長男の学校でサマー・コンサート
以前、このブログにも書きましたが、長男は楽器を持ったこともないのに、高校に入学して“吹奏楽部”に入りました。しかも、県内でここ数年トップの実力を持つ実力派の部活です。
まだ、中学時代に長男がどんな辛い思いをしたのか、親としての自分と妻がどんなに苦しい思いをしたのかは語るまでに心の整理ができていませんので、過去については書きませんが、長男が自らこの部活動を選んだことは、両親としてもたいそうな驚きでした。
毎日夜遅くまで練習し、倒れ込むようにして帰ってくるのを見てたいへん心配しておりました。実のところ。
でも、昨日のコンサートを見てほんとうにあの笑顔や表情そのものまでも失ってしまった同じ子かと思うくらい立派に頑張って演奏していました。
一枚目の写真はステージ衣装でクラシカルな演奏を披露している二年・三年の先輩達。全国レベルだけあってプロっぽい見事な演奏・・・。
二枚目は先輩達に混じり、渾身の演奏をしているところです。
その前に一年生バンドだけでの演奏もハラハラさせながらも立派に聞かせてくれました。
長男は、先輩達の演奏に合わせてステージ・センターでダンスまで披露してくれました。
で、私は・・・あまりにうれしくて、水道の蛇口が壊れているかのごとく、涙が止まらなくなり、ただ、ただステージを見上げていました。もう、いくら涙を拭いても間に合わないくらい・・・。
三枚目の写真は、それまでのクラシカルな曲中心から、ポップスのヒットメドレーを演奏し、多くの一年生がダンス部隊に回る中、先輩に混じってホルンをセンターで懸命に吹いていて、ラストに全員で「ヤァッ」とエンディングを迎えたところです。
うちは、妻や長女だけでなく、妻が仲良くしている奥さんたちとその子どもたち十数人を引き連れて大応援団を組んで出かけました。長男は、最初コンサートがあることもひた隠しにしていましたが、最終的にバレてこんなにたくさんの人が見にくることになってしまったわけです。
長男・・ものすごく迷惑そうでしたが(^^;)
でも、良かったです。しかもきょう返ってきた期末テストの結果は、きつい部活動をする中で部活に入る前よりも上がっておりました。
部活動は、やはり長男にとって良い影響を与えたと思います。
これからも練習をたっぷりとして、素敵なコンサートを聞かせてほしいと思っているところです。
« Introducing The Beatles | トップページ | デップリン?? »
「音楽」カテゴリの記事
- 1968年~71年頃のレコード各社の月報が手元に(2023.07.23)
- 映画「テノール! ~人生はハーモニー~」を見て来ました。(2023.06.10)
- 【はっPのアナログ探訪_0172: STEPPIN' INTO ASIA / RYUICHI SAKAMOTO ( Single )】(2023.04.10)
- 鮎川誠さんが亡くなった(2023.01.31)
- 高橋幸宏さんが亡くなって(2023.01.17)
「家族・親子」カテゴリの記事
- 永六輔さんの「老い方、六輔の。」という本を読みました。(2023.06.29)
- 「アガワ流 生きるピント」を読みました。(2023.06.18)
- すごいタイトル「妻がどんどん好きになる」を読んだ。(2023.06.09)
- 映画「パリ タクシー」を見て来ました。(2023.06.01)
- 「夫婦という他人/下重暁子」を読みました。(2023.05.14)
はっPさん おはようございます。
記事読んでなんだか私まで涙出そうになりました。気持ちが伝わってきました・・・。
音楽の力ってすごいですね。皆の顔が輝いていますね^^
よかった、よかった。わたしまで元気もらえました^^
投稿: みい | 2007/06/26 09:31
みいさん、こんばんは!
先ほど帰宅いたしました。
>記事読んでなんだか私まで涙出そうになりました。気持ちが伝わってきました・・・。
音楽の力ってすごいですね。皆の顔が輝いていますね^^
ありがとうございます。私の拙い文で少しでもあのときの気持ちがみいさんに伝わったのがとてもうれしいです。
この間の日曜日の、あのコンサートのことは多分一生忘れないと思います。
私自身も子どもに負けないようにしなければ・・と思っているところです・・。
投稿: はっP | 2007/06/26 23:38