夫婦で竹久夢二展に
きょうは、長女が友達の家に遊びに行ったので、珍しく夫婦で過ごせる時間ができました。
私が提案して、市の美術館で現在行われている「竹久夢二展」を二人で見に行くことにしました。
日曜日ということもあるのでしょうが、けっこうな人出でした。
夢二の肉筆画や、版画、装幀本などが投稿家時代から晩期までを五期に分けて作風の変遷を辿ることができるようになっていました。
デザイナー、旅絵師、詩人、文章家・・・としての夢二を350点もの作品を堪能しながら確認できました。
すてきな午後のひとときでした。
二人でゆっくり話しながら、美術館を回るなんて、とても久しぶりでした。
今回は、大きな屏風状になっている大作もけっこうあって、それは圧倒的でしたし、珍しいキャンバスに油絵もあって、それはまったく他の夢二の作品とは異なるものでした。
色々な作品を見ていても、夢二は、常に新しいものを感じさせるし、新鮮です。
それは、数十年前に夢二を知ったときから変わらない感覚です。
いい音楽に出会ったときにも同様な感覚になります。例えばビートルズはすでに40年前のものになってしまったわけですが、いまだに聞く度に新鮮なものを感じさせます。
ようするに、「いいものは、いい。いつまでも。」ということでしょうか。
楽しい午後でした。妻とも絵の話だけでなく、色々な話をすることができました。
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はっPさん
夢二展、すてきですね。わたしも、夢二は大好きです。本物を観るのはいいですね。
私も、以前、岡山の夢二美術館に行ったことがあります。小さな美術館でしたが、印象深いものがありました。
奥様と、ゆったり流れる時間を持ててよかったですね^^
投稿: みい | 2007/02/13 10:52
みいさん、こんばんは!
夢二は、私が若い頃は女性にとても人気が有ったように感じましたが、今回美術館に行ってみると若い男性も観に来ていましたし、年配の夫婦が多かったようです。
美術館で男と女が仲良く絵画鑑賞なんていうのもいいものです。
また良い企画があったら行ってみたいと思います。
投稿: はっP | 2007/02/13 22:55