無着先生の声を久しぶりに聞きました
昨日、朝のラジオ番組を聞いていたら、あの「全国子供電話相談室」で、かつて先生をしていた無着成恭さんが声の出演をされていました。
現在は、写真の泉福寺(大分県国東町)の住職になられているとのこと。
無着先生は、私が小学生の頃にちょうど電話相談室の先生でした。
先生のお話は、あの番組の中でよく聞きました。小学生もびっくりの回答があったような記憶もあります。
今回の番組でのお話しの中で
世の中っていうのは、自分の役職が上になればなるほど、『嘘』をついてはいけないことになっている。
要するに、嘘をついてはいけない人は、例えば「社長」であり、いわば、三角形の頂点となっていて、下に行くに連れて、少しずつウソをつける範囲が拡がっているが、今の日本は、逆三角形になっているのではないか。
下の人に「ウソをつくな、ウソをつくな」と、きつく言っておきながら、社長が大嘘をついている。
というような趣旨のお話しをされていたのです。
う~ん、久しぶりに“成恭節”を聞いたような気がしました。
どこかの巨大企業と化したお土産屋の社長さん、比内地鶏だと文字どおり嘘をついていた社長さん達を思い浮かべました。
嘘をいったんついてしまうと、その事実を隠匿するために、さらに大きな嘘をつかなければならなくなってしまうというのは、身近なことでも同じですが、儲かってお金がふところに入ると「麻痺」してしまうのでしょう。
他人事とは思わずに、自らを戒めたいと思います。
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こんばんは。
無着先生、懐かしいですね。
あの笑顔とお声、今もご健在なのですね。
大人も子どもも、説得力のある話に耳を傾けた無着先生のお話がよみがえります。
お兄ちゃんのそばへ行き、丸くなって眠るサンドくん、お兄ちゃんが大好きで、そして励ましているのでしょうね。動物は人の心や身体の痛みに敏感ですから、癒してくれているんでしょうか。
素敵なご家族ですね。
投稿: ymama | 2007/10/31 07:32
ymamaさん、無着先生ご健在でした。
しゃべり方もあの頃のまま、ツヤのある元気なお声でした。なんだかとてもうれしい気持ちでした。
ネコのサンドは、最近長男が帰ってくると、そっと近づき寄り添っています。ymamaさんのおっしゃるように何か感じているのかもしれません。
投稿: はっP | 2007/10/31 19:56