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2005/08/21

人間って“何者”なんだろうがテーマ

20日(土)に、また東京宝塚劇場に行ってきました。
いっしょに行く予定だったものが行けなくなって、職場で昨年度まで一緒だった若手(男性)と行きました。というか、行こうと言ってくれたのが彼だけだったからですが・・・。
声をかけた男は、どいつもこいつも、端っから真っ向否定的でいけません(>_<)

きょう一緒に行ってくれた彼だけが、「ぜひ、一度見てみたい」とのことで、観劇しました。
yukigumi
で、きょうは雪組の「霧のミラノ」というミュージカルとショー「ワンダーランド」を見ました。
トップスターの「朝海ひかる」さんは、堂々としながらも軽快な、キレのある歌、ダンス、演技で、最後まで引き込まれるように見てしまいました。一緒に見た彼も反応が良くてほっとしました。
よく初めての人が、見たあとに、ひどいことを言うことが時々あるので心配していたのですが・・・良かったです(^o^)

いつも思うのですが、こうして、大人数の人たちがひとつになって舞台を作り上げ、それを見ているだけで、たいへんな感動を受けます。
そして、人間っていいなと思うのです。自分にも何か生きていく力が少しだけ湧いてくるような気がするのです。
これは、初めて見たときからそうでしたし、他のコンサートを見たときや、自分のバンドで数ヶ月の練習と準備を経て実際のコンサートを成功させたとき、子どもたちの施設を訪ねてコンサートや色々なイベントを成功させたときも、がんセンターで患者さんを前にコンサートをやったときも、すべて自分が今ここにいて、そして、これが自分が生きているなかで何か意味があるんじゃないかと感じるときでした。

人間は何で生きて、こうして何かに取り憑かれたように必死で突き進むことがあるのだろうと、何度も感じることがありました。
人間が存在する意味って、人間って“何者”なんだろう?・・・と。

惑星学や水惑星の理論などで有名な東大教授の「松井孝典」さんが、以前ラジオでおっしゃっていたのですが、宇宙のことを調べたり、火星に探査機を送ったりしているのは、結局「人間の存在」「人間とは何者なんだろう」ということの答えを探しているのだと、おっしゃっていたのがたいへん印象的でした。
私もやはり、自分で何をするにしても、行き着くところはそれのような気がしているのです。
仕事で今まで必死になってやったことや、仕事以外で自分が行ってきた活動なども、そこに行くような気がします。このブログも。
こうして、ブログやホームページを続けていく中で、また何か見つけられるのではないかと思います。
まだまだ、自分にとっての宿題がいっぱいあるような気がします・・・。

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