借りていたDVDで「転校生」を見ました
レンタルしていた大林宣彦監督のリメイク映画『転校生』を見ました。
昔、小林聡美さんと尾美としのりさんが主演していたものを、尾道から信州に場面を替えてのリメイクです。
見たいと思っていながら見逃してしまったので、ツタヤ半額セールに乗じて借りてきました。
相変わらず、大林監督の風景の撮し方は抜群で、それを見ているだけで、日本人としての郷愁が胸の奥底からわいてくるのです。
しかも、アングルはかなり斜めに撮られていて、せまい道をカメラが追っていくと不思議な時空に行くような気にさせられます。
最初は、転校生の男子と幼なじみの女子の体が入れ替わってしまう中でのドタバタが続くのですが・・・。
ラストに向けて、どんどん切なく、哀しくなっていきます。
まるで、自分のことのように、入れ替わった二人に感情移入してしまい、最後には涙が頬をつたいました。
さすが大林監督、誰の心の中にもある“さびしんぼう”の琴線にふれまくりです(T_T)
実は、二十数年前の『転校生』を見ていないのです。
これも、借りることができるものなら、一度見てみたいと思います。
きっと尾道の海の見える景色とあいまって、また涙が出てしまうのだろうと思います。
【NowPlaying】 黄昏のワルツ / 奥村愛 ( Instrumental / Violin )
« 手紙というのも、いいものだ | トップページ | 朝から見ました「犬と私の10の約束」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画「エリザベス 女王陛下の微笑み」を見て来ました。(2022.06.18)
- 映画「大河への道」を見てきました。(2022.06.16)
- 映画「太陽とボレロ」を見ました。(2022.06.09)
- 映画「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」を見て来ました。(2022.05.28)
- 映画「シング・ア・ソング! -笑顔を咲かす歌声-」を見て来ました。(2022.05.22)
コメント