宮沢賢治をもう一度思いだしてもいいかも
きょうの昼録音しておいたラジオ番組を聞いているところです。
番組では、宮沢賢治を朗読と歌の形で表現されているお二人がゲスト出演していました。
朗読の方は俳優の林隆三さん、歌の方はシンガー・ソング・ライターの宇佐元恭一さんです。
林さんは番組中に「鹿(しし)踊りのはじまり」を朗読され、あまりの臨場感に我を忘れてしまいました。
眼前にその情景が幻のように浮かんできました。
林さんは、地方を100か所以上も朗読して回っておられるとのこと。
ぜひ、機会があれば行って、聞いてみたいと感じました。
宇佐元さんは、宮沢賢治と言えば誰でも知っている『雨ニモマケズ』をそのまま歌詞にして作曲し、まだCDなどの話もないうちにコンサートで歌い、大評判になり現在CD化されているとのこと。
これも今聞いているのですが、心に染み渡ります。
雨ニモマケズは、何か“教条訓”のように感じてしまう人もあるかもしれませんが、宇佐元さんの歌を聞くと、とてもやさしい、ささやきのように聞こえます。
そして、力づけられるようにも感じました。
震災のあった新潟でもブルーシートのテント前で被災された方を前に歌い、好評だったようで、その時「CDは無いの?」と聞かれて、賢治の直系の血縁者に了解も取り、発売に踏み切ったんだそうです。
手に入れようかな・・と思い立ったところです。
ひょっとすると、今年、これが“千の風になって”みたいになるかもしれないと、思ったりもしました。
これもオススメだな。
中学時代に何冊か読んだ「宮沢賢治」、本の方も読み返してみたいと思いました。
【NowPlaying】 雨ニモマケズ / 宇佐元恭一 (ピアノ弾き語り)
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宮沢賢治、いいですね。わたしも、古典といわれるもの文庫本何冊か今読み返したりしていますよ。
「新編・宮沢賢治詩集・天沢二郎編・新潮文庫」を今、少しづつ読んでいます。
CD聞いてみたいです。
投稿: みい | 2008/01/21 11:33
みいさん、こんばんは!
中学時代に風邪で休んだ日など、ひとり布団にもぐって賢治を読んだことを思い出します。
きっと今読んでも面白いですよね。
賢治の文には、かわった擬音が多かったような記憶もあります。
読み返すのが楽しみです(^^)
投稿: はっP | 2008/01/21 21:12