突然の予定変更で宝塚観劇に
昨日は、職場のリフレッシュ休暇を利用して、最初は上野の美術館に行こうと思いましたが、“さいたま”にある「ジョン・レノン・ミュージアム」に、ファンでありながら一度も行っていないことを思いだし、そこを目指して出発しました。
途中で、来月の宝塚劇場のチケットでも買ってから行こう・・と思い立ち、東京宝塚劇場のチケット売り場に寄り道することに。
で、チケット売り場に到着すると、なにやら行列が・・・。
聞いてみると、きょうは当日券が40枚程度出るらしいとのことで、並んでいるとのこと。
迷った末に、行列に加わることに(^^;)・・・どんどん予定が変わっていく。
チケットは、幸運なことにギリギリの順番でゲットできました。
チケットを手に入れたはいいが、午後まで時間があまってしまい、写真の「銀座の柳通り」沿いのお店でお茶をしながら、さてどうしようかと思案しました。時間がいっぱいあるというのも、なんだかうれしいものです。
で、本屋さん巡りをすることに。
写真は、銀座の「教文館書店」です。
書店員ランキング・ナンバーワンということで有名らしいのですが、店内に入り、その応対や、お目当ての本をすぐに探し当て、お客さまを案内する手際の良さには舌を巻きました。たしかに素晴らしい!!
そして、品揃えがほんとうに良いと感じました。どれもこれも読みたいものばかりが並んでいます。
他の書店では、なかなかお目にかかれないものが、たくさんです。
その他有楽町駅近くの大きな書店にも行きましたが、そこもなかなか書店員さんの応対が良かったです。千葉の郊外型書店では考えられないくらいです。
さて、本題の宝塚ですが、“月組公演”。いつもと異なり、ショーが先にあり、珍しい民族舞踊のショーでした。
ただ、私には何故これを宝塚でやらねばならないのか、ちょっと理解しがたいものがありましたが。
驚いたのは、幕が開いて始まるのでなく、ステージ上に人が何人もいて、徐々に始まるという不思議なオープニングでした。オーケストラ・ピットから人が“貞子”のようにはい上がってきて始まるっていうのも初めて見ました(゜゜;)\(--;)
第二部のミュージカル「マジシャンの憂鬱」という出し物は、とても愉快で軽快でコミカルな、爆笑ものの楽しいものでした。もちろん、最後はシリアスにまとめられていたのですが。
トップスターの「瀬奈じゅん」さんと「彩乃かなみ」さんは、堂々とした押し出しの強い、私が良く見てきたトップスターという感じで、安心して舞台を楽しむことができました。
最後の写真は、終演後に劇場前に並んでいる、『出まち』の方々です。全員ユニフォームのようなものを揃えて気合いが入っていました。
気合いで思いだしたのが、今回、“当日券”ということで、最後尾の席で見たのですが、ここは料金も安く、当然ひとつの公演を何度も見る“本気”で根性の入ったファンが座っている場所で、拍手を入れるタイミングも、手拍子も台詞や曲が全部頭に入っていないとできない“ドンぴしゃ”のタイミングで入ってくるので驚きました。
休憩時間中に聞こえてくる話題も“コア”な話題で、SS席やS席にいる浮世離れした優雅なおばさま達と違い、三度の飯を一度に減らしてでも見るというような気合いを感じさせる緊迫感のある席&人たちでした。
私など、足もとにも及ばない、ストロングスタイルのファンの方々です。
この最後列の席が一番ファンとしては、良い席かも。
・・・いや、その後ろには、立ち見というもっと“コア”な方々がいました。
舞台を見る目つきは、どの席に座っている人よりも鋭く、真剣でした。少し見習わせていただきます<(_ _)>
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