レンタルで“フラガール”見ました
レンタル店に大量にディスプレイされていたので、目につき、早速借りて来ました。
フラガールは評判がとても良い映画ですが、実際に見て、評判どおりの良い作品だと思いました。
常磐ハワイアンセンターを作った頃の、ちょうど私が小さな子どもの頃のお話しで、カラーなのにモノクロっぽいというか、セピアカラーにまで見えてしまうような撮り方が敢えてされているように思いました。
それが、最後のダンスシーンのカラフルなシーンを逆に引き立たせていたように思いますし、その効果を絶対に狙っていたと思います。
時代背景がそうさせたのか、なんだか人の心の温かさなどが妙に伝わってきて、泣けました。
お父さんが炭坑を解雇になり、フラガールの練習中に止めていく別れのシーンで早くも“ひと泣き”(T_T)
炭坑で落盤事故が起きて、それでも躍るという“しずちゃん”と、それがきっかけで炭坑を追い出される松雪泰子扮する先生とフラガールの駅での引き留めシーンで“ふた泣き”(T_T)
鬼のようにこわい主人公の母が、勘当した娘のいるハワイアンセンターの椰子の木を救おうとリヤカーでストーブを集め回るシーンで三度目の泣きが入り(T_T)
ラストの主人公・蒼井優含む感動のダンスと、大反対していた母親が夢中になってステージを見ている姿で
四度目(;´Д⊂)
松雪泰子さんの演技も根性の入った素晴らしいものでした。
もう、ぼろぼろに泣きました。
最近、その松雪泰子さんが扮していた「カレイナニ早川」さんがラジオに出ていたのを聞きましたが、実際には映画と異なり、家族の借金を背負って仕方なく岩城に来たのではなく、また、映画のように大酒飲みでもないことがわかりましたが・・・ハワイアンセンターを成功させようという、当時の人々の心意気に感動して、フラガールを指導したことは本当のことでした。
70歳になっても、まだまだ頑張っておられるようです。
見ていない人は、レンタルしてでも見た方が良いですよ。
特に昭和40年代を知っている人は、涙が止まらないかも・・・。
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