今年をふりかえります
今年もあとわずかで終わります。ここで、自分なりに一年を振り返ってみようと思います。
まず、3月半ばに自分のホームページを作り、公開しました。これが一番うれしかったことでしょうか。
意外と一日に数十件のヒットがあり、驚きましたし、とてもうれしくて励みになりました。
その後人事異動があり、4月1日から新しい職場へ。希望と不安でどきどきしながら新しい職場に向かいましたっけ。
そして、そこには全く今まで経験したことのない仕事の価値観に遭遇しました。もう20年以上仕事をしてきたなかで、こんなに特殊な価値観を持った職場は初めてでした。どこまでお客さまのことを考えているのか、技術の進歩に重きを置いているのか、自分の達成感のために仕事をしているのか、後者から順に価値観があるような気がしてきてけっこう悩みました。
もうひとつ、新しい職場での人に対する価値観にも驚きました。“仕事”ができるのが一番、それが人の価値であると考えているように感じてしまいました。以前の職場では、どこでも人には人の役割があり、いわゆる“仕事のできる人”だけでは業務は成り立たないことは皆の暗黙の了解事項でした。その人ごとにやはり役割はあって、人を和ませることで存在感を発揮している人や、交渉ごとに力を発揮する人、特定の業務に長けている人など、最終的にチームとして成り立っているのが全員に理解されていました。
しかし、今の職場ではあまりそれが感じられず、特定の人たちだけでズンズン事は運ばれています。それについても考えさせられました。
そんな中で体調を悪くしたのも今年の事件でした。でも、なんとか治して、今までいろいろな職場で修羅場をくぐり抜けてきた経験を思い出して、自分を取り戻したいと思っています。
なんだか、良くないことばかりですが、今年を振り返ると、やはり初めての経験の中で自分の突き進む道を見失っていたのだと思います。今までの「やりたいとこがいっぱい」でうきうきするようなことが無かったのです。
さて、良かったことはというと、新しい職場で私を下からぐぐっと支えてくれたスタッフ達です。
I君は心根が優しくて、しかも難しいことを噛んで砕いて説明してくれ、細々してややこしいことにも文句ひとつ言わずに頑張ってくれました。
K君は、卓越した技術と知識で私の班自体を支えてくれ、おごらず、高ぶらず、しかも人間的にも見習うことがあり、私も勉強になりました。
T君は、いつもやる気満々で仕事に臨み、若さでぶつかっていく感じがとても新鮮でした。
上記三人に今年一年支えてもらったおかげで私のようなものでも何とかがんばれました。
この三人と知り合えて一緒に仕事をしたことがとても良い経験になりうれしかったことです。ほんとうに力強く感じました。
最後には、このブログを作成することもできました。型にはまることなく自由に書くことが出来て私自身新鮮でした。
来年は、体と心をもう一度立て直して、捲土重来といきたいところですが、あせらず自然体で生きて行きたいと思っています。
きっと何かいいことがある・・とそんな気がするのです、そんな気がするときは今までいいことがあったので。
これをご覧の皆さんにとっても“いいこと”がある新年でありますように。
そうお祈りして今年最後のブログ書き込みといたします。
また、来年!!
これから紅白でも見ようと思います。『マツケン・サンバ』が楽しみかな・・・。
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