見えてるつもりで、見えていない!?
安心してくださいヾ(^-^;) 、きょうは怒ってもいないし、正気です。
一昨日は、「不倫」について、ただ騒いでいるだけでは、つまらない、ひとつ私なりの考察を・・と思って人格を変えて書き、昨日は、人のブログに対し、何の感想も述べずいきなりおどかすようなことを言った上に、お前はヒマだなどと、ほとんど喧嘩を売っているような言いぐさに対し、思わず怒りをこめて書いてしまいました。
きょうは、本の話。
『ビジネスマンのための発見力養成講座/経営コンサルタント・小宮一慶著』という本をいただきました。
これは、USEN放送のビジネス・ステーション「ビジネス・セミナー」というコーナーにお便りを出したら、いただいてしまったものです。講師の方の著書です。しかもサインまでしていただきました。
番組の司会をなさっている清家ゆうほさんと、一色令子さんからもメールをいただいてしまいました。
とってもうれしい!
この方のものの見方ってすごいです。
例としては、新幹線の自動改札に乗車券と特急券を入れるとどちらが上になって出てくるか?
ということを改札を通るときに見るのだそうです。
新幹線に乗るときには、片方の手は重い荷物を持っていることが多く、改札を出て片手でチケットを持ったときにどちらが上になっていた方がうれしいか?・・・そう、特急券に座席がわかるものが書いてあるのだから、そちらが上になっていることが“お客様本位”という視線に立っていることになるのだとおっしゃっていました。
実際にそれがどうなっているかは、この著書をお読みになると、さらに興味深い結果が書いてありますよ。
要するに先ほどのようにお客様本位になっているかという“仮説”を立てて、ものごとを見ると、見えなかったものが見えてくるというお話しなのです。
一流ホテルと言われるところに行ったら、朝のサラダ・バーに行ってプチトマトを見るのだそうです。
ほんとうに一流であれば、プチトマトの“ヘタ”が取ってあるというのです。
つまり、お客がそれほど期待していないことまで、手間ひまをかけているのだから・・という仮説だそうです。
その他たくさんの例が載せられていますが、例えば「小金井カントリークラブのゴルフ会員権の相場」でお金の勢いが見えるとおっしゃっています。
日本一高いそこの会員権、現在9千6百万くらいですが、バブルの頃は4億円、バブル崩壊時は4千万、そこで目をつけたのが、経済指標としてこの数字を使えないか?ということなのです。
株式は景気が悪いときは、政府が年金資金などを使って操作するのでほんとうのところがわからない、・・なので、まさかゴルフ会員権にまで政府が介入することはなかろうと思ったとのこと。
世の中の余ったお金、特に富裕層のお金の勢いをみるときに、著者は経営コンサルタントとしてこの指標を使うのだそうです。
面白いでしょう(o^-’)b
まだまだ、著者が中小企業の経営者を引き連れて旭山動物園にツアーに行ったときに出した課題のお話しなど、面白すぎて身を乗り出すような話が満載です。
ビジネスに関係なくても、ひとつの読み物としてたいへん面白いものだと思いました。
本日の超おすすめ!!です。
きょうは、まともなブログだったかな?(* ^ー゚)ノ
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