お江戸日本橋亭へ
昨日早朝に、中学時代の担任の先生から電話があり、本日8月10日、同じ中学卒業生の古今亭菊輔師匠(先生にとっては、教え子)の三人会があるので一緒にどうか、というお誘いを受けました。
なかなかいいお誘いだったので、お供することにいたしました。
会場のお江戸日本橋亭へは初めてでした。
JR新日本橋で降り、地上に上がってみると、オフィス街。日曜なのでけっこう閑散としていました。
会場のお江戸日本橋亭へは、そこから歩いてわずか1分!
すぐに見つかり、先生ご夫妻とも迷わず落ち合うことができました。
本日の会は、橘家圓太郎、柳家さん生、古今亭菊輔の三人のお名前から一文字ずつ取って、『圓あって生で菊会(縁あって生で聴く会)』と銘々されたもので、もうずいぶんと長く続けられている恒例のものなのだそうです。
三人が三人とも面白かったのですが、菊輔師匠の『厩火事』というだしものは、夫の妻への本心を聞き出そうとする過程が愉快で何度聞いても可笑しいし、演者によって、登場人物像がかなり異なったりするのも楽しいものです。
そして、このだしものは、お芝居でも演じられることがあるのですが、舞台では「ただ、いい話」で終わってしまうものが、落語では、きついブラックジョークの“下げ”が待ち受けており、落語の方が一枚上って気がいつもするのです。
まだこのお話しを知らなければ、それを書いてしまうのも興ざめなので、実際に寄席に行かれて、この『厩火事』をお聞きになることをおすすめいたします。
笑って、感心して、ちょっと涙ぐんだりして、そして強烈な“オチ”が用意されています。
どうか、オリンピック一色の今日この頃、そんなことに見向きもせずに寄席に行ってみてくださいな。
・・・オリンピックについては、またひとこと、例のお怒りモード憑依にてコメントさせていただきます(^_^;)・・・。
【NowPlaying】 At B.W. Garden / Gontiti ( Guitar Instrumental )
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