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2005/01/27

人生の大先輩の話

P1270002ymamaさんのブログを見ていて1910年生まれのジェントルマンのお話に「いい生き方をされた方だな」と感動しました。
その時代の方は特に私たちの世代とは違った何かがあるのかもしれないとも思いました。
ひとくくりにはできないかもしれないけれども、芯が一本通っているというか、生き方が力強いという感じがします。

私の近くにも96歳のおばあちゃんがいます。私の父方の祖父(私が3歳の時に亡くなってしまった)の弟の奥さんにあたります。今でも元気で、私は妻と子を連れて季節の美味しい物などを持って遊びに行きます。
おばあちゃん、と言っても話し出すとシャンとして“歳”も感じさせないくらいです。
私たち家族が行くと大歓迎で、最近の自分の興味を持っていることや、毎日新聞を読んでいるので、その記事のこと(私の長女が書道で表彰されたときも、小さい記事を新聞で見つけ、電話をくれました、親も知らなかったのに)、昔の女学校時代のことなど淀みなく清流のごとく話をしてくれます。

みんなで写真を撮ろうというと、あわてて櫛を取り出して髪を直している姿は、うら若き乙女のような初々しささえ感じます。スーパーおばあちゃんとでもいいましょうか。

年賀状も自筆で楽しいものを毎年書いてくれます。
自分の孫もたくさんいるのに、うちの子が今いくつで、何学年で、何が得意かなど皆おぼえていて、子供達に話しかけて、それはそれはうれしそうです。
私の尊敬する女性の一人となっています。
だんなさん(要するに私の祖父の弟です)は、平成7年に92歳で亡くなっています。
かなり役職的にも大出世され、そのえらい人だったときは私は子供だったのでよく知らないのですが。
そのだんなさんは俳人でもあり、俳号を野中明秋といったのだそうで、それもあとから知りました。
亡くなったあと、長男(父の従兄弟)が遺品整理をしていて発見した俳句を集めて句集を作りました。
それをymamaさんのブログを読んだあと引っ張り出してみました。

そこには奥さんのことを詠んだものもありましたので紹介します。
奥さんの名は “喜久枝”さん、そして菊の句です。

『ふと寄りて 妻の名の見ゆ 菊花展』 

せっかくですから、いくつか目についたものを。
下記は仕事でヨーロッパに行ったときのものだと思います

『プラタナス 黄ばみ巴里の 夏暮るゝ』  『短夜の 雑踏やまぬ 巴里の灯』  『ローマにて 横文字入りの 花氷』

さらにちょっと昔の雰囲気があったので
『風呂の蓋 とればちちろの 声とまる』

もうちょっといきましょうか。
『枇杷の黄に 夕映え探し 桜島』  『秋灯に 松島芸者 素足にて』
『老妻の 客の長居や 花の散る』  

『新しき 任地なじまず 遠蛙』・・・なんか誰かのことみたい(^-^;)

などなど面白いのでいくつか載せてしまいました。
大先輩のお話や残してくれたもの、これはみんな宝物ですね。

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コメント

はっPさんこんばんは!
96歳のおばあちゃん、すてきですね。私もそんなおばあちゃんになりたいな、身近にそんな大先輩がいるということは、幸せですね。
ダンナ様の俳句「ふと寄りて妻の名見ゆ菊花展」そんな句を詠まれるなんて、夫婦の暖かい愛情が伝わって、ほのぼのした気分になりました。

みいさん、コメントありがとうございます。
96歳のおばあちゃは、よく「耳も遠くなって、目もだんだんよく見えなくなってきたけど、でも気持ちは全然若い頃と変わっていないんだよ」と言います。
体がいうことをきかなくなってきただけで、あたらしいことに興味をもったり、自然や世の中の動きなどに対する自分のアンテナは全然変わっていないようです。
新聞を見てアメリカ大統領選挙の行方などを話していたこともありました(゚o゚)
私も気持ちだけは、自分で年寄りにならずに、常にリフレッシュしていたいと思います。

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