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わたしのいきつけ

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「しびれる短歌」を読んだ。

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『しびれる短歌/東直子、穂村弘著(ちくまプリマー新書)』という本を読みました。
短歌というと馴染はあるけど、あまり真っ正面から読んだこと、味わったことがない分野です。

で、これがイレギュラーなのか、よくある短歌なのかということもわからず、著者の東さん、穂村さんが次々とあげる短歌を詠みました。

いきなり

〇したあとの朝日はだるい 自転車に撤去予告の赤紙は揺れ

〇するときは球体関節、のわけもなく骨軋みたる今朝の通学

です。・・したあと、と、するとき、って何をするのかと思っていると、やはりあれでしょう。すげえな近年の短歌って!と思いました。

女性のわたしたちは人形じゃないぞ、生身の人間だぞ、という意識というか異議申し立てなのだと思います。

〇わたくしの料理を食べなくなってから子に魔法はかかりにくくなり

・・というのは私にもよくわかった。

〇ひさびさに真正面から妻を見る電車のなかの対面の席

・・これもわかるような気がした。あらためて客観的に見るなんてこと、こういうときしかないかも。

ちょっと笑えないというか、結局つまらないと思ったものもありました。
〇(7×7+4÷2)÷3=17
  カッコなな、かけるななたす、よんわるに、カッコとじわる、さんはじゅうなな

・・五七五七七になってるだろう!?ってことだけど、私には全然面白くなかった。

ほんの一例をあげてみましたが、若い人の短歌には共感できないものも多かったというのが私の印象でしたが、「これがわからんヤツには短歌は楽しめんぞ!」と言われてしまいそう。
著者のお二人の解説についても、一部ついていけないことろがあった(^_^;)
結局、私が歳取った、ってことだと思います。
理解できないってわけじゃないんですよ。でも、こんなこと書くヤツきらいっ!っていうのが私の正直な気持ちでした。

 

2019/10/12

台風が近づいてきて

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勢力の強い台風が近づいております。
というか、もう朝から台風が上陸しているような状況です。
本物が上陸したらどんなことになるのか・・。
ただいまラジオで情報を得ながら家でじっとしております。

懐中電灯を数本、電池も準備、携帯充電用のバッテリーも満タンに、水もポリタンクや浴槽、ペットボトルに蓄え、家の周りの飛んでしまいそうなものを片づけましたが、不安は拭いきれません。

前回、千葉を襲った台風15号のときにも轟音と物が飛ぶ音、ぶつかる音で眠れませんでした。

自身の体調も一進一退といった状況で、不安な日々を過しているところなので、ますます精神的にも肉体的にもつらいのですが、なんとか台風の影響も、身体もいい方向にいくように気持ちを強くもとうとしています。

今年は思ってもいなかった人生の中でも辛い年になろうとしていて、今まで困難にあったときのことを思い出しながら過していますが、その経験だけではなかなか乗り越えられないような感じです。

本を読んだり、人からのアドバイスなどももらって考え方、生き方を方向修正していこうと思います。
台風、早く過ぎ去ってほしい。

2019/10/11

「ハーバードの日本人論」を読んだ。

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『ハーバードの日本人論/佐藤智恵著(中公新書ラクレ)』という著者によるハーバード大教授へのインタビュー中心の本を読みました。

私達日本人が日常あたりまえだと考えていること、行動、慣習などが、ハーバード大の教授達には特にアメリカ人として、そしてやがて社会、財界をリードする人間となるであろう学生達には十分に研究するに値するものである、ということがこの本の内容です。

日本の映画を研究し、その中から日本人がロボットを“友達”だと思う感覚についての不思議を追求(日本人にとっては鉄腕アトムその他でこういう感覚は割とあたりまえ)したり、アメリカのIT関係のリーダー達がなぜ日本のアニメ映画に影響を受けることが多いのか、などなど興味深い内容です。

日本でも何年か前にブームを呼んだ「伊藤若冲」の絵について学生に教えるカリキュラムもあります。
たとえ工学系の分野に進んだとしても、芸術を理解できる人間でなければ世の中をリードする人間たりえないという考え方にも感心しました。
今の日本には、逆にそういう考えを捨てようというようなことがあるのではないかとも感じました。まずは人として大事なものを身に付けるという考え方、大事だと思いました。

古代DNA、ゲノム解析から日本人のルーツを探ろうとし、また日本人特有の人としての個性がどこから来ているのか、という研究も面白かった。
本州に住む日本人のDNAの20%は縄文人、80%は弥生人に由来し、それがいつ頃交配したのか、それによってどうなったのか、読めば読むほど科学的研究なだけに、その事実に驚かされました。

また、日本人の長寿の秘密を研究している教授は、アメリカが平均寿命を短くしている中、見習うべきところを考察しています。
そして、今の日本人はせっかくのいいところを捨て始めている傾向にあるとも・・。

政治に関しての日本人の“世襲好き”、そのことの政治への影響、近年の傾向などの考察も面白かった!

まだまだ色々とインタビューされていましたが、興味のある方はぜひ本屋さんで手に取ってみてください。
噛んで砕いてわかりやすく書かれていたので、私にも理解できる部分が多く、いい本でしたよ。

2019/10/08

先生から来たぞぉ~メビウスの手紙

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本日、帰宅して玄関前のポストをのぞくと、何やら箱が届いておりました。
郵便って、箱でも何でも切手を貼れば届くんですよね。

いつもこのブログに登場する私の中学時代の担任の美術の先生。
自作の箱の中に入っておりましたよ!
写真のテープのようなものは、私が日曜日に先生に呼ばれ、八街市のジャズ喫茶「ブルックリン」で待ち合わせ、先生と奥さま、そしてマスターへのお土産として創業明治30年の団子屋さんで買っていった団子をくるんでいた“経木”を先生は持ち帰り、切り裂いてメビウスの輪のように繋ぎ、先生が書きまくった手紙なのです。

 

 

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いやもう、読むのはたいへんだよ(*^_^*)ぐるぐるくるくる辿りながら読みました。
こんな手紙を作ってくれるのは世の中広しと言えども先生だけだ!
以前は手紙がジグソーパズルになっていて( ̄O ̄;)完成するまで読めないことがあったっけ(^_^;)
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さらに先生の“玉手箱”には、竹のボディで作られた印鑑も入っておりました。
私のフルネームで作ってあって、ほんとうにうれしかった'(*゚▽゚*)'

もうねぇ、電話してお礼を言いましたけど、「一時間みっちりやって作ったぞ!」と、先生もうれしそう(゚ー゚*)。oO

こんな人、ほかにいないでしょ(*^^*)
いい先生が中学時代に担任してくれてよかった!d(^_^o)

 

2019/10/06

市民ギャラリーで見つけた学生美術展の様子

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FacebookPage「千葉市を東京から応援するって?」で千葉市美術館の『ミュシャと日本、日本とオルリク展』のご紹介を既にいたしましたが、私の中学時代の担任で美術の先生から同美術館の市民ギャラリーでは『第48回在日朝鮮学生美術展ーウリハッキョと千葉のともだちー』が開かれていることを教わり、9階まで上がり、見てきました。

で、驚きました。

小中学生の作品なのに、テーマ性が色濃く、また主張が強く、自らが持つ疑問を前面に出していると非常に強く感じました。

 

 

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自分達が今置かれている環境、境遇、社会に対する訴えかけ、アピールのようなものがそれぞれの作品から発散されており、流して見るなんてことがまったく出来ないものばかりです。

 

 

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自分が“今”をどう感じているか。そしてそれら自らの周囲を取り巻いているものに対してどう対応していくのか。

 

 

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また、現在の世界を俯瞰し、茫然としている神のような天使のような姿が描き出されているもの。
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エアコンのない室外に出ることができなくなり、全てエアコンで制御されている中に住む人類が描かれたものまでありました。

そんなテーマだと、絶望感が伴うような気もするのですが、しかし、その中から何か強い生命力のようなものや、一筋の光が見えてくるような感覚もあります。

ここの展示室では、近隣の畑小、検見川小、花園中の生徒の作品も学校同士の友情関係からか展示されていました。
それら日本の子供達の作品も見ましたが、やや平和で幼い感じもしてしまいました。
作品へ取り組む際の方向性が異なっているのかもしれません。

 

 

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絵画だけでなく、オブジェや写真、書、映像など、多彩な作品群に最後までドキドキして見入ってしまいました。

国や、年齢などに関係なく、偏見を持たずに見なければと先生から電話がありました。
先生は乞われて子供達と一緒に別室でオブジェ作品を作っていたとのこと。それは見ることができませんでしたが、パワーとエネルギーと探求心を感じる展示でした。

 

 

 

2019/10/05

映画「ハミングバード・プロジェクト」を見た。

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映画『ハミングバード・プロジェクト(The Hummingbird Project)/2018年 カナダ・ベルギー合作 監督・脚本:キム・グエン 出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アレクサンダー・スカルスガルド、サルマ・ハエック、マイケル・マンド』を見てきました。

株取引で年間500億円以上の儲けを確実にする方法・・株の取引はミリ秒単位の差で莫大な損得が発生するので、金融の中心地シカゴの取引が発進されるカンザス州のデータセンターとNY証券取引所を直線の光ファイバーネットワークで結んで利益を得ようとする物語。

0.001秒速い回線の実現のため、直線距離1,600キロの光ケーブルを敷設するプロジェクトのお話。崖もぶち抜き、川を渡り、所有者との人と人の駆け引きもあり、常にスリリング。

本当にどこまでもどこまでも“真っ直ぐ”に掘り進むのでした。

 

 

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一万件以上の土地買収、大企業との規格競争、妨害工作の果てにFBIまで登場し、困難につぐ困難が主人公とその相棒の技術者、そして工事を請け負った男に襲い掛かり、常にギリギリの男の勝負が続くのでした。

さらに、計画をぐいぐい進める中で主人公に病魔が忍び寄る。

私も最近、命の危機に直面したので、そんなときに自分だったらどう生きて行くのか、ということまで考えさせられました。

このプロジェクトは実話だったということで、ますます驚きましたし、胸に迫るものがありました。

ラスト近辺では、急激な展開があり、主人公の心情が大きく変化していく様子が、ただのビジネスへの情熱が推し進めるプロジェクト物語には終わらない、期待以上の深いところまでいく物語でした。

手に汗握っているうちに、あっという間に終わりました。
でも、心に残るものは複雑で深いものがありました。
衝撃の実話でした。

2019/10/04

「ごはんぐるり」西加奈子著を読んだ。

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『ごはんぐるり/西加奈子著(文春文庫)』を読みました。

[幸せな食オンチがつづる美味しくて楽しい“ごはん”エッセイ]ということになっておりました(*^_^*)

私が可笑しかったのは、西さんが友人達とクルマで旅に出て、現地の美味しいものを楽しみにしているのに、途中のパーキングエリアでアメリカンドッグなんかがとても美味しそうに見えて食べてしまう。
そして、車中でもポテチやスナック菓子をいっぱい持ち込みお腹いっぱいになるまで食べてしまう( ̄O ̄;)

で、せっかく皆で食べた美味しい蕎麦をほとんど食べられなかったりする・・。
こういう人はいる!なんたが一人で盛り上がって目的地にたどりつく前にガンガン食べちゃうのだ。
こういう人に怒りまくる人はいると思うが、私はなんだか微笑ましいと思う(^_^;)

「初デートでの正解」って話題もおもしろかった!(゚ー゚*)。oO

豪華フランス料理でもなく、味にうるさい店でもなく、お好み焼き屋や、焼き鳥屋で、味が濃くてちょっとだけガサツで、ビールがぐびぐび飲める店・・が正解、なんて言っています。
たしかにそれは言えると思うd(^_^o)

だがここでまたちょっと“ひねる”西さん。

正解過ぎるのもどうか、と。

例えば合コンで、女性陣に「好みのタイプは誰?」と聞かれ「aiko」と言う男性をどう思うか?と、問うています(^^;)

aiko は、たしかに素敵、可愛いし、才能もある、でも好きなタイプを聞かれて「aiko」って答える男はどうなんだ?!と言っています。
つまり“正解過ぎる”と言っているのです。

「ほんまに? ほんまにほんま? それって正解すぎひん?」と。

これはわかるなぁ(*^^*)

男の“変態なあなた”、“いびつなあなた”を見たいのだ。とおっしゃっています。
こんなこと書けるだけでも、“あなどれない”人であります。

文体も軽快で、読みやすい。
ちょっと読んでみなはれ!!

2019/10/02

買わなきゃタダだ!

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昨日から消費税が10%に上がりました。
昨日の夜のテレビ番組を見ていて呆れた。

主にお笑いタレントなどを集めて、キャッシュレス決済やポイント還元できるカードなどの紹介をして、ポイントが付いた付いたと大喜び、大騒ぎしている様子が映し出されていた。
これを見て私もやってみようなんて思うヤツがいるからこういう番組を作っているのか、それとも脳天気な視聴者をうまいこと騙せと、スポンサーがそそのかしているのか、政府側の方から圧力が掛かっているのか。

消費税上げなきゃこんな馬鹿騒ぎをしなくてもよいのだ。
また、この新しい税制に苦しむ側の人達も苦労しなくてよかったのだ。

テレビ局は作る番組が違うだろう、もっとこの税制について突っ込んだ番組を作ろうという気概はないのかね。

基本的に消費税を上げられて喜んでいる人達は、何をそんなに喜んでいるのだろう。
お金持ち以外は喜んでいる場合ではないと思う。

私が昨日見たテレビ番組は新税制の“提灯持ち”のような内容のひどいものだった。
あれをひどいと感じない感性の持ち主だから選挙のときに税を上げるぞと言っているのに、そこに投票する。
戦争が出来るような環境に憲法を変えますよ、と言っているそいつに投票しているのでしょう。
後々大変なことになるよ。

日本は世界のキャッシュレス社会に対して遅れてしまいますよ・・・それがどうしたっ!
自らの懐から支払いする感覚を無くなさせて、ますます何も考えない人間が増えてしまうんじゃないの。

ようするに消費税10%対策にはこれだ!『買わなきゃタダだ!』

・・そんなこと考えてたら経済は落ち込んでしまいます、というアナタ、その心配は今回10%に消費税増税をした輩が考えることです。低所得者に不利な、こんなものやるからには責任は上げたヤツが取ればいい!

以上です。

2019/09/30

「不明解日本語辞典」を読んだ。

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『不明解日本語辞典/髙橋秀実著(新潮文庫)』という本に手をつけました。
ブックオフにて購入したのですが、手をつけてはみたものの・・という感じになってしまいました。

見出しの32語を見ただけでおもしろそうと思ったのです。

例えば、

〇えー

〇っていうか

〇リスク

〇普通

〇秘密

〇つまらない

などなど、どんな感じで攻めていくのか、と興味津々で本をバッグに入れて楽しみに帰ってきたのです。

でも、【いま】の項目では、「いま」とは一体、いつのことなのだろうか?

と、国語辞典を調べ、過去と未来との境になる時。ただいま。この瞬間。現代。今の時代。今日(今日)。新しいこと。また、そのもの。ごく近い過去に関して用い、互いに経験や知識で知っているものをさしていう。

・・と、考察が始まった時点でもう先を急ぐ私には興味が無くなってしまったのでした。

だいたい上記のような意味のことは既に説明いただかなくとも分かっているし、その後の展開も妙に細部にこだわり、面倒くさい。
その見出しの中盤から終盤にかけてはもうどうでもよくなってしまい、半分くらいまで読んでから投げ出してしまいました。

この著者同様な言葉へのこだわり方をする人には面白いのだろうと思いますが、どうも私には合わない本でした。
ということで、ざっと読んでお終い。
次の本にとりかかります。

2019/09/29

「天ぷらにソースをかけますか?」を読んだ。

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『天ぷらにソースをかけますか? -ニッポン食文化の境界線-/野瀬泰申著(新潮文庫)』を読みました。
どんな本か、っていうと、タイトルどおりです(^_^;)

とにかくネット上に著者が疑問に思っている食文化の境界線について投票をつのり、ついでに各地の人から様々なご意見も聞いてしまおうというものなのです。

表題の天ぷらにソース問題についてもはっきりと結果が出て、日本列島が真っ二つです。東と西に。ソースは主にウスターソースで、関西はソースかける派が圧倒です。

関東では、「ぜんざい」というと、なぜか小豆のつぶつぶのみで汁のないものを甘味処では品書きに載せたり、お汁粉でもつぶづぶが入った汁粉を“田舎汁粉”などと読んだりしているところもあり、京都の方々から言うと、「馬鹿者っ!つぶも入って汁があるものがほんとうの「ぜんざい」であり、東京の田舎者の発言、片腹痛いわ!!」と大激怒( ̄O ̄;)

また、地方によっては、メロンパンとサンライズというメロンパンのジャンルに入るパンがあることを初めて知ったり、関西では「肉」といえば“牛”のことを言い、「豚」なんて魚と一緒(^^;)などという嘲笑を浴びたり、・・ほんと面白い本でした。

冷やし中華にマヨネーズが入っているものがあるというのも、私、初めて知りました。
これも県ごとに特色があり、驚きました。
それにいわゆる「冷やし中華」が「冷麺」と呼ばれていて、韓国風な冷麺も「冷麺」と呼称したりする地域もあり、興味は尽きない。

カレーライスについてくる玉子は、「生卵」か「茹で玉子」か、はたまた間をとって「半熟玉子」なんて地域もあるd(^_^o)

ふだんはあまり意識していなかったけれど、いざ調べてみると面白いのですよね。

上記の比較内容はざっと書いてあるので、実はこの本に書いてある内容はずっと深く考察されています。
また、ネット上に自分の地域ではこうだ、と投票してきた人達の幼少期からの食の体験談も超おもしろエピソード満載でした(゚ー゚*)。oO

おもしろいから読んでみて!(*^_^*)「そんな食べ方聞いたことないぞ」とムキになる人達の本気度もすごいですよ。

«「第10回 南隆一の洋画とその仲間による写真合同展」に行って来ました。

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