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2006/05/03

「晩春」最後まで見てしまいました

昨夜、何気なくテレビを点けたら、“台詞”がとても良く耳に入り、ゆっくりとした間で進行しているドラマをやっていて、「何だろう」と思って見ているうちに、その画面の美しさと静けさにも引き込まれ、あっという間に2時間経ってしまうという経験をしました。

新聞のテレビ欄を見ると映画監督「小津安二郎」の名作『晩春』を市川崑監督がリメークしたものだとのこと。
結婚する気のない三十代の娘と、妻を亡くして娘と二人きりでつつましく生きてきた初老の父親との、繊細で美しい愛情の機微を描いたお話しでした。

普通のドラマなら割愛割愛で、飛ばしていくようなシーンを丹念に撮っていて、台詞もそのひと言ひと言を見ている側が味わうことができて(役者さんもしっかり演技が出来るし、長台詞も十分に間を取ることができて役者冥利につきたかも)、こんなにしみじみと演技と映像を味わうことができたのは、私も久しぶりです。

ドラマの中で描かれていた世界も、忘却の彼方にあるような昔のつつましい世界で、日本人の心が優しくもたくましかった時代のもので、自分の中で何かがふつふつとよみがえってくるような感覚を味わいました。

きょうあたり、小津監督の映画をレンタルしてこようかと思います。
今まで、その名前は存じ上げていましたが、一度も本物の映画自体を見たことがなかったので。

ストーリーが大きく展開して動くようなことがないのに、あれだけ人を引き込むことができるなんてすごい、と思ったので、思わず書いてしまいました。

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