脳内 i Pod
私の i Pod は、現在長男が使っています。
ほしくて、ほしくてたまらなそうだったので、あげてしまったのです。
ビートルズ全曲と、その他みつくろった曲の数々で1,000曲以上も入れて使っていたのですが、今や長男は、私の知らない曲ばかり入れて聞いています。
最初は、あげるのなんてとんでもないと思っていたのですが、実際 i Pod を使って、ほとんどビートルズの曲ばかり聞いているうちに、i Pod で聞かなくても、自分の頭の中で曲が鳴っているのに気付いたのです。
電車に乗って聞いていると、けっこう走行音などで、良く聞こえなかったりするのですが、その間も頭の中で勝手に演奏は続いているので、騒音が消えると、その続きは、頭の中から i Pod に引き継がれるわけです。
そのうち、 i Pod をかけているつもりで、頭の中で演奏を流していること、しょっちゅう・・ということになってしまいました。すっかりアルバムを聞き終えたつもりになっていて気がつくと、イヤフォンは耳に入っていても、プレイボタンは押していないまま目的地に着いていることが多々ありました。
特に中学時代に買ったアルバムについては、毎日すり切れるほど聞いていたので、演奏曲は、アルバムの収録順に、隅から隅まで頭に入っているので、いつでも頭の中で演奏が蘇るようになっています。
ですので、まあいいか、 i Pod を渡しても、さほど困らないな・・ということで長男に譲ったのです。
ただ、自分のホームページ、「オトナの研究室/ビートルズレポート」のコーナーを書くときには、一応、プレイヤーで再生して2~3度聞いてから書いてます。しかも、 BOSE と JBL にスピーカーを替えて聞き比べながら。
で、あらたな発見も実際にあります。ビートルズは深いです。
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はっPさん、こんにちは。
ビートルズの曲が完璧に再現されるって、すごい脳内ipodですね。(^^)
最近勉強しているNLPという心理ジャンルでは、音が脳内で再現される状態のことを「内的オーディトリー」とも言い、また、これが何かのときに自分の力になって助けてくれる状態を作ると、それをアンカーと言います。
たとえば、すごく嫌な言葉を聞いたときなどに、ふと内的な音楽を自分の脳内で再生して、その音楽を聴いていたときの幸せな気分になることで、気持ちをシフトする・・というような。
ロッキーのテーマを聞くと元気が出る!というのも、ロッキーのテーマがアンカーです。
そういう意味で、はっPさんの脳の中の反応って、とても豊かで感覚が鋭敏に使われているのですね。素晴らしい才能だと思います。
ビートルズの曲がアンカーになって、いろんな場面を切り抜けられそうですね。(^^)
投稿: pixydust | 2006/11/15 23:48
pixydustさん、こんばんは!
“内的オーディトリー”の話、興味深く拝見しました。
脳内で音楽を再生することによって、気持ちをシフトする・・なんて、今まで考えていませんでした。
うまく利用することができれば、かなり効果的なんじゃないか、と感心しました。
私の脳内 i Podは、アナログ盤の記憶でレコーディングされているので、当時“針飛び”を起こす箇所がある盤については、脳内 i Pod再生中も当時と同じ箇所で“針飛び”を起こします(^_^;)
それが困ったところです。
投稿: はっP | 2006/11/16 22:35