ニートはニートだけの問題ではないのかも
最近、よく“ニート”という言葉を耳にもするし、目にもします。
その実態はどのくらいの人数なのかわかりませんが、そんなに少なくもなさそうです。
私の身の回りにもそれに近い状態の人が何人かいますし・・・。
でも、世間の関心が集まっているのは、家族などの身近な人がそうだという場合もあるかもしれませんが、ある意味自分の問題でもあるからかもしれません。
要するに「人間関係の難しさ、苦しさ」や「将来への希望の無さ」がメイン・テーマではないかと思うのです。
特に現代人は“人間関係”において、かなり悩み、苦しんでいるのではないでしょうか。
いくら携帯があって、メールがあっても、人間関係は非常に限定された人と、限定された範囲内でのものだけで、かなり希薄な内容の人間関係なのではないでしょうか。
これは、私自身にも重いテーマです。
人と関係を作っていくというのは、たいへん難しいです。
今でも私の悩みの対象になっています。
若い人は、人が自分のことをどう思うかということに非常に神経を使う人が多いようです。私もその気がありますけど。
そして、未来に対する希望の無さも大きなテーマです。
ただ、ある意見によると、最初から「希望がない」とあきらめてしまう人よりも、希望があって、結局それがかなわなかった人は、結果的にやりがいのある職に就いているらしいです。
やはり、一度は苦しんで苦しんで何かを得た喜びを味わわないと希望というものが見えてこないのかもしれません。
最近、病気のせいで、体が辛いことがあるため、更新もなかなかできないのですが、ふとそんなことを思って書いてみました。
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