ジャズ喫茶、久々にいいかも
2日月曜日に、新潟に行った同じ職場の方から、出張先で無料にて配布されていた冊子を“たぶん私が読むであろう”ということで持ち帰られ、いただきました。『感じる旅、考える旅トランヴェール(特集:東北、ジャズに酔う旅)』とあります。
予想されたとおり、私には面白い冊子でした。
東北には、東京ではほぼ“絶滅種”と言われるジャズ喫茶が、未だ生息しているのです。
そこに「ジャズに酔う旅をしに行こうじゃないか」ということが特集されているのです。
ジャズ喫茶と言えば『ベイシー詣で』というジャズファンなら誰でも知っている言葉があります。
それくらい、一関のベイシーは素晴らしい音と、名物マスターで有名なジャズ喫茶です。
私も過去一度行きましたが、たしかにすごい音でした。
大音量でレコードが鳴らされているのに、普通にお店の人とは“小さな声”で会話ができるという不思議な体験をしました。
要するに、良い音であれば、滝壺の裏側にいるように、大音量のさなかでも、静寂を感じることができるのです。
このような体験は、ここベイシー以外では一度も経験したことがありません。
その他、この冊子に載っていた「カウント」や、「ジャズ・イン・リラクシン」、「エルビン」など是非行ってみたいジャズ喫茶です。
この夏にでも行ってみたいなぁ・・と思いを馳せてしまいました。
というわけで、ジャズ好きな方も、これからちょっとジャズを聞いてみようという方も、良い装置で、良い音でジャズを聞かせてくれる“ジャズ喫茶”に一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか?(^^)
【NowPlaying】 Omicron / Paul Chambers ( Jazz )
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