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2008/07/25

経王寺住職の法話を聞いて

USEN放送の番組を録音して、クルマの中で聞きました。
東京神楽坂・大乗山経王寺住職、互井観章さんの法話です。因みに観章さんは私とほとんど同年代(二つ下か)です。

観章さんは、毎年終戦の日が近づくと戦没者慰霊法要を行い、ただ行うのではなく、東京大空襲についてのお話しを経験者にしてもらったり、去年はあの原爆投下の日に、当時若い男性が戦争に行っていたため、女学生が路面電車を運転していて、その際に原爆によって命を失ったお話しを、皆の記憶が段々と薄れ行く中、記憶に刻んでもらおうと、されたそうです。

そして、実際に8月6日に広島に、観章さん、行かれたとのこと。
広島駅から路面電車に乗り、原爆ドームや資料館のある地に向かおうとしたときのこと・・・。
駅前には、あのアメリカを象徴する○クド○ルドのハンバーガー屋さんがあり、もちろん皆そこでそれを食べていたのです。
観章さんは、それを見て「それはそうだろうけど、そうか、やはり広島の人も、このアメリカの象徴のような○クド○ルドのハンバーガーを食べるのか、そうだよな・・でも」と不思議な違和感を感じたそうです。

それを聞いて、私も同じ違和感をいつも感じているのが、○ィズ○ーラ○ドに何十万、何百万人と集まる日本人にです。○ィズ○ーが悪いって言っているわけではないのですよ。
先の○クド○ルドがアメリカの象徴のような印象があるように、○ィズ○ーラ○ドもまさにアメリカそのものって気がします。
そこに、日本人の誰もかもが「ここに来なきゃ、日本人じゃない」みたいな顔をして、わんさか集まっているのが、とても違和感を感じさせるのです。
戦争で亡くなった人、原爆投下を受けた広島、長崎の方、戦争に行って散った人、空襲で無くなった人・・・それはわずか60年前の話です。
・・・で、60年後の日本人は、アメリカの象徴的な遊園地(ただの遊園地だよ)に、目の色変えて、脳天気にばかまるだしの平和ぼけ顔で大集合している・・・それがいやだって言っているのです。
亡くなった人、戦争で苦労した人の気持ちは・・と思ってしまい、私はあの、○ィズ○ーラ○ドに行かないのです。

家族はそんな私に大ブーイングをおくり続けてきましたが、
近年、テレビドラマで「はだしのゲン」が放送され、家族全員で泣きながら見ていたときに、「だから、オレはこの無差別大量殺戮をした国を象徴するようなところにまぬけな顔をして行くことができないのだ。」と言うと、家族は泣きながら納得していました。・・その瞬間だけですけどねヾ(^-^;)

亡くなった祖母の話では、今私が住んでいる千葉市からでも、東京大空襲のときには、真っ赤に燃えさかる東京が見えたそうです。もちろん、、東京○ィズ○ーラ○ドのある、当時の漁師町・浦安ではもっとよく見えたはずです。その場所でうかれることができないのですよ・・・。

・・てなことを言うと、「だったら、アメリカの音楽であるジャズが好きなのはおかしい、聞かなければいいじゃないか」などと私にムキになっていう人もいますが、人の話をよく聞いた方がいい。どうしても悲しい気持ちになってしまうのに、あそこに行けないと言っているだけなのです・・・。
それと、「○ィズ○ーラ○ドは、わたしたちの原点なんです」なんて言っている「ばかっプル」みたいな、とんちきに見られたくないだけなのです。

音楽は、それそのものの存在が人の心を動かし、尊いものです。「聞かなければいい」というようなチンケなものではないし、音楽をそういうものだと思うってことは、よほど今まで生きてきてろくな音楽に出会っていないに違いないと思わざるをえない。

敵国?の音楽だからといって、否定しようという心のせまいことをしようとしても、例えばジャズのライオネル・ハンプトンのスター・ダスト(SP盤時代からCDの今にいたるまで音源が引き継がれている)を聞いてみるといい。驚きますよ。
「こんな豊かな音楽のある国と闘っていたのか」・・と。
豊かで美しく、人の心をむんずと鷲掴みするようなすごい音楽・・・因みにこの音楽がアメリカで発売された頃、私は生まれていませんが、でも今の時代に聞いても、その「豊か」な音楽には驚愕し、うっとりするのです。
そういう気持ちは、人間の意志でどうにかなるものではないのです。
だから、どきどきしながら、スピーカーから出てくる音を聞き、こんな豊かな音楽がアメリカでは流れている中、日本では、まったく別の音楽を聞きながら亡くなっていった人がいる・・と涙するのです。
音楽を聞いて感じなければならないことは、そういうことだと思います。

【NowPlaying】 Warm Blue Stream / Nat Adderley Quintet ( Jazz )


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