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2008/10/29

1954年のゴジラ

Godzilla_1
テレビで1954年のゴジラ初回映画作品を放送していたので、録画しておき、見てみました。
生まれて初めて見た映画です。
これがとても良く出来ていて、怪獣映画というより、普通の大作映画という感じでした。

ゴジラは水爆実験により、怪獣化してしまった人間の“文明”が産んだ皮肉なものとして描かれていて、その怪獣を倒すためには、さらに皮肉なことに、ある博士が偶然に発明してしまった「オキシジャン・デストロイヤー」という殺戮(さつりく)兵器を使わねばならないというストーリーでした。

その博士が言っていたことは示唆的です。
「人間は、いったん発明してしまうと、それにとりつかれて、突き詰めて使用せねばならなくなる生き物だ」と。
それをおそれた博士は、設計図等は全て焼却してしまいます。
「だがしかし、この兵器はまだ私の頭の中にまだ存在している」と、さらにおそれています。
Godzilla_2
なので博士は、その「オキシジャン・・・」をセッティングすると言って、ゴジラを葬り去るために自らも海に入り、結局頭の中にある設計図も抹消するために死を選ぶのです。

この考え方は、今にも通用します。
どんな発明も結局「平和利用」なんてご託宣だけでは済まないのが世の常、人の愚かさです。
便利だ早いなどと文明の利器を使用すれば、そこには必ず問題が発生するのです。

この映画は、戦後の昭和20年代最後に公開されていますが、そのときに制作陣が考えたことは、今でも何ら変わらず通用していることだったのです。
侮れない力作でした。
Godzilla_3
この写真は、日比谷シャンテ前にある「ゴジラの像」です。
Godzilla_4
台座には、映画の中での台詞にあった「このゴジラが最後の一匹だとは思えない」と刻まれていました。
Godzilla_5
そして、そのゴジラ像からわずか2メートルほどの石畳には、偶然か故意か、数々の映画の名優のプレートに並んで、ゴジラ映画といえば・・の「宝田明」さんの手形がはめ込まれていました。
思わず感動(TдT)

【NowPlaying】 四方浄土 / 東 詳高 ( Instrumental Music )

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コメント

近年、科学の発達は素晴らしく、人間の無限の能力?に脱帽です。でも、その反面怖い~といつも思うわたしです。
「平和利用」だけでは済まない・・・
ほんと、愚かなのも人間なのですね。

ゴジラ初回作観てみたいです~

みいさん、こんばんは!
ゴジラの初回はかなりいいですよ~(^^)

で、科学の発達は素晴らしく、ゴジラ初回の当時に比べれば2008年の現在では、時間も距離も無きに等しいくらいです。
乗り物は速くなり、通信は光のように速くなり、ものの処理速度は加速度的に速くなり・・・でも、それでもあの頃より幸せになったとは誰も思わないでしょう。

仕事だって、そんなに便利なものができたのに、ちいとも楽にはならないのです。そりゃそうです。みんなが一緒に速くなっているのですから。

一人が背負う仕事の量と責任は比例して何倍にもなっているのです。だから心を病む人も増えるのかもしれません。

科学、文明の発達と人の幸せはあまり関係が無いのかもしれません。ものごとがスピードを増すと地球自体の滅びる時期が速まっているのではないかと感じるこの頃なのです。

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