走れメロス・・久しぶりに
連続ラジオブック「夜の図書室」というラジオ番組をさっきまで聞いていました。
先週も前半を聞いたのですが、今週は後半。
羽佐間道夫さんの朗読による『走れメロス/太宰治』でした。
この話がこんなに感動的な話だったなんて、久しぶりに読んで?聞いて・・新鮮な驚きを覚えました。
“人の心のまよい”と、“人の心の強さ”と、“人の心の誠”をラストに向けて一気にたたみかけるように描く、この作品は、今更ながら、読んでみると少年の頃に読んだあの気持ちがよみがえってきます。
中学生の頃に読んだ文学作品をもう一度読み返してみるのも楽しいかもしれません。
実は走れメロスは、「ちばてつや」さんの漫画、ハリスの旋風の中で、主人公の石田国松が授業中に読んでいるシーンがあり、いったいどんな作品なのだろうと思い、中学時代に読んだ記憶があります。
私は、その他、少年時代に「ヴェニスの商人」も「ロミオとジュリエット」も手塚治虫の漫画で知り、その後本当の作品を本で読んだのです。
昔は、漫画もけっこう自分にとって重要な情報源だったのです。
結局、手塚治虫のおかげで、シェイクスピアの全作品を読むことになりました。
ありがたや~o(^▽^)o
【NowPlaying】 Revolution / The Beatles ( Rock )
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