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2005/12/11

ふるさとは心の中だけになってきたのか・・・

日中、ラジオを聞いていたら、ダークダックスの「ふるさと」が流れてきました。
特に自分にとって心に残っていた曲ではなかったのですが・・・。

この曲をリクエストされた方(岩魚の研究で有名、知床の自然保護にも尽力されている方)が「こころざしを果たして、いつの日にか帰らん、山は青きふるさと、水は清きふるさと」の歌詞について、「“こころざしを果たす”というのは、立身出世という意味ではなくて、人生の遍歴を終えたらふるさとを訪れて、自分の力一杯生きたことをふるさとに報告するような意味だと思うのです」とおっしゃっていました。
でも、「今や日本の国民のほとんどが実際に帰るふるさとを失ってしまったのじゃないか、もう心の中だけのものになってしまったのかもしれない」とも。
こんな国民の大多数がふるさとを失ってしまったような国はほかにあるのでしょうか。

そのお話を聞いてから、「ふるさと」を聞いたら、こんなにいい曲だったのかと、思わず落涙(最近涙もろい(T_T))してしまいました。

私のような田舎者でさえ、小さい頃魚取りやドジョウ取りをした小川や田んぼ、池、わらび取りやカブトムシを探した山もすでに全部なくなってしまいました。

“自然”って言うけど、あってあたりまえのものであれば、“自然”なんて言葉も生まれなかったのかもしれません。
だって普段の状態が“自然”なのだから“自然”という定義はいらないんですものね。

そんなことを思った日曜の午後でした・・・結局今日も家で仕事してしまった(T_T)。

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コメント

はっPさん こんばんは!
「ふるさと」いいひびきですねえ。おっしゃるとおり山青き、水清き、そんな「ふるさと」なくなってきましたね。寂しいです。でも心の中だけにでも忘れないでいたいです。今の子供たちの知らない「ふるさと」を・・・・・。

みいさん、こんばんは!

「ふるさと」の風景がこの言葉を聞いただけで頭に浮かんでくるのはどの年代でストップしてしまうのでしょうか?ちょっと寂しいですね。

私達の心の中に忘れずにとっておいて、そして、まだ残っている日本の良い風景は永く残しておきたいものです。実際に自分の目で見た“日本のふるさと”の風景はきっと網膜に、脳裏に焼き付くはずですから・・・。

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