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2008/08/31

「言葉の話」ついでに

言葉の話題を何度か取り上げましたが、元々このブログはHP「オトナのページ」から派生して作りました。
本体の「オトナのページ」は『職場のオトナ語録』を書くために始めましたので、元来「言葉」の変化や面白さ、疑問などを載せて“オトナ(この定義もいわゆる大人ではなく、子供が同居しているような、という意味合いがありました)”が面白がろうという企画だったのです。

ですので、割と本来やりたかったことをやっているのです。

と、前置きしておいて、また言葉の話題を。

①以前バンド活動をしていたときに、ライブを見に来てくれた後輩が
 「何気に演奏うまいっすネ」と声をかけてくれました。
 ・・・これは、「いいかげんに聞いてたけど、まあうまいような気がした」と取るべきなのか、褒められたのか、とまどいました。

で・・・【たぶんこういう意味】けっこう演奏うまいですね・・・このくらいの意味ではないかと結論づけました。

②食事を後輩におごったときに、食べながら後輩が
 「普通においしいですね」と私に食べた感想をくれました。
 ・・・「どうということもない普通の味だなあ」と言っているような気もするし、それともちょっと褒めてくれているのか、やはりとまどいました。

で・・・【たぶんこういう意味】割とおいしいですね・・・こんなところが正解じゃないかと。

③後輩同士が休日に私服で会ったときの第一声
  「お前、めっちゃやばいじゃん、その服、どこで買ったの」
 ・・・最初は、「なんちゅう服着てきたんだ、最悪だ」の意かと思い、いきなりケンカを友達にうっているのかと思いましたが。

で・・・【たぶんこういう意味】お前、かっこいいよ、その服、俺も欲しい、どこで売ってるの・・・こんな感じかと。

④ギフトショップの店内で、品定めをしている女性同士の会話
 「ねえねえ、これってよくなくない?」
 ・・・これはねぇ(^^) “いい” のか “わるい” のか、頭の中がごっちゃごちゃになりました。

で・・・【たぶんこういう意味】これいいよね・・・これであってますよね(^^;)回答はこれで「よくなくない?」

以上、またまた言葉についての話題でした。

【NowPlaying】 Ki-Se-Ki / C.J.Lewis ( Pops )

 

2008/08/30

子供と映画に

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長女が母親と「崖の上のポニョ」を見に行った際に、「予告」で見た『20世紀少年』という映画に興味を持ち、漫画本を購入。
映画も見たいということになり、今度は私が連れて行きました。

私は、漫画も見ぬうちに、何の事前知識も無しに、この映画版を見ることになりました。
この「20世紀少年」の、文字どおり少年達の年代はドンピシャで私の年代です。
ですから、過去を振り返る場面は、まったく私の過去と同じと言って良いくらい重なりました。

子供の頃に原っぱに基地を作り、そこで書いた『予言の書』が缶に詰められ埋められる・・・。
そこには、当時よく少年サンデーなどにあった未来の恐ろしい予告的な特集などを子供ごころに過大妄想的にした世界の様子が描かれ、地球を救う自分達のストーリーが描かれていました。

まさに、自分の少年時代そのものでした。
草原に基地を作ったし、トランシーバーで団員の連絡を取り合い、秘密の計画書なども作ったっけ・・・。

でも、そこから先が恐ろしい話で。
その予言どおり世の中が進行し始めて・・裏で事態を操る怪しい影があり・・・。
あとは映画を見てのお楽しみということですが・・・。

先に映画を見た感想は、とても怖ろしく、ストーリーも映像も、二度と見たくないくらい体の具合が悪くなりました。
映画が終わり、廊下に出ると、うしろにいた女性達が、「おもしろ~い!はまったぁ~っ!次も絶対見るぅ~。」と大喜びでしたが・・・私にとってはそんな気分になれない、重苦しい気分が心からも体からも離れませんでした。

家に帰って、漫画本を見せてもらいましたが、これはこれで、面白い。
きっと、子供の頃なら夢中になってしまうだろうと思いました。いや、今でも面白い・・・。

今回は、漫画の作者が脚本も書き、キャスティングもしたということで、映画はまるで漫画本の生き写しといえるくらいの、漫画を見た人が頭に描く映画がそこにある、という状態でした。

ただ、漫画と映画では、ほぼ同じものであるのに、印象はかなり異なりました。
漫画として描かれているものと、映画として実写化されたものではこんなに心に残る印象が異なるのか・・と感じたのです。
でも、私だけなのかもしれないです。
ほとんどの人が、あんな悲惨な映像やストーリーを見て、なんだかニコニコして映画館を出ているのを見ると・・・。

ちょっと複雑な感想を持つことになった映画でした。
きっと、賛否が大きく分かれるのではないか、と思います。

【NowPlaying】 We Can Get Into This / Nude ( Rock )

2008/08/29

世の趨勢に従えって言われたって・・・

一国の首相が使う“目線(めせん)”という言葉が馴染まないと書いたら、「言葉は色々淘汰され、駆逐され残っていくものだから、いちいち目くじら立てずに世の趨勢に従った方が良い」と若い人に諭されました。
・・・お生憎さま、そう聞くとますますその言葉を使った最後の人と言われるまで意地でも使ってやろうと思うのが私であります
σ(^^)

「人はその国に住むのではなく、その国の言語に住むのである」という山本夏彦氏の言葉を肝に銘じている私。やたらと自分の住む国を粗末には出来ないのです。
Dictionary_pics12
まず、「目線」からやっつけましょうか。
あきらかに「視線」の方が古く、視野、視界、視力、視聴などと同じく使われていたものと思います。
それをあきらかに“わざ”と誤って「目線・めせん」と言い、テレビ関係業界の者がちょっとはすっぱに、格好をつけたもの言いだったわけです。
当時“魅力”のことをわざと“みりき”と誤って読んで、ちょっと業界っぽい格好つけたヤツ、あるいは漫才師がいたが、そちらの方は駆逐され、「みりき」は忘れられ、「めせん」が残ったわけです。つまり、そんな程度のバカっぽい言葉だったので、それをいい歳こいた一国の首相が使ったのを嫌だと言ったまでの話です。七十を超したいい大人がそんなことも忘れ、あるいは言葉への敏感さもなく、そんなことの記憶もなく、思慮無く使ったことが嫌だと言ったのです。

この目線と同様なことと思われることに、以前このブログにも書きましたが、「湯上がり」と「風呂上がり」があります。湯上がりには、湯ざめ、湯加減、湯銭、湯づかれ、湯浴み、湯あたりなど、同様に使われ、派生している言葉があります。
つまり「風呂上がり」と言ってしまえば、同時に上記の言葉たちの命が縮んでしまう。ひいては、自分の住む国である言語が衰退するので、私は嫌がっているわけです。つまり、私のためです。
単体で「湯浴み」などの言葉を覚えれば「湯上がり」などという言葉を使わなくて済む、と言ってたヤツもいましたが、そうじゃないことはたぶんおわかりになると思います。

新聞やテレビは今となっては、誤用されている言葉があれば、そちらの肩を持つことが多いのですが、逆のことが過去にありました。
とても珍しいことです。それは30年くらい前の話。
JR(当時の国鉄)の山手線(やまのてせん)は、その頃『やまてせん』の誤った読みが圧倒していました。まさに多勢に無勢の状況だったにもかかわらず、ある日突然、新聞もテレビも「あの路線は、“やまのてせん”だ。きょうから何と言われても“やまのてせん”。いいね、たのむよっ!」ってことで、あっという間に『やまのてせん』に統一されました。
歌の文句にも「やまてせん」と使われていたにもかかわらずです。
「やれば出来るじゃないの」と、当時思ったものです。

「ごねどく」という言葉も、本来は「ごてどく」でした。“ごてる”は、つむじを曲げて文句を言うことで、“ごねる”は主に東京の下町で「死ぬ」ことを言いました。
「四ぬる」というのを忌んで「五ねる」と言ったわけです。
下町言葉ですから、八つぁん、熊さんが「くたばる」のような意味で使っていたものだと思います。
最初、新聞などは「ごねどく」をいちいち訂正して「ごてどく」と直していましたが、そのうち誤用の方が多くなり、あきらめてしまったようです。
「独擅場(どくせんじょう)」を“どくだんじょう”と読むが如しです。
私が小学校の頃は先生から“どくだんじょう”と読むと、「擅・せん」と「壇・だん」の字の別がわからぬと、人から笑われるよと教わりました。
しかし、今やその区別がつかぬ者の方が圧倒的に多くなり、「どちらでも良い」ということになってしまいました。

そう言えば、昔、調味料で「いの一番」というのがあって、発音は「胃の一番」と同じく発音していたのですが、一般に使われる「“いの一番”に、馳せ参じる」の方の発音も全て「胃の一番」になってしまいました。本来は両者のイントネーションは完全に異なります。
テレビの力は恐ろしく、それっきり発音は誤用の方に固定されているように思います。

いずれにせよ、私はその言葉が一人でも世間で使われている以上、最後まで使おうと思っています。
間違っていないのだから、いいじゃないか、強制せんといて・・・ということで本日の書き込み終了 ^∀^)ノ

【NowPlaying】 有馬小便 / 桂 春之助 ( 落語 )

2008/08/26

“ほんこわ”で家族が結束?

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相変わらず妙なトラックバックを防ぐため、伏せ字を使わせてもらいます。ご了解のほど、お願い申し上げます。

さて、何年か前にはレギュラー番組として毎週放送されていた稲○吾○さんの番組、『ほ○とにあ○た怖○話』が、本日フジテレビで特番として二時間放送されました。

我が家の妻と子供二人は、怖がりのくせにこの番組が好きでした。
今朝から夜の放送が楽しみらしくて、私に早く帰ってきて一緒に見ろと言っておりました。
放送が始まる頃帰宅すると、妻は怖くて風呂に入れなくなるので、もう風呂に入って番組を見る態勢に入っておりました(^^;)

以前は、妻と長男、長女が私にしがみつき、一家四人が固まりとなってテレビの前で「ヒイッ~!」って叫びながら見ていたものでした。
そして、番組終了後のトイレは、誰が行くにも家族四人がくっついてぞろぞろ周りを見回しながら(^_^;)行ったのでした。
妻にいたっては、風呂に入るにも、私に脱衣場で座って番をさせておりましたヽ(´Д`;)ノ

きょうの番組はそんなに怖くもなかったのですが、長女は私にしがみつき、風呂にも入れなくなり、妻が既に入ったあとだったので、久しぶりに私と入ることになりました。

こんなときに、家族っておもしろいな(^^)と思います。
トイレに行くのに四人そろって並んで行く家族がほかにあるのだろうか(^_^)?

【NowPlaying】 麦わら帽子の夢 / 倉本裕基 ( Piano Instrumental ).

2008/08/24

思い立って映画を観に東京へ

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ビートルズの曲だけで、ミュージカル映画を作り、それが日本でも上映されると聞いて楽しみにしていたら、全国どこでもってわけではないことを知りました。あわてて調べ、千葉県では、舞浜の私が苦手とするところ(^-^;)しかやっていなかったので、東京まで足をのばしました。
写真はその映画『アクロス・ザ・ユニバース』のパンフレットです。

Acrosstheuniv_2
60年代のベトナム戦争を背景に、イギリスとアメリカの男女の出会いと恋愛、人と人の愛情のあり方などを、ほとんど台詞無しのビートルズの曲の歌詞を聞いているだけでストーリーが進行するという見事な仕立て方でした。
歌詞も変更したり、替え歌にしたりするでもなく、オリジナルの歌詞を使ってそのまま十分にお話しが展開されるという・・・マニアでもここまで聞き込んで組み立てられるだろうかと思う見事なものでした。

Acrosstheuniv_3
選曲もすばらしく、ヒット曲に偏ることなく、けっこうマニアックな曲が入っているにもかかわらず、どの曲も出来が最高です。主演の二人も歌が“うまいっ”。

舞台版『ライオンキング』でブロードウェイ・ミュージカルの常識を打ち破った天才演出家と言われるジュリー・テイモアがミュージカル映画に革命を起こしたと、昨年上映されたアメリカでは大好評だった映画だそうです。
観た感想は、私もその意見に賛成です。なかなか、音楽、映像、ストーリー、ビートルズを知っているひとのための隠しトリビアのようなものもちりばめられていて(これは、ファンじゃなくてわからなくても十分楽しめます)、どれも高水準!
いい映画だと思いました。

全曲“いい”のはもちろんですが、ちょっと驚いたのは、初期の曲「ホールド・ミー・タイト」や「抱きしめたい」「恋に落ちたら」などのボーカルを女性が取り、これがとても素晴らしいできなのです。
いままで、「ホールド・ミー・・・」などは、ちょっとした曲と思っていたのに、素晴らしく、きらびやかなポップスに仕上がっていて大感動o(^▽^)o やはり初期の曲「イット・ウォント・ビー・ロング」なども女性コーラスが生きていて、しかも女性がビートルズの純粋な歌詞で歌うと、ほんとに一途な感じが前面に出て、これほどいい歌詞だったとは!・・と今更ながら驚いてしまいました。

この映画は全国どこでも見られるってわけにはいかないのですが、機会を持てそうな方は、ぜひおすすめです。
因みに、今日の「シネカノン有楽町」では、お客さんの層は、圧倒的に二十代のカップルでした!?
ちょっと不思議な感じです。
私くらいの年齢の人はうしろの方に少しばかりという感じでした。
意外と若い人にも受けているのか、上品そうな二十代後半ってところかな?・・・。

以上、映画鑑賞の報告でした。

【NowPlaying】 Black Bird / Evan Rachel Wood ( sound track )

2008/08/21

“目線”って、いやだと思う

○田改造○閣のキャッチフレーズの中に「国民の“目線”に立って・・云々」というのがありました。
前にも書いたけど、“目線”って、一国の総理が、あるいはいい歳こいた大人が使う言葉なのだろうかと思っています。

“目線”って言葉には、私の年代でも違和感があるのに、福○総理は全然違和感が無さそうだ。

この“目線”、そもそもが業界用語ではないかと思う。
アイドルスターのグラビア撮影の時などに、いけ好かないカメラマンが・・・
「○○ちゃん、目線ちょうだ~い」なんて、言いつつ撮影している姿が目に浮かびます。
そういう、下卑た業界用語を使って、我々国民の“視線”に立って政治をしていただかなくもけっこうと言いたい。

きっと、“目線”を使おうとしたのは、団塊世代の国のお役人だと思う。
“目線”を何か格好の良い言葉だと思っているのが、浅はかだ・・・。

“目線”という言葉を総理大臣が使うことによって、庶民に近い政府だということをアピールしようとしているようだが、そんな言葉を使えば使うほど、“軽い”人間に見られてしまうのがわからないのだろうか。

中○でも毒○り餃○の被害が出ていたのに、日本国民に知らせようとはしなかった首相。
それでも、のこのことオリ○ピッ○に出かけていって、首脳○談などをしている人はいらない。

隣国の国民には気をつかわねば・・と言っておいて、自国の靖○神○に参っている国民には何の気も使わず、参拝を行わない、意志の弱い(無い?)首○。

それでいて、ちょっと困るような質問をされたりすると、逆ギレして相手に皮肉を言う○相。

いやな人だね・・・。

【NowPlaying】 If I Were A Bell / Red Garland ( Jazz )

2008/08/20

何が可笑しいかわからない・・・

また、有名な人やタイムリーな話題を取り上げると、妙なトラックバックがつくので伏せ字を使うことをご了承ください。

よくわからないんで書いてみるんだけど・・・。

①サ○ン○ール○ターズが宇○飛行○のような格好をしてCMに出ています。
そして、妙な振り付けをして歌を歌っているスポットCMが毎日流れているんだけど、あの振り付けは“面白い”の?
笑わなきゃいけないの?
ちいともおかしいところがないんだけど。
何がおかしいかも全然わからないんだけど。
しかも○宙○行士の格好をしているのが何か面白いのだろうか?

②上記○ザ○オー○ス○ーズが最後のコンサートを開始したと朝のニュース番組でやっていて、その映像が数十秒流れていたのだけど・・・。
昔の漫画家・永井○の「けっ○う仮面」の格好をした女性ダンサーがステージ上で躍っている映像が流れていたのだが・・・それのどこが面白いのか、やはり全くわからなかった。

同じようなことで、以前のビデオがテレビで流れていたが、ヘルメットにミニスカートの1960年代の女性アイドル「小川ローザ」の格好をした幾人もの女性ダンサーが、やはり妙な振り付けでステージ上で躍っていたのを見た。
でも、一体全体何がおかしいのか、やはり理解不能だった。

③上記二つと似ているな、とすぐに思ったのが、ビ○トた○しが、何かの映画祭で、レッドカーペット上を鞍馬天狗の格好をして歩いていて、だぁれも無反応でくすりとも笑わなかったシーンを思いだした。
だって、なんにも面白いところは一か所もないんだもの仕方ないよね。

④さらに、○ート○け○の番組で、よくあるシーンが、冒頭いきなり、妙な着ぐるみを着てきて(誰も笑わない、可笑しくないから)、そのあとホースで会場のお客さんに向かって放水したり、何か煙を噴射したり、強風を送ったり、ひどいことをしまくるシーン。
これも、誰も可笑しくないから、誰も笑わない。共演者が仕方なく愛想笑いするだけ・・・。

⑤そう言えば、最初に書いた○ザ○オー○ス○ーズも、コンサートの時に、客に向かって水をぶっかけたりしているのを見たことがある・・・。

で、客も、スタッフも、共演者も、誰も可笑しくない、不思議なパフォーマンスは、何のために行われているのだろうと思ったのです。
ちょっと冷蔵庫にお盆でいただいたビールが入っていたので、それを飲んでおり、ややふらふらお怒りモード憑依ですが、そんなことを思ったわけです。
誰も面白くなくて、誰か気を使っている人が愛想笑いをする、変な間の悪い空間・・・、それに気付いて今回は書いてみました。

本気で可笑しいと思っている人なんて、いないよなぁ・・・。あなた、可笑しいですか?

【NowPlaying】 アトゥマ / ジャリオ・リー ( Healing Music )

2008/08/17

三十年以上前に読んだ本を読む

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長男に夏休み中に何か本を読んだ方がいいぞと言うと、「じゃあ、何か貸してくれ」と言われて---

最初はカフカの「変身」を渡しました。
あっという間に読んでしまったので面白かったのかもしれません。

さらに次の本は・・と考えているうちに、太宰治の「人間失格」を渡してしまいました。
実は、内容については私もすっかり忘れていたものでした。
でも、たぶん私が読んだ高校生の頃にはかなり衝撃を受けたような気がしていたので、渡したのです。

「ずいぶん悲しい話だったね」と、朝、渡したものが夕方に返ってきました。

で、すっかり忘れていた私も、もう一度読み返してみました。

当時のことを思い返してみると、「この本はまるで自分の心の内面をそっくりえぐり出しているようなものだ」と、恥ずかしくて、いてもたってもいられないような気がしたことが思い出されます。でも、内容がはっきり思い出せないのです。

また、・・・「この本をオトナになってから読み返すことは二度とないだろう」と、当時思ったことが記憶の底にあるのです。

きっと、青臭くて読み返す気にならないだろうと思ったのだと思います。

で、今回読み返してみると、青臭いとはそんなに感じませんでしたが、ちょっと主人公に説教したくなったりしたのですが、それは、私が“オジサン”化した証だと思いました(^_^)

この救いようのない主人公のお話は、十代の高校生には今でもかなりインパクトがあるのではないでしょうか。
これから自分はどう生きていけばよいのだろうか、などと考えることもある時期だと思いますが、その“ぐじゃぐじゃ”になった心に何か刺激を与えるかもしれません。

私は今になって読み返してみた感想は、けっこう太宰の“自慢話”的な印象が残りました。
死のうと思ったり、女に憐れみを感じたりすることに、・・そう考えている自分に酔っているような気がしました。
でも、文学としては、今読んでも、「これは面白い」と素直に感じました。

どうでしょう、十代に読んだ本をもう一度読み返してみるっていうのは・・・。
あの頃とはまったく違った印象や、感想を持つことができるかもしれませんよ。
そして、自分自身の人生経験を振り返ることができるかもしれません。

さて、私は次に何を長男に手渡し、私自身は何を読み返そうかと思っているところです。

【NowPlaying】 Again / Harold Harris ( Jazz )

2008/08/16

菜穂子ちゃん

このお盆に実家に行って、驚いて、そしてものすごく悲しんだことがありました。

私の従妹で、裕子ちゃん、菜穂子ちゃんという姉妹がおりまして、二人の母は私の母と同級生なのでした。
つまり、私の母は同級の友達の女の子の家に嫁いだのです。

母の同級生は、つまり私にとっては父の妹で、叔母にあたります。
叔母家族は転勤の関係で倉敷や宝塚、箕面などに移り住みましたが、毎年夏休みには二人の子供を連れ、私の実家にやってきて、二~三週間過ごしました。幼稚園くらいから高校生までずっとでした。

私は男三人兄弟ですが、夏休みには男三人、女二人の五人兄弟になったわけです。

毎日、虫取りをしたり、池に遊びに行ったり、夜には花火をしたり、海に行ったり、みんなで昼寝をしたり、それは夢のような楽しい夏休みでした。
なので、新幹線で二人が帰るときには、お互いに東京駅のホームで号泣でした。
また、来年まで会えないのだと・・・。

高校生になると、姉妹は見違えるような美人になりました。
それでも、遊びの内容はほとんど変わらず、私は大学に入っていたにもかかわらず、小中学生のように二人と遊びました。
その想い出はかけがえのないものです。今になっても・・・。

姉妹の妹の方は、私と同い年の自衛隊の航空部隊の幹部と結婚し、私はたっての願いで結婚式に実家を代表して出席しました。相手の方は素晴らしい人格者で優しく、しばらく二人は仕事の関係でアメリカに居住し、日本に帰ってきてからは子宝に恵まれ、三人の子供さんと幸せな家庭を築きました。
だんなさんは、私が新婚のときに妻と箕面の叔母の家を訪れると、私を温泉に連れて行ってくれました。
そして、「菜穂子(従妹の名前)ちゃんと結婚して、私はとても幸せです。こんな幸せ味わったことがない。」と言っていました。
私はそれがあまりにもうれしくて、うれしくて、こちらも幸せいっぱいになりました。

・・・今回のお盆に私の実家に行ったときに、菜穂子ちゃんの話が出て、「どうしているだろう」と母に言うと、「実は私も最近知ったのだけれど」と言い、菜穂子ちゃんが三年前に亡くなっていたことを叔母から知らされたというのです。
母も驚きましたが、うちの親戚関係には知らせずにあちらの方だけで葬儀はすませたとのことでした。
ああ、なんてこと、ひとこと言ってくれればと思いました。
菜穂子ちゃんは、だんなさんの実家のある気仙沼の墓地に埋葬されたとのこと。

あまりに悲しくて言葉も出ませんでした。

菜穂子ちゃんの家族五人で、私の実家に遊びに来たときの写真があるはずだと思いだし、さきほど古いパソコンに保存されていた画像を確認しました。
そこには、幸せいっぱいの菜穂子ちゃんの五人家族が写っていました。

菜穂子ちゃん、冥福をお祈りします。
楽しかったね、あの夏休みの日々。ぜったい俺は忘れないよ。

【NowPlaying】 Eve / Carpenters ( Pops )


2008/08/14

朝から街は静かでした

お盆ですね。
今朝は、電車の中もガラガラに空いていました。
朝の電車で座れたことなんて初めてでした。
いつもより車内も静かだし、イヤホンで音楽を聞くのもやめて、窓の外の景色をながめていることにしました。

心なしか、電車に乗っている人たちの顔も、いつものような、忙しそうだったり、あわただしい感じもなくのんびりとしていました。

電車を降りても、いつも改札から出るのに、我先にという人がたくさんいるのに、そんなこともなく、とっても気持ちがゆったりとしました。

私も、今朝はとても心静かでした。

いつもこんなだといいのにな・・と思いました。
現在を生きている人は、何かに向かって一目散に突き進んでいるようで、たいへんです。
何をそんなに息せき切っているのだろうとも思います。

でも、お盆が過ぎればまたもとの生活に戻り、私もこんなこと考えなくなるのですね。
静かなお盆の朝、感じたことを書いてみました。

【NowPlaying】 ろくろ首 / 小泉八雲 ( ラジオ日本/夜の図書室 )

いかん・・・

今、朝の支度をしようとして、二階に上がり、降りてきたら、手にしていたものが・・・風呂に入る用意だった・・・。
ワイシャツとズボンと靴下とハンカチを持ってきていたはずだったのに、シャツとパンツとパジャマが・・・(T_T)

2008/08/13

子供の頃のように応援だけしていられない

080812_newspaper1
ちょっと時が経ちましたが、オ○ンピ○クの開○式を見ていて感じたことなどを書いてみます。
ただ今憑依(^_^;)しておりますので、悪しからず・・・。
※なお、伏せ字にしてあるのは、タイムリーな話題を取り上げると、妙なトラックバックが大量についてしまうので、その対策です。念のため。

あの開○式は、延々ショーを行っていました。スポーツ大会の開会○なら、選手を入場させ、宣誓などさせて、普通にたいまつで聖火台に火を灯して、役員が挨拶して、それでいいじゃないの。・・と思いました。
「感動した」なんて言っている人がいたけど、最初から、このショーのためにあんたは金を払うか、と聞かれたら何万円か払って見ますか?
なんであんな国家の押し売りみたいなものを無理矢理見せられなきゃならないんだろ。

さらに、オ○ン○ック自体やはり開催すべきじゃなかったと、私は思います。
四川の大地震の現地は今どうなっているのでしょうか。我が子が校舎の下敷きになってしまった家族の方々は、あの瓦礫を片付けてもらえたの?
ご大層な開○式の費用で、色々なことができたんじゃないの?
あの大地震のあとで、開催を中止しても誰も何も言う人はいなかったんじゃないの?
しかも、マスコミ、メディアで、そんな発言を誰もしなかったのは、誰に気兼ねしてたの?

競技に出場している選手には、力一杯能力を発揮して、良い結果を出してもらいたいと思います。
こっちだって、バドミントンの大金星を見て、ほんとに良かったと思っていますよ。

でも、莫大な金をかけて、ショーを構成し、宙を飛んで、聖○台に火をつけなくてもいいとは思いました。

東京オ○ンピ○クのときには、6日目にソ連のフルシチョフ首相が突然失脚、8日目には、新疆ウ○グ○自○区で、○国に併合されたうえに、自治区内の砂漠で巨大な核○験が行われ、放射能をばらまき、世界中の目がスポーツの大会に注がれているなかで核保有国の仲間入りを果たしていました。
そして、その同じ自治区では、今回その“ツケ”を払わされる格好になっているのは、皮肉です。
開○式になにくわぬ顔で出席していたプ○チ○大○領は、グル○アで戦闘を始めています。

先日、中学時代の担任の先生とお会いしたときに、真っ先に「はっPは今回の○リ○ピック」について、どう思う?」と、聞かれて、以上のようなことを申し上げました。
先生も、ほぼ同意見でした。

お金をかけずに、各競技を別々の国で開いたっていいじゃない。とも、思います。
そうすれば、国力の無い国でも、夢のオ○ン○ック開催国になれると思います。

あんな、“○の巣”なんて呼ばれてる、なんか“こきたない”建物だって無理して建てないで済むのだし。
地下から変な球体のようなものが飛び出さなくても開○式はできるし。

聖○リ○ーのときにも、色々問題が起きて、「○リ○ピッ○を政治化してはいけない」なんて言ってた指導者の人は、自分がそうしているように思いましたよ。

ネッ○の○閲を強化して、さらに反○制派を投獄し、チ○ッ○○圧も強○したのは政治じゃないかと、新聞にも書いてありました。

以上とりとめのない話でしたが、子供の頃みたいに、ただテレビで応援するなんてことは、もうオトナなので、色々考えてできなくなった、というお話しでした。

【NowPlaying】 待ち春の森 / 美しの里プロジェクト ( Instrumental Music )

2008/08/11

『analog』という季刊誌を読んで

Analog_mg1
『analog』という季刊誌があります。主にオーディオのアナログ・プレイヤーや、その他マニア向けの高級アナログ・オーディオ機器の記事や、その他ウイスキーやカメラのお話しなどが載っているもので、私にとっては興味深い雑誌です。

ここのところレコードのアナログ・プレイヤーの調子が悪く、久しくレコード盤を再生しておりませんで、プレイヤーを物色しようということでもあったのです。
Analog_mg2
ビートルズ達本人自身はアナログで、しかもモノラルでしか(1968年頃まで)、自分達の音を聞いていません。
その気持ちをもう一度わかりたくて、現在所有しているアナログ盤を再度聞き直してみたいと思ったのです。

そんなことを考えていたら、テレビのe2byスカパーの日本映画専門チャンネルで、浦沢直樹さん(漫画Yawaraなどの作者)が、子供の頃から自分の心に残っていた手塚治虫作・鉄腕アトムの中のひとつのエピソードである『地上最大のロボット』の巻を自分流に作っていることについてロング・インタビューが放送されました。
Comics_atompicture
色々と興味深いことをおっしゃっていたのですが、特に心に残ったことをひとつ・・・。

過去の名作を見るときには、漫画でも映画でも、「その時代に自分を置く」という工夫をすることによって、その作品の奥深いところまでたどりつける、という発言でした。

なので、現在の若者が「アトム」を見るときには、昭和三十年代を意識して、そこに自分の身を置くということが、作品を奥深く味わう“コツ”になるのだそうです。

このインタビューの後に、当時放送された「鉄腕アトム/地上最大のロボット 前・後偏」も流されました。
今見ると、かなりあっさりしているように思えるし、漫画本とはかなり異なっていましたが、たしかに昭和三十年代を意識することによって、見えてくるものがあるような気がしました。

これは、音楽でも同じであると感じました。
例えばビートルズ。今では当たり前のように感じる曲作りの手法や、サウンドについても、当時の技術の中では画期的なものであったわけで、そうして一曲一曲、アルバムの一枚一枚を味わうことで、さらに奥深いところまで感じることができるように思います。

きっと、小説などもそうかもしれません。

すでに、見たり、聴いたり、読んだりしている作品についても、もう一度、作られた当時に自分の身を置くことによって、二重の楽しみがあらわれてくるかもしれません。
興味を持たれた方がいたら、お試しを!

【NowPlaying】 犬の目 / 桂 吉朝 ( 落語 )

2008/08/10

お江戸日本橋亭へ

昨日早朝に、中学時代の担任の先生から電話があり、本日8月10日、同じ中学卒業生の古今亭菊輔師匠(先生にとっては、教え子)の三人会があるので一緒にどうか、というお誘いを受けました。
なかなかいいお誘いだったので、お供することにいたしました。
Nihonbashi_st1
会場のお江戸日本橋亭へは初めてでした。
JR新日本橋で降り、地上に上がってみると、オフィス街。日曜なのでけっこう閑散としていました。
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会場のお江戸日本橋亭へは、そこから歩いてわずか1分!
すぐに見つかり、先生ご夫妻とも迷わず落ち合うことができました。
Program_2
本日の会は、橘家圓太郎、柳家さん生、古今亭菊輔の三人のお名前から一文字ずつ取って、『圓あって生で菊会(縁あって生で聴く会)』と銘々されたもので、もうずいぶんと長く続けられている恒例のものなのだそうです。
Program_1
三人が三人とも面白かったのですが、菊輔師匠の『厩火事』というだしものは、夫の妻への本心を聞き出そうとする過程が愉快で何度聞いても可笑しいし、演者によって、登場人物像がかなり異なったりするのも楽しいものです。

そして、このだしものは、お芝居でも演じられることがあるのですが、舞台では「ただ、いい話」で終わってしまうものが、落語では、きついブラックジョークの“下げ”が待ち受けており、落語の方が一枚上って気がいつもするのです。
まだこのお話しを知らなければ、それを書いてしまうのも興ざめなので、実際に寄席に行かれて、この『厩火事』をお聞きになることをおすすめいたします。
笑って、感心して、ちょっと涙ぐんだりして、そして強烈な“オチ”が用意されています。
どうか、オリンピック一色の今日この頃、そんなことに見向きもせずに寄席に行ってみてくださいな。
・・・オリンピックについては、またひとこと、例のお怒りモード憑依にてコメントさせていただきます(^_^;)・・・。

【NowPlaying】 At B.W. Garden / Gontiti ( Guitar Instrumental )

2008/08/09

安全・安心メールを停止して“安心”した!

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私の住んでいる市では、空き巣やひったくり、車上荒らしなどの事件の発生を登録者に対し、携帯メールで送信するサービスを去年から始めました。
当時、私の職場では、登録件数が増えるようにとのことで、業務用の携帯に、その『安全・安心メール』と名付けられたサービスの登録をするように呼びかけがありまして、私も登録しました。

その後、さらに、消防隊の出動時にも、「どこそこが火事で消防隊出動」などという情報も付加されて携帯メールが届くようになりました。

それから日々、○○町○丁目でひったくり発生とか、空き巣発生などのメールが届き始め、その数がただごとでないことを知りました。
要するに、私の住んでいる市はたいへん物騒なところだということがわかりました。

ひったくり情報に到っては、数分毎に同じ町内の中から隣町まで、どんどんひったくり犯が移動していく様子が次から次へとメールで届くようになり、「犯人はこのルートで移動しているな・・こ、怖い・・・それにしても、こんなメールを見ているだけで犯人の軌跡がわかるのに警察は何をしているんだろう」と思い始めました。

空き巣情報にしても、いつもメールには同じ町の名前が挙がっていて、「空き巣犯に、この町は共働きが多くて、日中は仕事がし易いよ」と、逆に教えているようなものだと感じ始めました。
それに、ただメールを受け取っているだけの一市民でも気付く、「事件の起こる場所はほぼ特定されている」ということに、警察は気付いているのだろうかと思いました。
どんなお馬鹿でも、毎日空き巣があれば、そこを重点的に一日中パトロールすれば、事件は減少するということについて想像することは難しくありませんよね。

なのに、毎日、毎日同じような場所が空き巣にあったり、車上荒らしにあったりしている。

「○○町については、現在、取り締まりを強化しています」などと、ひと言でもこちらを安心させてくれるメールは一度も届いたことがありません。
ただ、次から次へと事件の発生を知らせるだけで、なんの解決策も、犯人逮捕などの情報も示さないメールがじゃんじゃん届くのです・・『安全・安心メール』・・・。

さらに第二弾で始まった、消防署の活動報告メールについても、「どこそこの○○ビルで火災発生」と、知らせてはくれるのですが、いつ鎮火したとか、被害状況だとかは、まったくメールでの報告がないのです。
それに、「どこそこの○○ビル1階で消防隊が調査活動中」などというメールも来るのですが、「調査って何?、たいへんなことが起こっているの?」と、気が気ではないのです。

防犯関係も、火災情報も、ただただ不安感をつのらせるだけで、ちいとも安全も安心も感じません。
「危険・不安増進メール」と呼び変えてもよさそうです。
しかも、消防情報は深夜だろうが早朝だろうがおかまいなしです。ちっとは考えたらどうだろう?!

と、毎日思っていたのですが、ついにメールの配信を停止することを決断し、手続きを済ませました・・・。
そしたらねぇ(^O^)なんか、心が安全で安心な気分になりましたよ。
そうか、『安全・安心メール』を停止することで、やっと心が安まるのですね、それを狙ってやってるのかもしれないね、『安全・安心メール』!!

・・・少しは配信者の側で、受信者の立場になり、考えたりしないのかね・・・。

【NowPlaying】 Where Or When / Julie London ( Jazz/Vocals )

2008/08/06

忘れてはいけない日

そう、原爆が広島に投下された日です。
絶対に日本人が忘れてはならない日です。
アメリカ人も忘れてはならない日です。
世界中の人も忘れてはならない日なのです。

2008/08/05

レンタカーで乗った『マツダ/デミオ』

Demio_pics080805
ここのところ、島根・鳥取の旅行絡みでいろいろ書いてますが、ちょっと視線を変えてみたいと思います。
出雲空港で借りて、最後にまた空港で乗り捨てるまで、まるまる三日間乗ったマツダのデミオについての感想など書いてみます。

写真のデミオは、元々は日本フォードで発売されていたフェスティバが起源でした。
そして、小さなボディに必要十分なスペースと、乗りやすさ、リーズナブルな価格帯などが功を奏して、マツダ復活の原動力となったクルマです。

先代、先々代は、上記のようなコンセプトが踏襲され、ヒット商品となって、伊東美咲のCMも当たり、マツダにとっては救世主とも言えるクルマでした。

で、写真のデミオは、そのコンセプトをひっくり返した形でリリースされました。
それなのに、日本のカー・オブ・ザ・イヤーばかりか、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、欧州でも第2位に輝くなど、たいそう立派な評価を得ました。

今回は、まず、スタイル優先で、後席のスペースや、トランクルームの容量なども犠牲にしました。
そして、若者にパーソナル・ユースな使い方の提案をしているように感じました。
実際に乗ってみて、たしかに楽しいと感じましたし、運転し易く、もたもたした感じなど微塵もありませんでした。

乗ったのは通常のオートマチック車でしたが、マツダ独特のホールド・ボタン付きのシフト・レバーは、Dレンジでは、1~4速までの変速をし、ホールド・ボタンを押すと3速固定、そしてSレンジでは、1~3速までの変速をし、ホールド・ボタンを押すと2速固定、そしてLレンジでは、1~2速までの変速をし、ホールド・ボタンを押すと1速固定となる特殊なオートマチックです。

でも、これがとても運転し易いのです。
4速までのオートマチックなら、このパターンが一番運転し易いのではないかと思いました。
色々な場面でこのシフト・パターンは便利です。

そして、ロールも少ないコーナリング、しっかりした足回り、適度な重さを保持するステアリング、過不足ない加速力、どれをとっても不満のない出来でした。
今回のように三人乗車であれば、何ら不足を感じるところのないクルマです。
あまり、コンパクト・カーだからといって、貧相なところもなく、我慢しなければならないような乗り味や、品質感でもありません。

このクルマもきっとマツダを支えるヒット商品になるな、と思いました。
ヒットしていた先代のコンセプトを敢えて踏襲せず、パーソナルな使い途に振ったマツダには拍手を送りたいと思います。
久しぶりにマツダ車に乗って、私が最近乗っているホンダ車とは、考え方の異なる乗り味に新鮮さも感じました。
やはり高得点だなぁ、マツダ、なかなかの印象を持ちました。

【NowPlaying】 シーズ・リーヴィング・ホーム / ザ・マンローズ ( Instrumental Music )

2008/08/04

家族で旅行中に体験したこと

Dojyou_sukui1
今回の島根・鳥取への家族旅行で体験したことなど、少し写真と一緒に書いてみます。
最初は、斐川町と松江の真ん中くらいに位置する「玉造温泉」に宿泊したときの写真です。
夕食が済んだ頃に、旅館の前の川岸にステージと観客席をつくり、『どじょうすくい』を見せてくれる企画がありました。
Dojyou_sukui2
最後には観客の中から何人かが参加して、どじょうすくいの踊りを教わったりしました。
見事に踊った観客の方には、「どじょうすくい修了証書」が手渡されていました(^o^)
長女は完全に尻込みして、橋の欄干にへばりついて見学しておりました(^_^)
Horikawa_meguri1
その次、この写真は松江城の周りのお堀をぐるっと舟で巡る『堀川めぐり』を体験しました。
じっくり50分かけて、お城の周りを一回り。
のんびりと水上散歩をいたしました。船頭さんは、女性で、松江や出雲の方言の違いや、舟に乗っていると実際に出会える亀や、蛇、アオサギなどの実況中継などが楽しめました。
途中、低い橋が出現すると全員で頭を下げて、舟の屋根を下げ“伏せ”の状態でくぐり抜け、あまりの窮屈さに皆で笑ってしまいました。
Horikawa_meguri2
その舟旅の中で船頭さんから紹介されたのが、この写真の『旧日本銀行松江支店』の建物です。
今は、観光的なお店が中に入っているということなので、舟を降りたあとに、見学することにいたしました。
Kyuu_nichigin1
で、実際にその建物に入ると、地下には当時の大金庫が有り、見学することができました。
その扉の厚さったらすごいものでした。
これじゃあ、泥棒も手も足も出なかったでしょう。ものすごくごっついものでした。
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そして、その旧日銀に現在入っているお店を見て回っているときに、長女が興味を持ったのが、『勾玉つくり体験』です。
「ギャラリー椿谷」というところで、店主の方が優しく教えてくれました。
四角いベースの石にマジックで好みの形を描き、紐を通す穴を開けてからがたいへんです。
根気よく紙ヤスリなどを使ってゴシゴシと約40分間、ひたすら形をつくりだします。
Magatama_zukuri2
紙ヤスリを棒に巻き付けて、コーナーの丸みをつけて削り込み、全体に角のない丸みをもった形にしていきました。
長女、がんばりました。
Magatama_zukuri3
最後にやっとなんとなく勾玉っぽくなりました。
一応“かたち“になったようです。
長女は大喜びでした(^^)

こんなひとときが一番家族との幸せな時間です。とても楽しかった!

【NowPlaying】 ビジネスブックラジオ / 清家ゆうほ、一色令子 ( USEN放送 )

2008/08/03

電車内の化粧がなんでイヤかわかった!!

Kenji_tsuchiyabook
写真の「紅茶を注文する方法/土屋賢二著(文春文庫)」を本屋で何気なく手に取り、購入いたしました。
著者略歴がおちゃらけていて、はっきりいたしませんが、お茶の水女子大教授であることは確かなようです。

どこを読んでもどこまでが真実でどこまでがおちゃらけなのかはよくわかりませんし、ひょっとして全部真実の吐露かもしれないし、全てウソかもしれない、私にとっては愉快な本でした。
そういえば、病院に行ったときに、待合室で週刊文春にこの人の連載があったような気がします。
きっとそうだ。こんな“みょうちくりん”な人は他にいないはずだ。

で、タイトルの「電車内で化粧する人」や、同じく「電車内において携帯電話で話をしている人」、さらに「電車内でいちゃつく男女」などなどについて、なぜ腹が立つのか、この人が書いているのです。

行儀が悪いから、とか、うるさいとか、色々理由はあるけれど、結局それらの行為は本来私的な行為であって、通常他人に見られると恥ずかしいような行為であると・・・。

自分の目の前でそういった行為を平然とされるということは、「自分が配慮されるべき他人」として見られて(扱われて)いないということになると・・・。

結局自分という人間が、あたかも存在しないかのようにふるまわれていることが腹立たしいのだという結論でした。

なぁるほど(^_^)自分を人間だと思っていれば恥ずかしがるはずなのに、人間だと思っていないか、存在していないとでもいうような扱いをされて怒っているわけです。
これにはけっこう納得したよ!σ(^^)

ようするに「おれに一目おけっ!」って言っているわけですよね。

この本の中でも取り上げられていますが、戦争中捕虜になった日本人が、目の前で白人女性が堂々と裸になるのを屈辱的だと感じたという話しがあって、それも同様の論理なのでしょう。

おおっ、そう言えば私も似たような経験が・・・。
新婚の頃、妻のおじさんの家にうかがっていたときのこと。
お茶など飲みながら談笑していると、妻の従妹(当時女子高生)が学校から帰ってきました。
真夏でして、帰ってくるなりその娘が制服のスカートを“すとん”と落とし( ̄ロ ̄lll)・・「ああ暑い、暑い」と着替えを私の目の前で始めたのです。

妻や義理のおばさんが「なにやってんの!あんたはっ!!」と激怒すると、彼女は「ああ、はっPさんは人畜無害だから」と言い放ちました。

そのときの私のみじめというか、屈辱的なことといったら・・(誰だ?ほんとはラッキーって思ってたんだろって言うヤツは!)。

・・なんの話だっけ、そうそう、電車の中の行為について納得した本のお話しでした。

以上。

【NowPlaying】 着物のブックオフのお話し / 中村健一 ( USEN放送 )

2008/08/02

ブログで日御碕神社を巡る

前回ブログへのymamaさんのコメントを読んで、せっかく「日御碕神社」に行ったのだから、その写真をさらに公開しようと思いました。
あらためて、この神社について調べてみると、やはり由緒あるところなのですね。
Hm_temple1
一枚目の写真は、この神社の門です。朱塗りのたいへん立派なものです。
このひなびた海辺で立派な門を前にすると、やはり気分があらたかになります。
左右には古い大きな木彫りの狛犬が・・・。
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門を入ってすぐが二枚目の写真の「下の本社/日沈の宮」です。
一千年以上前に村上天皇勅命により現在の地に移されたとのこと。
伊勢神宮が「日の本の昼」を守り、この日沈の宮が「日の本の夜」を護らんとしたとありました。
元々、日御碕は夕日を餞け鎮める霊域とされていたのだそうです。調べてみるものです。
Hm_temple3
そして、三枚目の写真、これは日御碕神社からクルマだとすぐに行くことができるのですが、写真中ほどの出っ張った部分が経島(ふみしま)というところで、元々日御碕神社の遠源だったのだそうです。
まさに絶景です。
Hm_temple4
この経島のすぐそばには四枚目の写真の白亜の大きな灯台があります。
とても大きな灯台です。けっこう良く撮れているでしょ(^o^)
もともと5月に仕事で来たときには、この場所を目指していて、偶然海沿いのワインディングロードから眼下の日御碕神社を発見して、その姿に驚きUターンしてお参りしたのでした。
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次の写真は、「下の本社/日沈み」を正面に見て、右手を見上げたところにある「上の本社/神の宮」です。
ここにいたっては、安寧天皇(二千五百年以上前?)勅命によりこの地に移されたのだそうです。
そして、上の本社と下の本社を総称して日御碕神社と称しているとのこと。ここも、日沈の宮と共に出雲の国の大霊験所として皇室を始めとした尊崇をうけているそうです。
「交通航路の安全」「国歌の鎮護」「厄除開運」「良縁・夫婦円満・安産」「家業繁昌」の守護神として霊験あらたかだということです。もちろん国の重要文化財です。
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上の本社には、急な石段もありますが、写真の朱塗りの回廊もあります。
これも見上げただけで、不思議な世界への階段のように見えるのです。写真より実物がすごいですよ。
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そしてこの写真が上の本社正面です。
こちらも同じく荘厳。
現在の社殿は三代将軍家光の幕命により建立されたものだそうです。
西日本では例のない総「権現造」です。内陣の壁画装飾は極彩色で華麗にして荘厳の至りであるとされています。
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この写真は、上の本社と下の本社をなめて撮ったものです。
なんとなく現地の雰囲気がわかるでしょうか。
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さらにこの写真は、上の本社から下の本社を右側面から見たところです。
下の本社はさらに奥に社殿が連なっていることがわかります。
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この写真は、下の本社から中庭のようになっている部分と小さな社殿を山側の方を向いて撮ったものです。
とても静かです。
すぐそこが海なのに、海の音も聞こえず、無音の世界と言ってもよいような静けさなのです。
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最後の写真は、前回のブログでご紹介したお稲荷さんのある山に向かう鳥居が見える山側の風景です。
「あの奥には何があるのだろう」と思わず登ってしまいたくなります。
前回もご紹介しましたが、登っていく、途中で雰囲気が変わり、突然涼しくなってきます。
真夏の炎天下であったのに、寒いくらいになりました。不思議な地であることが今も続いているのかな・・と思いました。

【NowPlaying】 Plumeria / Hakase-Sun ( Instrumental Music )

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