時分どき
きょうは医者に行って診察をしてきたのに、先ほど突然、若い頃の手術の後遺症である“ダンピング症”にみまわれ、しばらく横になっておりました。
ちょっと安心すると、なにものかが「戒め」るのかもしれません。
今、ラジオで井田由美さん朗読の「霊長類ヒト科動物図鑑/向田邦子」をやっと起きあがって聞いています。
時分どきに“よそさま”のお宅を訪ねる際のお話しの部分を読んでいるところです。
「時分どき」なんて使わなくなってしまいました。
私が学生の頃の辞書(新明解国語辞典)をみると、食事時の老人語と書かれていて、三十年前でもすでに老人しか使っていなかったのか・・と思いました。
時分どきによそさまのお宅を訪ね、「食事はすませてまいりました」と断ったけれど、美味しそうな店屋ものをとってもらい、残さず食べてしまったり、それをさとられまいと、わざと食事を残す人のことなど面白いお話しです。
来週も続きが読まれるようですので、楽しみにしたいと思います。
【NowPlaying】 夜の図書室・霊長類ヒト科動物図鑑(向田邦子著) / 朗読:井田由美 (ラジオニッポン)
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