偶然のうれしいお誘い
前の前の前の職場で一緒だった後輩から携帯メールにうれしいお誘いが。
「職場の上司から落語の券がタダで手に入ったので、一緒にどうですか?」・・と。
最近、落語を聞きに行くようになったばかりなのですが、その事象が事象を呼んでいるのでしょうか?!
彼も落語を実際に聞きに行くのは生まれて初めてとのこと。
ラジオやテレビでもほとんどちゃんと聞いたことは無かったそうです。
「これはいい機会だよ!たのしいよ」(^o^)と声をかけ、ほんとに突然ですが、本日夕方仕事が終わってから千葉県文化会館に向かいました。
二千人規模のこんな大きなホールで落語なんて、できるのかな?とも思いましたが、どうしてどうして素晴らしいものでした。
笑福亭鶴瓶さん、林家正蔵さん、林家たい平さんの三人会でした。
鶴瓶さんのあたたかみある紅白のエピソードを含めた“まくら”も最高だったし、演目の創作落語で高校時代の先生へのいたずらの話には、客席はひいこらいいながらの大爆笑(^O^)
しかも、最後にはちょっと“ほろっ”とさせたりして心憎いお噺でした。
たい平さんの出し物も、美人の奥さんをもらった仲間に嫉妬して、夜中に愉快な幽霊もどきになっておどかしに行き、そこでの“どたばた”で大笑いという、お馴染みのネタで、これも笑わせてもらいました。
正蔵師匠(こぶ平さんだった人だよ)も、“まくら”は菊翁師匠の“おバカ”ネタで客席を笑いに包んでいるうちに本編に入り、堂々の古典落語を聞かせてくれしまた。
滝の前で歌を詠み、そのまま寝入ってしまってからの夢物語の中で、歌にお直しを入れられて、怒ったり、感心したりしている・・やがて名人となる方のお噺。
短い時間で、その時空の異なる部分を巧みに表現していたと思いました。
楽しくて、充実した時間を後輩のおかげで過ごすとができました。感謝、感謝です。
後輩は帰り道、「“オチ”っていうのは、あんなにあっけなく、あっさりしていていいんですか?驚きました。」と言っておりましたが、いまに何度か見るうちにわかってくると思います。
何度も笑っていましたので、これは今後も見に行ってくれるのかな?と、うれしい気持ちになりました。
落語はいいよ! ぜひ一度、寄席に足を運んでみてはいかが!?
【NowPlaying】 牛飼座 Bootes / La Muse d'etoil ( HealingMusic/instrumental )
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