義父の七回忌と子猫
きょうは、義父の七回忌で、妻の実家に家族で行きました。
長男も久しぶりに部活を休んで出かけました。
63歳という若さで病気のため逝ってしまった義父は、亡くなった頃によく私の目の前に現れました。
あまり言っても信じてもらえないと思いますが、当時は、妻の実家の庭で何度も見かけ、そのときに着ていた服を義母に絵を描いて説明すると、タンスの中に確かにその服や、ズボン、帽子が存在していました。
もちろん、義父が着ているところなど見たことのなかったものだったのです。
最後に義父を見たのは、残業で遅くなり、駅に到着、自分のクルマに乗り込み、エンジンをかけようとすると、後部座席に座っていたのでした。・・・心臓が止まりそうになりました。前日、妻とこれまでにない大喧嘩をした後でした。あきらかに、「よろしくたのむ」と言われました。ハンドルを握っていた手がぶるぶると震えました。
・・・で、それからはめっきり見かけなくなってしまいました。
きょうは、墓に行き、お坊さんに読経してもらうときに、皆が感じたのですが、白い蝶があらわれ、墓石の中央の上部突端から英語の「Z」を何度も描くように、ひらひらと羽ばたかずに、それこそ何度も降下し、皆がそれに気付くと、読経が始まりました。
読経中は、うしろに生けてあるのピンクの花の上を舞い、最後には花にとまっていました。
読経が終わると、すっといなくなってしまいました。
お坊さんも「蝶になって来ていたかもしれませんね」と最後におっしゃいました。
皆もそう感じていたようです。
義父はネコが大好きでした。常時2匹以上のネコを飼っていました。
うちのネコを長男が拾ってきたときも、私が「飼わない」と言っていたのを聞いて、自分が飼うと言っていたようです。
で、きょう実家に行くと、新人?ニャンコが増えていました(^^)
赤ちゃんで、近所に捨てられていたのを飼うことにしたとのこと。
うちの妻に「これ以上飼っちゃだめだよ」と日頃言われていたので、叱られると思い、我が家には黙っていたようです(^^;)
新入りニャンコはそんなこと知ってか知らずか、元気過ぎるくらい元気に遊んでいました。
義父も喜んでいるのかもしれません。
七回忌のお話しと新人ニャンコのお話しでした。
で、実は実家の仏壇前でお坊さんが読経しているときも、お墓で読経しているときも、私には久しぶりに義父が見えました。非常に柔和な顔をしていました。あまりそんな発言をすると、妻や向こうの家族が泣き出すので、言いませんでしたが・・・。
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新人にゃんことてもかわいらしいですね^^
お義父さまは、やさしい方だったのですね。はっPさん、姿が見えるなんて、やはりはっPさんも信頼されて、好かれていたのでしょうね。
あちらで、安心して見守っていてくれるのですね。
投稿: みい | 2007/10/09 17:18
みいさん、こんばんは!
新人ニャンコは、長女と庭をかけまわって遊んでいました。
長女も久しぶりに子猫を見てはしゃいでいました。
義父もそんな姿を遠くから見守ってくれているような気がします。
投稿: はっP | 2007/10/09 22:33