シーナ&ロケッツが30周年と聞いて
さきほどまで、NHKのFM番組、作家/山川健一さんによる「サウンド・ミュージアム」を聞いていました。
そこで紹介されていたのが、今では日本ロック界の大御所、シーナ&ロケッツが30周年を迎えるということで、ニューアルバムからたくさんの曲がかかっていました。
時の流れはほんとうに早いものです。もうそんなに経ったのですね。私が歳を取るのももっとな話しです。
シーナ&ロケッツは、私が学生時代に、ラジオ(ニッポン放送)の『スネイクマン・ショー』で頻繁に曲がかかり、さらに夜のヒットスタジオに登場したことで、一気に知名度が上がりました。
私も好きなバンドで、学生時代には自分のバンドでロケッツの曲もコピーして演奏しました。
夏休みに猛練習して、津田沼駅前のサンペデック広場でプロ・アマ交えての野外コンサートを敢行したことを思い出しました。
「レモンティー」や「ユー・メイ・ドリーム」など体が覚えてしまうまで練習したものです。
当時、私が大好きだったニューヨーク・パンクの第一人者『ラモーンズ』の初来日のコンサートでも、シーナ&ロケッツは前座で登場していました(たしか渋谷PARCO上階の西武劇場だったかと)。
鮎川さんの骨太なギターにはただ、ただ感服いたしました。
こりゃ、すごいとバンドメンバー全員で呆然とステージを見ていたことを思い出します。
それにあんなデカイ音を聞いたのも初めてでした。なんたって音で客席の椅子が揺れてましたからね・・・。
ニューアルバムのサウンドを聞いても、まるで二十代のバンドのような勢いのあるフレッシュでエネルギッシュなものでした。奥さんのシーナさん共々とてもお元気で、鮎川さんが今年還暦を迎えるなんて信じられません。
まるでラモーンズのような超スピードのオーバードライブがかかったギターや、ストーンズみたいなギターサウンドの曲もあり、なかなかいいアルバムのようです。
最近すっかりバンド活動から遠ざかっていますが、久しぶりに“ロック”をガツンとやりたくなりました。
ちょっと血がたぎったので、思わず書いてしまいました。
それに、当時彼女だったバンドのボーカルの女の子のことも思いだしてしまいました。
大学生にまじって精一杯虚勢を張って頑張っていた高校生の彼女・・今頃何をしているのだろう・・・。
【NowPlaying】 Muzzle #1 / The Whip ( Rock )
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