女王の教室・・先生怖いっす (((( ;゚Д゚)))
天海祐希が主演しているテレビ番組「女王の教室」見てますか?
小学生が、担任の悪魔&死に神のような鬼教師(天海)に恐怖のどん底に落とされて、戦って行くという珍しい展開の“学園もの”です。
最初は、バカにして見ていたのですが、すぐに引きずり込まれました。
天海祐希への配役はまさに適役で、あまりにハマリすぎていて、この番組がある意味転機になるのではないかと思ってしまうほどです。
この番組への苦情はすごいらしく、通常の番組1シリーズ分以上の苦情が数回の放映できているようです。
気持ちはわかりますが、芝居として見るものですし、見たくなければチャンネルを変えればいいのですから、大袈裟に騒げば騒ぐほど、話題になればなるほど、制作者は“にんまり”ということだと思います。
天海さんは、宝塚音楽学校の頃に「宝塚・花の道」で見かけたことがありました。あまりに美しく、凛としてしていたのではっきり記憶していたのですが、その後はあっという間にトップまで登り詰めました。
新人として月組に配属された頃、月組に知り合いがいて、「すごい新人が入ってきた、もうトップは約束されているような感じだ」との情報をもらいました。
事実めきめきと頭角を現し、涼風真世さんがトップの頃は、すでに二番手になっていて、その華やかさとスケールの大きなダンス、聞く人を虜にするような美しい歌はたいしたものでした。まさに大器という感じでした。
でも、トップになってからも、退団してテレビや映画などに出演しても、その『大器の片鱗』は見せるものの、ほんとうに大器になったという風には見えませんでした(ファンの人すみません)。宝塚時代にも、多くの風習に従わず、ファンが徒党を組んで闊歩するような大軍団も引き連れることなく、いつ辞めてもいいんだという感じに、一人飛ばしで劇団があわててトップにしたというようなこともあったようです(割りをくったのは、実力派の久世星佳・・後輩のあとにトップになる屈辱を味わわされました)。
今回の天海の役は、そんな彼女にぴったりで、“孤高の人”というか、野球で言えばイチローのような感じが、この冷酷な役にぴたりとはまっています。
きっと、これからの彼女はまさに大器ぶりを堂々と示していくのではないかと、私、愚考しております。
番組の最後で、ダンスを校庭で披露するシーンがあるのですが、役柄とは違った、さわやかな女性がキレのよい美しいダンスを踊ります。宝塚ですから、お手の物ですが、このシーンを見てますます好印象を見ている人々に与えるのではないかと思います。
これからの『天海祐希』が、とっても楽しみです。
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