天からのあずかりもの
きょうも一日、家で、担当医からいただいた薬を飲みながら療養につとめました。
きょうは、ひどい状態には一回もなりませんでした。少し安心。
そんな中、ラジオを聞いていたのですが、父の日ということで、「象の背中」という、亡くなられたお父様のことを小説にした作詞家の秋元康さんがゲストで出演している番組を聞いていました。
その中でたいへん印象に残ったエピソードがありました。
秋元さんが奥さんとの結婚を決意し、福井県小浜市で自転車屋さんを営む奥さんのお父さんに「お嬢さんをください」と言いに行ったときのお話しです。
秋元さんからお嬢さんをくださいと言われたお父さんは、
「子供は天からの授かりものと言いますが、私は子供は天からの預かりものだと思います。」
「そう思って、ずっと娘をあずかってまいりました。」
「こうして、今日、もらいに来てくれる人のために私はあずかっていただけです。」
と、おっしゃったそうです。
こんなこと言われたら、そりゃ奥さんを大事にしますよね。
とてもいい話を聞いた、たまたまラジオをつけていて良かったと思いました。
そして、お父さんの言葉は、いかにも職人さんらしいものだとも思いました。
私も今、娘を天からあずかっているだけなのかもしれない・・と思いました。
病気を治して、一生懸命“あずかりもの”を育てなくては、とあらためて考えました。
きょうは、このエピソードをご紹介して「送信ボタン」を押したいと思います。
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