの中にワサビをたっぷり入れて(自分のじゃないよ、私以下部下のビールがそそがれたコップにだ)、これを飲んでみろ、などということも経験した。
つまり、自分の酒ならこうしても飲めるだろうっていうんでしょうね・・。

最初に飲み屋で女将に「ワサビを皿にたっぷりくれ」などと所望すると(番頭が頼んでいた)、「お酒はそんな飲み方するものじゃありませんっ!!」と、女将に怒りの眼差しで断られたが、大番頭が「しょうがないですね、私がひとっ走りコンビニに行って買って来ましょう」などと、女将のひと言に安心していたこちらを絶望させるようなことを言うのでした。

そして私たち参加者のコップに練りワサビがチューブから4センチくらいずつ、“ジュブジュブ”と投入されるのでした。
うまいわけがないし、楽しいわけもない・・。こういうことだよねぇ、全国のご同輩、こんな経験に近いこと味わっていませんか。

別の親分は、大皿で出て来た焼き鳥各種盛り合わせに、七味をビンのフタを外してザボザボとひと瓶かけて焼き鳥全部が七味で見えなくなった。
「こうして食べるのが一番うまいんだ、オレはいつもやってるよ、ほら食べてみろ」って・・自分だけ小皿にとってやれよ!と言いたかった。
結局食べて、喉と肺を痛め、一週間くらいは胸が痛くて日常生活にも困ったものだ。

こういうことをして、自分に服従するのか知りたいのかもしれないですね。

もし、今だったら即座に断りますが、あの頃私は若かった・・。

あの監督とコーチの会見の話題からこんな話になったけど、ああいうタイプの人を見ると、いつもこの話題を思い出してしまうのです。
だから、ちょっと書いてみた。

やっている本人たちは、“楽しい飲み会”にオレがしてやったと思っているのだと思います。ほんとうにありがとうございました。


【Now Playing】 ヒロシキャンプ・初春ソロ2018 / ヒロシ ( YouTube )

2018/05/22

「葬送の仕事師たち」を読んだ

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『葬送の仕事師たち/井上理津子著(新潮文庫)』という本を読みました。
これはフリーライターの著者が、自らの父母を相次いで失い、そのときに葬送の仕事をしている人に興味を持って、その後“葬送”という仕事の「表」と「裏」で働く人達にインタビューをしながら書いたノンフィクションです。

私も父母を数年前に続けて亡くし、今までで一番身近に葬儀と葬儀に関わる様々なことを体験しました。
そのときにこの本の著者や、この本に登場する葬送に関する仕事に就いている人達の経験にもあるのですが、人の死と、そして亡くなった直後から様々な人達が表側でも、裏側でも大変なことをしているのを感じました。

亡くなった直後の葬儀屋さんとのやり取り。遺体への処置、運搬、納棺師が現われたり、自宅で通夜までの間遺体と暮らすことになった数日。
通夜、葬儀・・四十九日頃まで、ものすごい数の人々が一人の葬送のために足を運んだり、様々な作業、供養、その他数え切れないことをするのでした。

そのときの私には、葬送に関わる仕事をしている人達がとても気になりました。

亡くなった直後に現われ、静かに、そして淡々と今後の話をする葬儀社の担当の方。
あの冷静さと、家族への心配りは私のような“並みの人間”には到底できないものでした。
「この人にも家族があり、日々の暮らしがあるのだろうけど、この仕事と家庭での生活の区分けというか、心の切り替えなどはどうしているのだろう?」などと咄嗟に思ったりもしました。

この本に登場する葬儀社社員、納棺師、エンバーマー(日本ではまだあまりポピュラーではないが、血管から特殊な薬液を投入するなどして生前の本人そのままのような復元的なことをする技術者)、火葬場職員など、それぞれの人にそれぞれの思いがあり、亡くなった人、その遺族に対する心配り、そして自らの仕事への誇りを非常に強く感じました。

様々な葬送に関する仕事をする人の葬儀の際の遺族とのエピソードには何度も何度も泣いてしまいました。人の死と、その家族などに向き合うことは、人とはなんだろうという人生のテーマに等しいことなのだと、あらためて感じました。

この本に登場する葬送の仕事に就いている人たちの多くが、若い頃身近な人の死に接して、その別れ方に“悔いが残る”ようなことがあり、それを自分の手で亡くなった人にとってもその家族にとっても良いものにしてあげたい、そんな職業に就きたい、そんな職業はないのか?!とその仕事に就いています。

また、逆に仕方なくその仕事に就いたのだが、でも今ではその仕事を誇りに日々生きている人にもふれていて、いい本を手にすることができたと、感謝するような気持ちになりました。

「人の死」は、「人の生」の確認でもあり、まだまだじっくりと考えたいことだと思いました。


【Now Playing】 チェリー / 星羅 ( JPop )

2018/05/20

本は紙で読みたいし、街に見つけに出掛けたい

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このブログでは自分が読んだ本は、ほとんど感想を書き、紹介しています。
だいたい年間70~80冊は読んでいると思う。

で、それだけの本の紹介を載せていると、いろいろと言ってくる人もいます。
ずいぶんと本を読んでいるのに、ブログを見ていると、古本屋やブックオフ、町の書店などに立ち寄っているようだが、“ムダ”なんじゃないの?!
アマゾンがあるじゃないのっ!・・って。

私だって、長いこと探している本で、アマゾンで見つけることができたら買っていますよ。
でもね、本屋などに出掛けていって“出会う”本が大事なんだよ、わかるかね。

神田などの古書店で見つけるものには、まったく新たな世界の発見があったり、こんな本が過去に出ていたのか、と驚くこともあります。
人生のうちでこういう出会いを“ふい”にすることは、私の考えだけど、まことにもって“もったいない”!!

それに、地方の「町の本屋さん」に行くと、その店ならではの“品揃え”に唸ることがあります。
去年、鎌倉に行ったときに、駅前の本屋さんに寄ってみたが、「う~ん、すごいっ」って、立ちすくんだことを思い出します。
普通の町の本屋さんで、私が今まで見たこともない、読みたい本のオン・ステージだった。
所持金のこともあって数冊しか買えなかったが、うれしさが止らなかった。

それから、わざわざ本を手に入れて読んでいるけど、「電子書籍」ってのがあるでしょ!こっちの方が断然持ち運びに便利、いつでも読めるし、便利だよ!って言われることも多々あります。

それもちがうんだよなぁ(*^。^*)

私だって iPad に何冊かの本を入れていますよ。いますが、まあそれを使って読むことは・・ほとんど無いね。旅に出るときくらいか。

紙の本をめくるってことは「経験」なんだよね。
「ああ、あと少しで終わっちゃう」なんて思うこともあるけど、それは紙ならではの感覚です。
そして手にとってその重みや、頁を繰るときの感触、装丁の素晴らしさを感じる時、手に持ったまま自分の椅子にゆったりと座って外の風を感じながら読み、そして居眠りをする・・そんなことも“紙”ならではのことです。

きょうのお昼、NHKのFM放送で、書店で本を売ることについてのトーク番組(再放送だった)を聞きながらそんなことを思ったのです。

出演していた中江有里さんも、私と同様なことをおっしゃっていた。
だから、本はほとんど“紙”で読むし、街に出て本と出会うことはやめられないのですよね・・そういうことなんです(*^_^*)わかってね、“デジタルっぽい人”たち。


【Now Playing】 名物カツオの刺身 / 太田和彦 ( YouTube )

2018/05/19

きょうは完全休養にした

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きょうは、本当はかかりつけの漢方のお医者さんに定期的に行く日だったのですが、延期して来週に延ばし、一日ゆっくりと休むことにしました。


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朝食をとってからふらりと床屋へ。
床屋の兄ちゃんは妻と同年代ですが、クルマやネットの話、その他日々の出来事などでなぜか話が合います(゚ー゚*)。oO
よく話をしてきました。


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そのあとは帰り道、ちょっと古本をチラチラと見るだけで帰宅。

妻と長女は体のメンテナンスで特殊な治療をしているところに出掛け、そのまま妻の実家へ。

長男も出掛けました。


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私はひとり昼食を家でとり、そのあとは肌寒いくらいの風が吹き渡る庭をながめつつ、小さなスピーカーで様々なジャンルの音楽をシャッフルして居眠りしつつゆっくりと過しました。
写真はその庭です。


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ときどき今読み途中の本のページをめくって、感動する話にほろっと涙を流してしまいました。


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先週も仕事の関係である人のために必死に、その人のためを思い、あちこちにお話をして説得したり、納得してもらったり、その人の今後によかれと全力で動きました。
でも・・当のご本人には理解されていないみたい・・。ひょっとして少し恨まれているような様子もうかがわれ、心の中はとても苦しい。
だから、心身ともに疲れて、きょうの医者に行くこともやめてしまいました。

できるだけ何もせずに平静を保とうと思ったのです。
少しだけ、回復したかもしれません。

明日は、また起きてみてどうするか決めようと思います。
というわけで、おやすみなさい。
皆さんの明日もいい日でありますように。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 早見優他 ( NHK-AMラジオ )

2018/05/17

先生はいつまでも先生

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このブログに度々登場する私の中学時代の担任で美術の先生。
実際に中学時代にはそんなに仲良くしていたわけではありませんでした。
中学を卒業して翌年、先生宅に友だちと泊まりがけで出掛けて、銚子電鉄に乗ったり、焼き物を体験させてもらってからは30代後半まで音信不通でした。

30代後半になったある日、中学時代に先生からもらった暑中見舞や、年賀状を発見!そこに描かれていた絵にあらためて「これはすごい作品なんじゃないのか?!」と驚き、先生にそれらを写真に撮って手紙で送ってみたのです。

先生も若かりし頃の自分の絵を見て「ショックを受けた」とおっしゃっていましたが、「展覧会をやっているから見に来い」と手紙をいただき、20年近くぶりの再開をしました。

先生は変わっておらず、むしろその絵画や作品に対する感覚は若々しいくらいに新鮮なものを持っていらして私を驚かせました。

ちょうどその頃ジャズにも目覚めた私に、「ジャズが好きか、それはいい」と先生も好きな音楽はジャズだと言ってくれて、その直後、驚きの展開に。

先生が匝瑳市の松山庭園美術館のアトリエで、先生の作品を展示しつつ、ジャズの生演奏を行うという企画をされ、私が行ってみると、そこには、ジャズの巨人(※偉人と言った方が適当か)「エルビン・ジョーンズ」や、デルフィーヨ・マルサリス他、ニューヨークのそうそうたるジャズ・ミュージシャンが登場し、演奏を始めたのでした。夢を見ているみたいだった。

千葉の田舎の田んぼの中の美術館で世界一流のミュージシャンが先生のために訪れ、ライブを行っている・・。

もうそれからは先生とはずっとずっとのお付き合いになり、今に至っています。

このあいだも、絵画ではなく、造形の展示を今までとは全く異なる人達とギャラリーで行い、大盛況でした。若い作家の人にもまったく対等にくったくなくコラボする先生に感服したのでした。

ギャラリーでお話していると、そこの近所に革細工をしている日本家屋があるが、ツタがからまってなかなかいいぞ、一緒に行こうと私と他の若い作家を連れ出し、そこで私が撮った写真がこのセピア色の写真です。写っているのは先生です。

とっさの判断で私はセピア・モードでこの写真を撮ったのですが、あとで先生に郵送すると、すかさず電話が!

「この写真はいいっ!」何か自分の紹介をするときなどに使わせてくれとのことで、快く応じました。どんな形で使ってくれるのか楽しみです。

私の大事な大事な担任の先生は、今でも私を担任してくれているみたいです。
ますます元気で多くの作品をつくり続けてほしいのです。

2018/05/16

太田和彦さんの「日本の居酒屋 -その県民性-」を読んだ

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『日本の居酒屋 -その県民性-/太田和彦著(朝日新書)』を読みました。
“腰巻き”には、写真のとおり「太田和彦30年の集大成 のれんをくぐればお国柄が見える。」と書かれています。

このブログで何度もご紹介している“居酒屋の第一人者”太田和彦さんが都道府県別にそのお国柄に触れつつ、その地で出会った太田さんお気に入りの居酒屋について“愛”を込めて教えてくれちゃうという、“居酒屋好き”の皆さんにはこたえられないものになっています。

冒頭の北海道から動画などでもお馴染みの“太田節”が展開されます。

内地のしがらみを嫌った意欲ある開拓者によるフロンティアの合理精神が進取独立の気風を育てた・・とあり、居酒屋はどこに行っても自由の風が吹いていると語っています。

来道者を偏見なく迎えるウェルカムな姿勢は、しばし西欧の酒場やパブで飲んでいるよう・・ともおっしゃっています。

ここで紹介されている旭川の「独酌三四郎」は、私もかねてより憧れている居酒屋です。
すらりとした美人おかみは日本三大“白割烹着美人”と持ち上げます(゚ー゚*)。oO

ここの「焼き燗」と呼ばれる、直火の燗酒は太田さんいわく、絶妙の勘所を心得ているようです。おかみが腕によりをかけてつくる「ニシン漬け」といっしょに味わいたいものです。

このように各都道府県の特徴を紹介してもらいつつ、南下して沖縄にたどりつくこの本、まさに居酒屋界の名著と呼ぶにふさわしい内容となっていました。

横須賀の「銀次」や、大阪阿倍野の「明治屋」、和歌山の「千里十里」、松江の「やまいち」、倉敷「鬼の厨しんすけ」、高知の「葉牡丹」、大分の「こつこつ庵」、鹿児島の「菜菜かまど」など、ぜひ一度は寄ってみたい居酒屋の数々は、枚挙に暇がありませんが、読んでいるだけで、その場で各地の名酒と共においしい肴を味わっているような気になりましたよ。

これは、呑兵衛にとって『居酒屋・バイブル』的存在になる本でした。
あなたも呑兵衛なら、ぜひ手に取って読んでみて!d(^_^o)


【Now Playing】 While My Guitar Gently Weeps / George Harrison ( Rock )

2018/05/15

今年は例年と気候やその他がちがうみたい

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写真は インスタにアップしている写真以外で最近撮った庭の草花です。
今年は既にゴールデンウィークに一度大掛かりな草刈りを行ったのですが、例年だともう二週間もすると“草ぼうぼう”になってしまうのですが、今のところ“ぽわぽわ”と背丈も低く生えているだけです。


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生えている雑草の種類も異なっていて、去年はあまり見なかったものが多い。
何かが今年はちがうのか。


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体に感じる風というか、空気も去年まで感じていたものとはちがうんだよなぁ、明らかに。


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でも、ご覧のとおり、花はどんどん咲いていきます。
毎朝、出がけにこの草花たちに挨拶しながら出掛けます。


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そういえば、葉っぱや茎の緑の色がちょっといつもとちがうみたいな気もします。
ちょっと濃いというか、“深い”んですよね。


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そんなことに気付くようになったのも、ここ最近です。
やはり少し自分も年輪を重ねて落ち着いてきたのでしょうか…σ(^_^;)
・・いや、ただの“おっちょこちょい”だね、やっぱり!

つまらない戯れ言申し訳ございませんでした。
また明日も元気にやっていこうじゃありませんか、皆さんd(^_^o)


【Now Playing】 Call Me Back Again / Paul McCartney & Wings ( Rock )

2018/05/14

映画「大英博物館プレゼンツ 北斎」を見た

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映画『大英博物館プレゼンツ 北斎(British Museum presents: Hokusai)/2017年 イギリス 監督:パトリシア・ウィートレイ 提供:大英博物館 ナレーション:アンディ・サーキス 出演:デイヴィッド・ホックニー、ティム・クラーク他』を見てきました。

この映画は、世界的に著名な「葛飾北斎(1760-1849)」をイギリスで初めて取り上げた展覧会について、それを映画で見ることができるドキュメンタリーとしてまとめられた作品です。

特にイギリス人芸術家・デイヴィッド・ホックニー、北斎研究者・ロジャー・キース、大英博物館「北斎」キュレーター・ティム・クラーク三人を中心にして北斎を“愛をもって”掘り下げていく内容は、日本人にも知らないことが多く、夢中になって見てしまいました。

また、それぞれにテーマを持った展示コーナーごとに様々な側面を見せてくれる北斎の作品に光をあて、情熱を燃やして、影響を受けてきた学者たちやアーティストたちが協力して解説を飛び越えて、北斎への思いの丈を語るシーンは圧巻です。

美術史学者のアンドリュー・グラハム・ディクソン、陶芸の現代作家グレイソン・ペリーらアーティストたちを迎えた上記のシーンは、この映画を見ている人にとって、まさに解説付きの美術館探訪というしつらえです。

北斎は、歳を経れば経るほど良い作品が描けると語っていて、「110歳まで生きることができれば、その作品の線一本、点のひとつまでに生命を宿らせることができる」と晩年、最後の最後まで信じていたようです。

最晩年の遺作と言える作品は真っ白な富士に上空に雲かと思うと龍が天に昇っていく様子を描いた掛け軸で、それも紹介されていましたが、北斎研究者・ロジャー・キースは、「90歳で亡くなる直前にそれは達成されていた」と声を上げ涙を流しました。
・・私も泣いてしまった。

晩年の娘と暮らしながら描いていた時期の作品は初めて見るものでしたが、たしかにそれまでの傑作と呼ばれるものからも、その世界は脱していて、すごいとしか言いようのないものでした。

また、自然と人と、それらが一体となって営まれるこの世界の様子を描く富嶽三十六景など誰もが知っている作品についても、とことん、素晴らしい解説付きで堪能できました。
単なる美術展の紹介作品的な映画ではなく、この映画自体が北斎への限りない憧憬に満ちあふれています。

北斎への理解が今までよりもずっと深まった、良い作品でした。


【Now Playing】 I'll Remember April / Sonny Clark ( Jazz )

2018/05/13

連休以降の体調と気分

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4月の末に風邪をひき、その後の飲み会では、ほとんど酒も飲めないような体調に。

それから、5月頭の連休前半に大掛かりな草刈をしたのですが、それ以降さらに体調をくずしてしまい、毎日が不調とのたたかいです。


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仕事の関係でも交渉事があり、またそれも相手方と考え方が根本的に異なっていて、仕事最優先にものごとを考えるのか、人の人生を優先してものごとを考えるのか・・難しくて考え込んでしまいました。


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自分のことしか考えずに生きている人も見かけるのですが、本人には悪気はなく、でも、そういうのを見ていても気分がふさぎます。


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そんな中、前回のこのブログにも書きましたが、中学時代の担任の美術の先生の展覧会を見に行き、先生が作品の中心としている絵画ではなく、「造形」であらたな人と出会い、コラボして企画展をし、生き生きとしている姿に励まされました。

「こうして生きているだけでありがたいことだ。感謝しなくちゃならん。」とギャラリーでお客さんと語っている先生・・。
その境地に自分がたどり着くことがあるのだろうか、と思いつつ聞いていました。


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本日は庭の草花をながめつつ、完全休息日にしました。
エネルギー充填しています。


【Now Playing】 浜さんちのリビングルーム / 浜美枝、和田博幸(樹木医) ( 文化放送 )

2018/05/12

『造形あそび4人展』に行ってきた

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JR西千葉駅近く、汐見丘町16-13タリアセン汐見1Fにある街角ギャラリー どち に表題の造形展を見に行って来ました。
例によって私の中学時代の担任の美術の先生もその4人のひとりに入っていますd(^_^o)
先生、どんどん新しい出会いを見つけていて、今回の方々とは初めての企画です。しかも造形のみっ!


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行ってみて、ほんとうに自由な感じ!ヽ(=´▽`=)ノ

思いのまま、自分の想像の中にある“物”が、廃材で作られていたり、もう見ているだけで自分の脳みその中がすごい勢いでクリーニングされているような感覚になりました。

よけいな考え、小賢しい考え、見栄、虚栄、そんなものがどんどん洗い流されていくようです。


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四匹のペンギンちゃんは、海で漁船が使う「浮き」が使われていた。でもこうして独特の彩色と可愛い帽子が乗れば、あらまなんか愛おしいレトロっぽいペンギンちゃん!!

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作者と来客の会話もめっちゃ近くて楽しく、私も初めての方ばかりでしたが、どんどん会話がはずみました。
それに私が興味を持ったところをすぐに言い当て、「わかってくれてうれしい」などと感激されちゃって、こちらが恐縮してしまいました。


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途中ギャラリーを飛び出して、近くの古い建物にツタがからまっているところを見に行き、写真を作者と撮ったりと、“興味”が外に飛び出していって、素晴らしい時間になりました。

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明日、13日・日曜日が最終日。本日土曜日も大盛況でしたが、ぜひ行ってみていただきたい(゚ー゚*)。oO
作品だけでなく、楽しい出会いもありそうですよ。

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