2012/05/27

『近松・恋の道行』・・感動の中で【1/2】

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外苑前の日本青年館まで足を運び、『近松・恋の道行(宝塚歌劇・花組東京特別公演)』を観て参りました。

主演は花組・三番手男役の愛音羽麗(あいね・はれい)さんと、娘役で宙組への「主演娘役」としての組替えが決定している実咲凛音(みさき・りおん)さんです。

脚本・演出は植田景子先生。宝塚で初めての女性脚本・演出家です。
女性の脚本家を募集してもいないのに応募して相手にされず、何年もかかって歌劇団に入団した「あきらめない」人です。

私が見た植田先生の舞台やDVDでは、「あきらめない」「夢に向かって突き進む」が今までのテーマでした。
その後の星組・安蘭けいさんのサヨナラ公演では「どんな逆境でも淡々と自身の信じるところを歩む」ことの尊さがテーマに。より、人の生き方に深く突っ込んでいった感がありました。

宙組・大空さんの「クラシコ・イタリアーノ」の脚本では、「人それぞれ、さまざまな生き方こそが人として美しい」・・というテーマになっていて、植田先生は今の世の中にとっても、私にとっても興味深いテーマを次々と提示して、いつも心の奥底にぐっと迫ってくるのです。

先生の書かれた著書「 Can You Dream ? 」を職場の女性、お酒の女神と心配性の天使と回し読みしながら三人で号泣読みし、その後すぐに感想文を便箋にしたため先生にお送りしたことがあります。
読んですぐにです。
そうしたら、先生からクリスマスに素敵なカードをいただきました。
先生の姿はテレビや雑誌などでもお見かけしていますが、ますます大好きになりました。

・・と、植田先生のエピソードが長くなってしまいました。
それほど先生が描かれる作品はテーマが重要なのです。

そして今回は「近松」です。

今回の先生のテーマは、人間の、・・男女の、根源的なテーマ、『愛』そのものです。
人間の「性(さが)」を深く捉えた力作です。
昨今の草食男子がはびこり、メールでおつき合いの申込みも、“相手を振る” こともでき、ウエットで深い付き合いなど皆無&絶無となった世の中に、あえて「愛する人のためなら“死”を選ぶ」という心中ものです。

すべてを投げ打ってでも成就する『愛』が、どんなものか、近松の浄瑠璃をモチーフに見せてくれる・・・そんな感じなのです。
「ついに、矛先はここに来たのか」と、私も本気になって見ました。

近松の「生玉心中」「曾根崎心中」が巷で評判になっていた頃の、江戸時代の大阪が舞台です。
天下太平の世でありながら、元禄バブルがはじけ、長引く不況の中、なんとなく先行きの見えない不安感のある時代、封建制度や家長制度に縛られて思いのままに生きることができなかった時代には恋に殉じて、いくところまでいってしまう男女の姿が、何かある種の感慨を人々にもたらしたのかもしれません。

それは、今の世にも言えることなのかもしれません。
“お手軽”な「愛」がそこここに跋扈し、もう命をかけた愛なんてものが風に吹かれてどこかにいってしまった今こそ「愛」について「男女」についてテーマにしてみるのは、この時代には逆にとても“深い”ことなのかもしれません。

心中ものの二人の人形が主演ふたりのうしろで、操り人形を模した踊りとして象徴的に繰り広げられ、ストーリーは近松の心中ものそのままに植田先生が練りに練った形で展開します。

目が離せませんでした。踊りも、衣装も、舞台装置も、歌も、芝居も、何もかもがこの現代に心中もの浄瑠璃の如く進行していくのです。隙がない、無駄な演出がまったくない話でした。素晴らしいです。

今回の演目の前置き的、解説的な部分が長くなってしまいましたので、愛音さん中心の花組生の方たちの話題は次回で・・・。興味のある方はご覧くださいね。


【NowPlaying】 算段の平兵衛 / 桂文珍 ( 落語 )

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2012/05/25

「水曜の朝、午前三時」・・印象の強い本だった

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たまたまブックオフで立ち読みして見つけた本。
『水曜の朝、午前三時/蓮見圭一著(新潮文庫)』
250円でした。

ちょっと立ち読みしただけで、もうこの話から抜けられなくなってしまい、購入したものです。

いきなり、主人公・・?・・にあたる女性が亡くなっているところから始まり、その女性(45歳で亡くなる)が病床で吹き込んだ四巻のテープ、それを起こしたものがこの話だ、という形で始まる。

翻訳家でちょっと知れた詩人の本人。
危篤に陥る二週間前に、ニューヨークに留学していた一人娘のもとにテープが郵送され、その内容がこの話の中心となり、亡くなった女性の生まれてからやがて許嫁があらわれ、それに逆らうように大阪万博のコンパニオンとして働き、そこで激しい恋に落ち、激流のような恋人との人間関係、許嫁との約束破棄、両親との確執、葛藤、平凡な結婚に無理矢理突き進むも、自分の人生を自分で納得せぬまま・・ガンになり・・死を間近に人生を振り返る・・というもので・・・もう波乱のストーリーに引きずり込まれっ放しでした。

読んでいるこちらはハラハラしたり、なぜそんな向こう見ずなことをするのか、いや誰もがこんな経験をしていて、夫婦とは互いに秘密を持ったりしているものだ、これは波瀾万丈に見えて、誰にでもあるストーリーなのかも知れない・・などと思いつつ読んだのでした。

振り返る時代は70年代初頭の大阪万博の頃。

文中に登場する音楽は、当時のロックミュージックが随所に効果的に鳴っていて、たぶん当時を知らない人が読んでもなぜか“懐かしさ”を感じるかもしれません。
そんな不思議なノスタルジーさえも感じさせる空気が漂っています。

非常に“力”のある小説でした。
ちょっと本屋でめくっただけなのに、本から離れることができなくなるくらいだったのですから、実際に読んでいくと心の中に静かだが、強い風が吹きました。

奥付を見ると版を重ねているようですし、人気作品なんですね。
納得の力作でした。
心に残るものは、何年に一度かの強いものでした。


【NowPlaying】 Till There Was You / The Beatles ( Rock )

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2012/05/23

天の邪鬼なので・・・d( ̄  ̄)東京タワー

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テレビでもラジオでも、とにかくみんながみんな「東京スカイツリー」「東京ソラマチ」って騒いでいるので、あえて東京タワーの写真を載せました。
これは、東京で仕事をしているときに同業他社との懇親会の帰りに撮ったものです。

あんまり「スカイツリー」の話題ばかりなので、東京タワーが可哀想になりました(*´`*)

東京タワーは今でも美しく、そして“凛”としています。

忘れてはなりません。

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実際に東京タワーを東京で見ると、近くで見ても、遠景で見ても、昼に見ても、夕に見ても、夜に見ても、「とても美しいたたずまい」です。

その姿には今でも感動をおぼえます。

どうかひとつ、東京タワーのことも時々は思い出してやってください。

スカイツリーに昇るには、どうせまだまだ予約制が続くのです。
今のうちに東京タワーを訪ねてみるのもいいかもしれませんよ(*^^*)


【NowPlaying】 ラジオ深夜便 / 宮川泰夫他 ( NHK-AMラジオ )


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2012/05/21

とりあえずビール(続・酒と酒場の耳学問)を読んだ

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ちらちらとめくりながら『とりあえずビール(続・酒と酒場の耳学問)/端田晶著(講談社文庫)』を読みました。

サッポロビールの広報IR室の方の著書ですが、とにかくご本人はもちろん“お酒好き”で、お酒にまつわる楽しい話や、エピソードを紹介してくれる心地よい本でした。

発泡酒なんて近年の産物かと思っていたら、第2次大戦中の兵士の戦意昂揚のために「代用ビール」として既に開発されたものだった・・などと新たに知ったこともありました。

ビール券の話から、江戸中期には“酒切手”などというものがあって、それを酒と交換できたというのも驚きました。
文中にも書いてあるのですが、落語好きの著者が「文七元結(ぶんしちもっとい)」という演し物に酒切手が登場するとしています。
そう言えば、大店の旦那が礼を尽くすため主人公の家を訪ねるときにたしかに「酒切手」を用意するくだりがあったと思います。
酒の歴史も様々な角度から考察すると楽しいものだということがわかりました'(*゚▽゚*)'

ビールの泡も空気との接触でビールが酸化してしまい、美味しさが損なわれるのを防ぐ『蓋』の役割を果たしているのだと書かれていました。
泡が無いと、ホップの香りや炭酸ガスも飛んでしまうとのこと。

たしかにほどよく泡の立ったビールは“ウマイ”ですよねd(^_^o)

ときどき、ビールを注いでいると、「人がコップを傾けて泡が立たないようにしてるのに泡を立てるな」と叱られることがあるのですが、・・せっかく美味しくしようとしてるのに・・と思うこともあります。

缶から直接ビールを飲んでも「なんだか全然ビールの味がしない」と思います。
まさに泡が立っていないからなんでしょうね。

そんなこんなのお酒の話、誰が日本で一番最初にワインを飲んだか、ビールを飲んだか、などの楽しい想像なども書かれていて、ちょっとひまつぶしに読むにはもってこいの本でした。


【NowPlaying】 wktkラジオ学園 / 松井咲子他 ( NHK-AMラジオ )

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2012/05/20

椎名誠さんの「時にはうどんのように」

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『時にはうどんのように/椎名誠著(文春文庫)』をブックオフで105円にて購入。
1994年頃の本です。

ここでは、椎名さんは携帯電話は持ちたくない、テレビは見ない、必要あるものは録画してあとで見る、カセットで演歌全集を買ってクルマで聞いている、など椎名さんらしいエピソードが書かれています。カセットなんて時代がしのばれますが、私もまだカセットは自宅で使うことがあります。
音を聞いているとなんだか安心するのです。ノイズがあったり、回転ムラを感じると逆にほっとするのは人として自然なことなのかもしれません。

時代はどんどん変わり、スマートフォンだなんだとさらに時代のアイテムが増えて、椎名さんはじめ私もそうですが、面倒な世の中になったものです。

名古屋で「味噌煮込みうどん」を食べ、“うどんをおかずにゴハンを食べる”名古屋式に「これは“あり”だ」と興奮し、小倉トーストは本音“むき出し”で良い、天むすはじっさいにうまいぞ、誰も文句を言わないのだからそれでいいのだ!(^^;)と、椎名節全開です。

味噌煮込みうどんに“行者ニンニクのかしわ肉つつみ”が入ってたいそうよろこび(^_^;)、つまみサービスに行者ニンニクと味噌の組み合わせが良いとよろこび、生ビールを頼む・・そのうれしそうな姿が目に浮かんで思わずニヤッとしてしまいました。
椎名さんが食べ物の話をしたり、野宿したりたき火したり、人との出会いに感動したり、世の中のイヤ~なことや、イヤ~なヤツに怒ったりするのを読んでその都度「そうだそうだ」「そんなヤツいるよなぁ」などと相づちを打ちながらいつもの如くにあっという間に読み終えました。

途中、千葉のことをあまりよく思っていないらしい記述があり、ちょっと残念でしたが、ある意味、千葉の人間のことや千葉のさまざまな場所をずいぶんと知っていて、がっかりすることが多いよな・・と思われているふしも感じられました。

基本的に椎名さんの“怒り方”はしごくまっとうで“好き”です。
そして、もちろん笑ったり喜んだりしている内容にも大いに共感します。

とにかく、目次を見ると、おもしろそうな項目ばかりです。
そして実際におもしろい!!(*´`*)・・で、いつも気がついたときには手元に椎名さんの本があったりするわけです。


【NowPlaying】 Old Brown Shoe / The Beatles ( Rock )


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アビーロードのジャケ写真、別バージョンがオークションに

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新聞の記事に、ビートルズが最後に作ったアルバム(最後の発売はレット・イット・ビー)、アビーロードのあの有名な横断歩道を歩くビートルズ写真がロンドンで競売にかけられると載っていました。

このフォトセッションでは6枚の写真が残されていて・・・(マニアならいろいろなところで見ていると思うが)・・、そのうち、アルバムジャケットとは反対方向に歩いていて、ポールが裸足ではなく、サンダルを履いているバージョンが売りに出されるとのこと。

当時はアルバムタイトルがまだ暫定的に「エヴェレスト」で、このジャケットが世界で最も有名なジャケットになるとは誰も思っていなかったでしょう。

ジャケット写真に写っているフォルクスワーゲンのナンバーが IF28 で、ポール死亡説が流れる中、ポールが生きていたら28歳だという意味だ、とか、白いスーツのジョンが牧師で、黒のスーツのリンゴは葬儀屋、ジョージのラフなコスチュームは墓堀人、ポールは死亡しているから裸足、しかも左利きのポールが右手で煙草を持っている、これは“替え玉”だ!・・・などとまことしやかな噂が飛び交ったエピソードがあります。

ビートルズ一流のジョークに世界中が“のっかって”くれたわけですd(^_^o)


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このアルバムジャケットにはいろいろなエピソードがまだまだありますが、私の持っているアナログレコード・日本盤のジャケットの裏側の曲目の欄は、二曲目がマックスウェルズ・シルバーハンマーに、三曲目がサムシングになっていて、曲順が間違って印刷されています。
天下のビートルズ日本盤がこんなことでいいのか、と思いますが、マニアにとっては、うれしい“ミスプリ”です'(*゚▽゚*)'

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この横断歩道を使ったさまざまなアーティストのパロディ・ジャケット、世界中でいったいどれくらいあるか数えきれないと思いますが、私が持っている参考文献にもたくさん紹介されています。
その一部をちょっと写真でご紹介しつつさらなるエピソードを。

アビーロードは、なぜか世界では1987年に一斉にCD化されたのに、日本では1983年にフライングでアナログ用のマスターテープを用いて(実は日本だけに送られてきたプロ用アナログ盤アビーロード用の高音質だったらしい)発売され、その後あわてて回収されています。
もし、それを持っている人がいたら・・・たいへんな「お宝」です。
・・あのとき、店で何度も見かけたのに・・買わなかった(T_T)・・買っときゃよかった・・・。

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さらにエピソードをもうひとつ、アビーロードはオープンリールテープでも当時発売されていて・・・実は私の中学時代の担任の先生が所有していて、当時先生のご自宅で聞かせていただいたことがあります。
しかも、世界でただ一つのモノラルのアビーロードなのです。
2009年にリマスター化された時、有線放送がビートルズ特集をやっていて、そのオリジナルテープを放送にかけていました。録音したのですが、たいへん貴重な音源です。

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アビーロードって、ちょっとあげただけでもこんなにエピソードがあります。
ビートルズが最後に四人の力を結集して作った渾身の力作は、あまりにも素晴らしくて、最後の最後なのに彼らの最高傑作となりました。

ただ、花火が消える間際に一瞬眩いばかりの閃光を放ちますが、まさにそんな感じ。
パーッと、光り輝いて、そしてファンの前から去って行ったのです。


【NowPlaying】 Blue Moon / Lou Donaldson With Three Sounds ( Jazz )

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2012/05/19

凸凹デイズを読みました

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『凸凹デイズ/山本幸久著(文春文庫)』を読みました。

たった三人のデザイン事務所「凹組(ぼこぐみ)」で働く主人公とそれを取り巻く仕事仲間の現実的だけど、ストーリー展開そのものはちょっとデフォルメされた非現実的な面白さも加わった作品です。

以前同じ著者の「カイシャデイズ」という作品をこのブログでご紹介したことがありました。
そちらでは、人が仕事をしている日常の姿が淡々と、しかし面白く描かれていて、とても面白い作品でした。

こちらの「凸凹デイズ」では、登場人物がちょっと“ぶっ飛んだ”人ばかりで、コミックでも見ているかのようなシーンが続きます。
読者である私は勝手に、登場人物を頭の中で想像して、その突飛なキャラクター達を頭の中で“妄想込み”で動かしながら読んだのでした。

読んでいると、なぜ人は人とつながりたがるのか・・とか、仕事とはある意味人とつながりたいという気持ちが支えているのではないか・・などという思いがわいてきました。

若い人達が主役のこの本は、私にとっては遠い昔のことのようですが、でも上記のような気持ちは今でも残っているように思います。

この本には、特に若い人が今の自分の位置を感じることができるような、そんなことが書かれていたように思います。
逆に、私にとっては、今の自分は何をやっているのかと、・・しみじみ感じてしまうものでした。

この作者の独特な世界観と、書きっぷりは新鮮です。
ちょっと不思議な、仕事と日常の中にいる人々を描いた作品でした。


【NowPlaying】 永六輔その新世界 / 松島トモ子他 ( TBSラジオ )

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2012/05/13

久しぶりにやってきた

写真が撮れないのが残念ですが、先日朝に「コココココォォォォン」という木を叩くような音が、何度も繰り返し聞こえました。

数年振りに我が家の庭の木に「キツツキ」がやってきたのです。

以前には、連続して何年かやってきたことがあって、木に“まん丸い”穴を開けていたのですが、まだどの木を突いているのか発見できていません。

前には“つがい”でやって来ました。今年はどうなんだろう?

その姿もまだ確認出来ていませんが、できれば撮影してアップしたいものです。
何年か前には、ちょっと遠いけれど何とかその姿を写真に収めることができたのですが。

辛抱強くチャンスを待ちます(゚ー゚*)。oO


【NowPlaying】 Ballin' / Hank Mobley ( Jazz )

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2012/05/10

たまには仲良く

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休日の午後。

こんなふうに仲良く“ひなたぼっこ”している我が家のネコたちを発見しました。
めずらしいので写真に撮りました。

ふだんは微妙な距離を保っている二匹ですが、この日はどうしたことか、仲が良い(*´▽`)


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・・で、があぁぁぁ~と寝込んでしまいました。

気持ち良さそうに超脱力です。

こんなネコ達がうらやましいです。

どんな夢見てるんだろ(*´`*)


【NowPlaying】 Magical Mystery Tour / The Beatles ( Rock )

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2012/05/08

「しずかの朝」を読んだ

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『しずかの朝/小澤征良著(新潮文庫)』を読みました。
これも前回と同じくブックオフで250円にて購入d(^_^o)

このお話もちょっと変わっていました。

主人公「しずか」は、25歳の女性。
家庭のある恋人と別れて、勤めていた会社は倒産。

無理矢理お見合いさせられるも、まともに付き合う前に相手の男性が不慮・・謎の死を遂げる。

その見合いの相手だった男性との会話がきっかけの不思議な縁で亡命ロシア貴族の未亡人が住む横浜の洋館で暮らすことに。

主人公には、一見恵まれた結婚をして幸せそうに傍からは見える姉がいるが・・実はそうでもなさそう。

というシチュエーションで物語は展開するのですが、前半は見合いをしたり相手が亡くなってしまったりの急展開なのに、後半は、ひょんなことで住むことになった洋館での生活がゆっくりと動き出す感じなのです。

その時間がゆっくりと動いている中で、主人公は自分の生きる道をなんとなく見出していきます。
今まで「こうしなくちゃいけない、ああしなくちゃいけない」「自分はよそ様から見ればかなり異端なのか」などという考えがロシア貴族の未亡人ターニャ(日本人なので本名は、主人公となぜか同じ“しずか”)と共に暮らしていくなかで少しずつ緩和されていきます。

その感じがゆったりしていて、なんだかぬるい湯の風呂にでも入っているような読書感!

そして、明らかに幸せそうなフリをしている一見非の打ち所がない姉も洋館に呼ばれて、ターニャの話を聞き、仮面パーティーの準備を手伝っている内に明るく柔らかな人になっていく・・のです。

こんなにゆっくり進んで、あとページが残り少ないけど、どうなってしまうのか・・と思っていると、これからに期待をちょっと持てるような段階でエンディングになってしまうのです。
あっけに取られるというよりは、なんだか、ほんのりと幸せ感が漂ったまま終了するのです。

この不思議で“しずか”で、ほんのりと明かりが灯るような小説、ヒーリング効果がありそうな心地よさでした。


【NowPlaying】 Love You To / The Beatles ( Rock )

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