偽装の「偽」って・・・
写真はウチの庭です、二枚とも。
なんだか、冬になってますます寒くなり、気持ちも寂しい気分が押し寄せてきますねっ・・て、私だけか。
きょう、ラジオを聞いていたら(相変わらずテレビを見ないなぁ)“今年の漢字”『偽』って、見てみると「人のため」って書くんだね・・と言っていました。
たぶん、「人が為す」ってことで『偽』だと思いますが、「人の為」っていうのも面白い解釈だと思いました。
さて、賞味期限や消費期限を偽装している人は“どの人の為”に?
従業員は・・・・儲けるためなら何でもせい、という社長のために
じゃ社長は・・・創業一族のために
耐震設計の偽装は
一級建築士は・・・
建築会社は・・・・・
などとあらためて考えてみると、それはけっこう意味深いものがあると思います。
年金記録や政治家、官僚の発言など、“どの人”のためにその人がやっているか考えると何か見えてくる気がします。
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寒くなってきましたね。今年の漢字が「いつわり」だなんて悲しいです。心まで寒々ですね。
「ひとのため」って書くのですね。なんで?と思ってしまいました。
特定の人のためしか考えない、そんな人が増えたのでしょうか。
さびしい気分になりました。
投稿: みい | 2007/12/16 10:26
“人のため”・・みいさんがおっしゃるように特定の人のためしか考えない人が多いのでしょうね。
客商売ならお客さまのこと
役人なら国民・市民のこと
少しは、たまには考えればいいのに、きっと今まで一度も考えていなかったのでしょう(;-_-)
防衛省の元なんとか次官の人なんて自分のことしか考えていないのですね。国を守る要職の頂点にいるのに・・・。
ほんとうにそんな人が増えているような気がしますね。
投稿: はっP | 2007/12/16 17:11