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2008/11/30

Paradise Prince / Dancing For You

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きょうは、長女と宝塚・宙組東京公演「Paradise Prince / Dancing For You」を観劇してまいりました。
長女は初めての宝塚観劇となりました。写真は劇場入って正面の踊り場にある看板です。
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ミュージカルの方、「パラダイス・プリンス」は、アニメーターを目指す若者のポップでカラフルで楽しく、ちょっといい恋物語・・小学生の初観劇にはぴったりでした。
劇場の方の素早い対応で座席の高さまで調整してもらい、観劇するこちらも最後まで楽しく過ごせました。
写真のイラストは、舞台上のスクリーンに何度も登場してきた“パラダイス・プリンス”です。
1000人以上の応募があった一般公募で選ばれた、ちょっと“へたウマ”な感じがナイスなプリンスです。
劇場ロビーに応募作が飾られていました。
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こちらのイラストは、プリンセスの方(^^) 長女と見ているだけで楽しい気分になりました。
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ミュージカルのパラダイス・プリンスは、宝塚では非常に珍しく、設定されているのは今、現在です。
だもので、ストーリー展開をするなかでも、携帯電話が度々登場。重要な連絡なども携帯で行っているのは、若々しい宙組ならではかと思いました。宝塚も臆せずこういう小道具を使うのはなかなか“いい”と感じました。

その現代を舞台に、主演の大和 悠河(やまと ゆうが)さんと陽月 華(ひづき はな)さんは、恋と希望を描いていきます。お二人ともほんとうにフレッシュな印象が変わりません。どこの組にも無い独特の明るさと華やかさがあります。
カラフルな舞台とともに、これからクリスマスにもってこいの演目だと思いました。
恋人と、あるいは子供と観劇に行くと、とても良い時間が過ごせるものだと・・幅広い年代が楽しめるものだと思いましたよ。
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ハッピーエンドな幕が降り、休憩をはさんで、次のショーは「ダンシング・フォー・ユー」。
非常に“めりはり”の利いた宝塚らしいものでした。
足首骨折後の苦しみを乗り越えて舞台に立つ陽月さんはひときわ目を引きました。
他の方々と比べても明らかなくらい動きの良いダンス。硬軟入り交じった巧みなダンスには堪能いたしました。

オーソドックスな黒燕尾のダンスや、ラテン系、オリエンタル系と次から次に、打っては寄せる波のようにそれぞれが見どころ満点に切れの良いダンスを見せてくれました。

これは難しいことを考えずに、ショーというものを存分に楽しむべき演目だと思いました。
大和さんのスパッときまるダンスに見とれている間に、あっという間のフィナーレでした。

長女も堪能したようです。
終わった後も、イタメシ屋に入り、二人で感想戦です。
また一緒に行けそうです。まずはよかった、よかった(^^)

【NowPlaying】 孤宿の人 / 西田敏行・竹下景子 ( 朗読/NHKラジオ第1 )

幸せはその人の胸先三寸にある・・・

タイトルは、きょうテレビ番組「オーラの泉」を見ていたら、美輪明宏さんが言っていたことです。

ゲストは岸辺シローさん。
ものすごいマイナス思考の人であり、しかも人に甘えっ放しの人。今まで生きてきて、ほとんど人任せの人頼り・・・。
若くして亡くなられた奥様が気の毒になりました。自分が多分大病を患っていることを知りながら病院にも行かず、夫のことを心配して付き添い、夫の面倒を命がけで看ながら絶命・・我が家では妻がそのくだりを聞いて激怒しておりました(^_^;)

でてくる言葉は「だめだ」「でも・・」「それを聞いただけで心臓が痛くなる」など、三輪さんから言わせると自分の周りに毒をまいているようなもの・・私もそう思いました。

で、「幸せはその人の胸先三寸にある」ということになるのですね。

「あの人は自分と同じ年齢なのに、あんないい身なりをしている、ずるい、自分も着たい」なんて思う人もいれば、「着られるものがあるだけでありがたい」「家族が自分の近くにいてくれるだけでありがたい」「雨露しのげるところがある、それだけでありがたい」と、そんなふうに思えれば、それはそれで幸せになるんですよね。

私も反省するところがあるかもしれないと思いました。
幸せの尺度は、自分が持っているのだと、あらためて気づきました。


【NowPlaying】 Peace Of Mind / 森村 献 ( Instrumental Music )


2008/11/29

淘汰されてよかった言葉・・・

最近、『K・Y』って聞かなくなったねぇ。
いやぁ、うれしい、うれしい(^^) なんで、「“空気”を読まなきゃならないのか」・・と、いつも思っていたのだ。
常に人の顔色うかがって付和雷同しているなんて、絶対に厭だかんね!

なんで学生の内からそんなに、人に(特に同級生なんかに)気をつかうことがありますか!!
「空気読めねぇ~っ」などと言われたら、「K・Y」って言葉は既に死語化しているが、そんな言葉を使う方が「場の読みが浅いんじゃないのか!」と、諫めてやった方がいいのではないだろうかね(`◇´*)

あとねぇ、『いじる』ってのも嫌いなんだ。
元々『いじる』ってのは、お笑い芸人をはじめとする芸人達が、観客または、舞台などの登場人物を指して、服装や、様子、言葉遣い、挙動などをおもしろ可笑しくちゃかして、笑いを誘うときに使った業界用語なのではないかと思うのです。

でも、今はクラスの誰かを、ある意味“いじめ”に近いかたちで“いじる”ことにより、大勢が少数(ほとんど個人)をさらしものにするときに使う言葉なのではないでしょうか。
業界が残っているかぎり、無くならない言葉でしょうが、せめて素人は使わない方がいいと思うのです。

さらに、かつての『語尾上げ』も、ほぼ収束状況にあり、これもうれしいことです。
まだ一部に生息(特に著名人などに多い、怖くて誰も注意できないのだと思う)しているようですが、これも今後増殖する可能性は無さそうです。よかった、よかった(^^)

あとねえ、『ちょりーっす!』っていうのがあるんだよね。
いわゆる“おバカタレント”の木下優樹菜さんが、かつてヤンキー仲間のところに入っていくときに使っていた造語らしいです。
特に何を短縮しているでもなく、「こんにちは」って意味らしいのですが。

私が聞いている感じだと以下を【想定】してしまいました。
①「ちょろいっす」・・・カツあげがうまくいったなどの意味か?
②「ちょっといいすかっ?」・・・こんちは、入れてもらっていいですか?
③「ちょろっとはいりまぁぁっす!」・・・いつの間にか仲間の輪に入っていく感じ。
④「調子いいっす!」・・・きょうも調子いいので、どこかでかけましょう、くらいの意か?

しかし、これも私にはちょっと“下品”で“野蛮”な言葉に聞こえます。
できれば、淘汰され・・退場・・してほしいな、と思います。

【NowPlaying】 Easy Living / Jackie McLean・John Jenkins ( Jazz )

2008/11/26

「音が飛ばなくなった」が残された言葉

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写真は、懐かしいジュリーと中山千夏さんのシングル盤(ドーナツ盤)です。

先日、ラジオに平尾昌晃さん(五木ひろし、小柳ルミ子、布施明らをはじめとするスターに曲を提供してきた大ヒットメーカー作曲家)が出演されていて、あの昭和の大作詞家、阿久悠さんと最後に話しをしたときのことを語っていらっしゃいました。

阿久さんは、「最近は“音が飛ばなくなった”」と、残念そうにおっしゃっていたそうです。

“音”とは、音楽のこと。

阿久さんの大活躍されていた昭和40年代終盤から50年頃にかけては、音楽(ここでは、歌謡曲と言っておきます)は、家の中でもテレビから茶の間で、そして、街に出てもお店や舗道、その他色々な場所で聞こえました。
それは、家族や社会一般の人々の共通体験でした。ほとんどどんなヒット曲も誰もが知っていました。老若男女が・・・好きでも嫌いでも。

今は、パソコンにダウンロードし、パソコンの前で個人的に聞いたり、ミュージック・プレイヤーに落として、これまた個人的にイヤフォンやヘッドフォンで個人的に聞くのが当たり前になっています。
10万回のダウンロードを記録したヒット曲は、10万人だけの手に(耳に?)届くヒット曲となりました。
家族、友達、街の人たちと曲と時代を共有するという経験は既にとても希なことになっているのが現状です。

歌謡曲や演歌などという区別も無かった、私が子供の頃、レコード盤のレーベル部分には『流行歌』と記されていました。
まさに、時代を“流れ行く”歌だったのです。だから、あの曲が流行っていた頃は・・・というと、その時代の人たちには何かあの時代の共通した空気が思い出されるのですが・・・それも今は昔・・・。

仮に正規にCDを購入する人がいたとしても、CDの収録時間は人間の感覚にはやはり長いのです。
レコードは片面20分くらい。だから、片面で一息入れて、またB面に突入するという絶妙の配分だったのです。
しかし、今や60分から70分間を一気に曲が流れるので、結局BGMにしかならなくなってしまいました。
さらに、好きな曲だけ聞いたり、かかる曲順も好きなように出来たり、ランダム再生したり、チェンジャーやPCに取り入れて、自在な聞き方が出来る分、アルバムへの集中度はぐんと下がりました。

・・・時代はほんとうに流れ去ったのですね。あと数年後の音楽界の状況は、もう私には想像することもできません。
ただ、ひとつ言えることは・・・『いいものはいい!いつまでもいい!何年経ってもいい!!』ということです。
「あれは古いっ」と言うのは簡単ですが、古くてもいいものはいいものなんだ、これが真理だと思います。
誰も、「モーツァルト、あれは古いから駄目だね」なんて言わないものね・・・。

【NowPlaying】 愛の迷い子 / アグネス・チャン ( 歌謡曲 )

2008/11/25

元次官への今回の事件について

20081125_newspaper
今回の事件で逮捕された男。
色々と伝わってくる話から、常に怒りを誰かに向けていなければ、自己のエネルギーの持って行き処のないような人だったのではないかと思いました。

逆に言うと、自分の位置、“スタンス”そのものを持っていなかったのかもしれません。
スタンスが無いので、怒りというステージに相手を引きずり出して闘おうとしているのかもしれませんし・・・。

今回の人物もせっかく大学までは入ったものの、その後は職も転々としているようですし、最近の様子もはっきりとわからないような報道っぷりです。

自分を表現するには、自己顕示をするには、他者に対する怒りが手っ取り早いのかもしれません。
否応なしに相手は反応してくれるのですから、自分としては“相手をしてくれた”ことになります。

私は、以前クレーム処理の最前線の職場にいたことがありました。
そこでは、上記のような『“怒り”で自己を表現する』タイプの人がかなり多かったことを記憶しています。
でも、一概にそういう人たちが同じようなタイプに括れるかというと、経験上からいうと、そうでもないのです。

まさに、ひとり一人が異なっているのです。
ですから、ひとり一人対応を変えなければ解決に結びつかないのです。

今回の事件でも、事件を起こした男から色々な人が色々ないやがらせなどをされていたようですが、特に工事の騒音関係で社長の自宅まで乗り込まれた会社など、こういったことにあたる人についての教育方法を考えねばならないと思います。
それは、私の働いているところも同じです。
私自身も、何の経験も研修もなく、いきなり色々な人の様々なケースにその場で即対応せねばならなかったわけですが、そろそろそういう職に就く人のための特殊なノウハウについての研究、あるいは実際に職務に当たる際の訓練も必要なのではないかと感じました。

たぶん、そういう研究やスペシャリストなどはすでに存在するのかもしれませんが、そういう過酷な職に就く人のためには、研修は絶対に必要だと感じました。そして、対応の中から事件性を感じ取って、未然に大事件を防ぐことも可能になるのかもしれません。

本日は、ちょっと真剣に事件のことから、色々と考えてみました。

【NowPlaying】 浮き舟~源氏物語より~ / 藤原道山×冨田勲 ( Instrumental Music )

2008/11/24

冬の風物詩

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毎年のことですが、ヒーターを出すと、ネコの“サンド”がやって来ます。
そして、ヒーターの前を占拠して、気持ちよさそうに(^_^)居眠りを始めます。
ああ、冬がやってきたなぁ・・と思うわけです。

妻などは、ちょっとでもヒーターに近づくと威嚇されています(^_^;)ついでに長女も!

「あんたはネコの分際で!」と妻は説教しておりますが、馬耳東風というか猫耳東風です。

これから毎朝、ヒーターの前では長女とサンドの場所取り合戦が展開されるのです(^^)

【NowPlaying】 話のタネ / はかまみつお・平尾昌明他 ( ラジオ日本 )

2008/11/23

ほんとは楽しかった作文の時間

きょうラジオを聞いていて(ラジオはほんとに脳にいいらしいよ、私を見てると結果が出てないのが気にかかるかもしれないけど・・・)、出演されていた作家の加藤廣さんが「子供の頃、体育も勉強もたいしたことは無かったが、綴り方(今でいう作文)の時間がとても好きだったというお話をされていました。

私も実は小学校低学年までは大好きでした。なんてたって、自分の好きなことを好きなだけ時間いっぱい書くことができるのです。こんな素晴らしい時間はありませんでした。
先生が「きょうは、作文をやる」と言うと、「え~っ」という、クラス中の非難ごうごうの大ブーイングが信じられませんでした。

でも、何年だったか、先生が変わって、その先生が私の作文にどんどん朱書きで訂正を入れて、たとえば感想文などでは、私の「主人公は勇気を振り絞って○○なことをしたけど、僕じゃあ、逆立ちしても出来ない勇気だ、信じられない」・・・みたいなことを書くと、教卓まで呼び出され、皆の前で『どうして、お前は自分を変えていこうという考え方ができなのだ。自分もそうしようと思うと書け!』などと、厳しく叱られました。

正直に自分の思いを書いているだけで、当時は何が悪いのか全くわからなかったのです。
・・・今でもわからないけど(-_-)
で、朱書きのとおりに(いっぱい直されてた)書き直して先生のところに持って行き『これでいい!』などと言われてもちっともうれしくもなんともなくなってしまったのです。

それから苦節○十年、今やブログで思う存分書いているのです。
添削する人はいないし・・(若干、「あの書きっぷりはいただけない」などと直接言ってくるのはいるにはいるが)、小さい頃のうらみを今はらしています。

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で、今もキーボードに向かっているのですが、つい先日、ほとんど私がメインとして使っているノートPCが壊れました。メモリが悪いのかと、交換したり、OSまで入れ換えてみたのですが、もうダメのようです。

写真のキーボードはノートPCの軽いタッチが好きな私が、デスクトップ・パソコンのキーボードを買い換えて、ノートPC風のタッチのものにしたものです。
こりゃ、軽くていいです。
デスクトップ・パソコンは主に長男に使わせていたのですが、これからしばらくは、共同で使用し、もう少し経ったらもう一台買おうと思っています。
ノートかデスクトップか、毎日迷っているのですが・・・。

きょうもキーボードは軽く、私は思うがままに書いています。
私は、いつもだいたい“タイトル”だけ決めてキーボードに向かいます。
そして、一気に10分ほどで書き上げてます。
まさに、下書きなしで、頭の中で組み立てながら書いてます。・・だから「いただけない」って言われるのか(^_^;)

ふだん馴れないパソコンで書いてますが、文体に変化も無さそうだし、しばらくこれでいってみます!!


【NowPlaying】 夢で逢えたら / シリア・ポール ( J-Pop )
 

「小森生活向上クラブ」を見ました

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映画「小森生活向上クラブ」を見ました。
私のよく行く映画館では、現在一日1回の上映で夜8時40分からのレイトショー上映のみ(・_・)
夕食を取ってから、妻にことわりを入れて一人で観に行きました。

内容は、ある会社のちょっとさえない課長さんが、昔、とある駅の改札員さんが毎日改札を通る全員に「おはようございます」とにこにこしながら声をかけて切符を切っていたのを見て、「これは、改札を通る人、一人ずつに、ほんのわずかな“幸せ”を与えてくれている、この“幸せ”を全部を足してみると、人の寿命を延ばしているくらいの効果である」と考え、逆に、わずかではあるが、会う人ごとに何か“不幸”というかいやな感情を抱かせまくっているやつが世の中にはいる。それは逆に全部足してみると人ひとり殺しているに等しいと、大飛躍な考えを抱き、そんないやなやつを抹殺していくという、・・・どうかな・・・という作品です。

もっと些細なことに怒り、些細な仕返しをするというような、「おもしろ話」かと思って観に行ったのですが、実際は、「死刑」と言われるその仕返しに部下達が賛同し、どんどん大きな組織のようになっていくというお話です。
私自身の評価は、というと・・・55点!といたします。もっと愉快な展開だとよかったのに・・・。

主演の古田新太さんと妻役の有森他実さんのコミカルなからみや、会社での部下役、栗山千明さん、忍成修吾さんがいい味だしていたので、その方向でおもしろ路線な映画だと良かったのに・・・と思いました。
・・・が、きっとこの映画も原作があって(ひょっとしてマンガ?)、それに基づいているのでしょうから、その原作のファンあっての映画かもしれないですね。

見ていて飽きない展開の早い映画で、楽しいシーンや奇想天外なシーンも満載で、“どうでもいいようなシーンばかりが延々と続く”出来の悪い洋画を長時間見るよりはよっぽど楽しめると思いました。

今回の映画リポートは以上です。

【NowPlaying】 星に願いを / 葉加瀬 太郎 ( Instrumental / Violin )

2008/11/21

美術展に行って、そして・・・

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きょうは、仕事を終えてから、市の美術館に「第20回平和を願う美術展/主催:平和を願う千葉県美術家の会」に職場から歩いて出かけました。
歩いて、そう・・30分かからない程度の距離です。

これは、いつもの中学時代の先生から葉書で案内をいただき、先生も2作品を出品されているということで、見に行こうと思い立ったものです。

残念ながら、美術館では写真が撮れませんので、ブログをご覧の皆様にはご紹介ができませんが、市民の方々の作品は、素晴らしい力作ばかりで、しばし見とれてしまいました。もちろん、先生の作品も時間をかけて鑑賞しました。
千葉市内の方、あるいは千葉市美術館に行くことのできる方には、11月23日(日)までですが、かなりおすすめしますよ!

で、帰りはまた駅までとぼとぼと歩いて千葉市の中央区の繁華街?(繁華とはふた昔前の話か・・今はかなり寂しい感じ)を通過しました。
そして・・・デジカメを持っていなくて写真ではお見せできないのですが、とある一軒のお寿司屋さんが目に入りました。

それは、私が子供の頃、父が酔っぱらって深夜に千鳥足で帰って来たときに必ず手にぶら下げていたおみやげ(そう、マンガでよく酔っぱらいがぶら下げてるやつです)の折り詰めの包装紙に印刷されていた『金寿司』でした。

ああ、父がいつも夜買ってきては、深夜に家族全員叩き起こされ、でも大喜びで食べたあのお寿司・・ものすごく美味しかったなあ(^_^)
母は、深夜に帰ってきて、家族全員を起こしてまで食べさせようとする父を大声で叱り、さらに、寿司を見て「高かったろうに」とまた怒ったのでした\(*`∧´)/

父はここで飲んで、最後におみやげを買って、家族の顔を思い出しながら帰ってきたのだな・・としんみりしてしまいました。

そう言えば、この近辺には、母が月に一度の遠出の買い物のときに私と弟を連れてきてくれたときに、お昼をたべさせてくれた食堂があるはず・・。どこだったっけ、と探しましたが、ありゃ見失った。今度子供達も連れてここいら近辺を探し、まだ営業していればごちそうしてやろうかなと思いました。たしか、店名は『総武食堂』だったと思う。
グリーンピースの乗った「かつ丼」がとても美味しかったのです。

父は酔うと、寿司の折り詰めだけでなく、どこの中華屋さんからか、とってもほかほかの餃子と焼きそば(おいしいタンメンの具のような“あん”がかかっていたのです)も買ってきてくれました。「麺は手打ちなのだ、うまいぞほら食えヽ(゚∀゚)/」と、とてもうれしそうでした。

ああ、いったい、私は何を思いだして感慨に浸っているのでしょう(ノ∀`)


そんなことを思い、目の前の金寿司の外にもれている明かりを見ていると、がんばってお父さんをやっている父の姿が目に浮かび、今にもガラガラと戸を開けて出てくるような気がして、なぜか目に涙があふれてきました。
最近、めっきり涙腺が緩くなってるんだよね(^_^;)

私も、子供達が大人になったら、そんな風にちょっと思い出してほしいな(*ノv`)

【NowPlaying】 自分の居場所 / 大島ミチル ( Instrumental Music )

小さい頃思っていた今の自分の年齢の人たち

小さい頃、今の私の年齢の人を見たとき、何と思っていたろう。

きっと、長年の人生経験を重ね、大人の立派な考え方が出来るのだろうと思っていたのに違いない。

でも、いざその歳に自分がなってみると・・・。

子供の頃とあまり変わっていないのに驚いた(^_^;)

Umito_onna

そんなあまり変わらない私でも、長く生きてきて、経験的に身につけたことなどをいくつか書いてみたいと思います。

○・・・怒鳴る人は、相手とうまくコミュニケイト出来なくて怒鳴っているのだ。
    人とのやり取りの“術(すべ)”を知らないから。

○・・・夫婦喧嘩をして、仲直りしたいときは、自分から謝る以外に方法は無い。(^_^)

○・・・人から「そんなに一所懸命にやらなくとも良いのに・・」と言われるくらい頑張ったことは、誰にも褒められなくても、目に見える何の利益が無かったとしても、最終的に自分にとって最も大切なことになっている。

○・・・“猫なで声”で近づいて来た人に、“いい人”は一人もいなかった。

○・・・結婚する人も、しない人も、結局 『幸せの総量』 は変わらないのかもしれないが、「結婚してみたい」と思うのなら、一度は結婚してみるのいいかも。

○・・・プロ野球の野村監督の言う「勝ちに“不思議の勝ち”有り、負けに“不思議の負け”無し」っていうのは、仕事上でも、家庭でも、本当にそのとおりだ。

○・・・何かが、今、“自分に降りてきた”というチャンスは、人生に数回必ずあるみたいだ。
    確信は持てないが・・・。

○・・・『祈り』が通じないことはよくあるが、『祈ったこと』が相手に通じることは多々ある。

○・・・浮気性の人は、何をしても、何を言われても、どんなに不幸になっても、一生その“病”は治らない!!

○・・・賭け事の好きな人は、結局、家族のことを一番に考えることは、生涯において無い・・・。

○・・・1億円儲かっても満足しない人もいるし、「500円浮いたヽ(゚∀゚)/」と大喜びする人もいる。

○・・・すぐにタバコに火を点け、「愛煙家には肩身の狭い世の中になったものだ」という人は、今までタバコを吸わない人に何万遍も肩身の狭い思いをさせている。

思いつくままに書いてしまいましたが、これをご覧の皆さんにも、何か自然と身に付いた事柄があるかもしれません。ちょっと過去に遡ったりして、自分で思い出してみませんか。

※写真は、中学時代の先生の描いたものです。漁村に女性が佇んでいる不思議なもの・・・。

【NowPlaying】 Emily / John Hicks Trio ( Jazz )

2008/11/17

テレビのお笑いは使い捨てに・・・

最近、テレビではお笑い芸人が色々な番組に出演していますが、もちろん「お笑い番組」そのものにも出演しています。

いつも感じるのは、どれもこれも一組の演じる時間が、“短いこと、短いこと”、エンタ・・しかり、レッドカーペットしかり、ひどいものは数十秒です。
いまやお笑いはただの『瞬間芸』です。
その一瞬さえ面白ければいいってわけで、それこそ“宴会芸”の延長とでも言えるようなネタでなければ、その短い時間ではまともなネタも振れないのではないかと思います。

そうですねぇ、サッカーで言えば、“PK戦”だけ見ているようなものです。
「一番面白いところを見てるんだからいいだろ、それで」と言われて納得するサッカーファンはいないでしょう。
そんなものを見せられているのです。野球で言えばオールスター戦でよくやる“ホームラン競争”みたいなものでしょう。

個々の技や、チームの作戦、相手方との駆け引きなど、一番面白い部分が割愛されているわけですよね。
落語で言えば“まくら”の部分、コント・漫才で言えば“つかみ”の部分さえも割愛・・・。本来この部分で会場のお客さんの様子を感じ取って、どんな風にアレンジしていくか微修正するのが芸人の芸人たる所以なんですけど。

エンタが全盛時代に、そのプ○デュ○サ○がラジオに出演して得意げに「ビデオに収録したものをカットしているのも俺、俺が全てカットして一番お客に受けるように編集している。テレビで聞こえる笑い声も、俺が入れている。むしろ面白くて客が笑っていても俺がカットすることもある。」などと言っていましたが、う~ん、よくわからないです。
あのカットの仕方は、あんまりだと思うことが多々ある。しかも出演しなくてもいいくらい素人みたいなひどい芸の人が延々とやっていたりする。・・・わけわかりません(^_^)

ユーモアっていうのは、その人から“にじみ出る”もののことを言うのだと思います。
もともとユーモアの語源は「体液」だとか・・・。ようするに“にじみ出る”ものですよね。

つまり、最近思うことは、その人が出てきただけで、しゃべるだけで、何か“にじみ出て”くるものが必要なんじゃないかということです。芸人には。
今現在、そんな人はなかなかいないよなぁ。ま、仕方ないよね、あっという間に瞬間で出番が終わってしまうのですから。それで面白くなければほとんど“使い捨て”です。こりゃひどい・・・。

きょうは、最近のお笑い番組を見ていてちょっと感じたことです。

【NowPlaying】 三十石 / 桂 文我 ( 落語 )

2008/11/16

スポーツ中継のテレビ的表現

何かの本で、あるいはテレビのインタビューで読んだのか、テレビのスポーツ中継では、ラジオと異なる表現方法をとるのが常識だ・・という話を聞きました。

例えば、野球中継で 
ラジオ的表現だと 「原監督がベンチを出ました」

テレビ的表現では 「ベンチを出たのは原監督です」
となるというのです。

実際にこういう表現ばかり使っているアナウンサーがいます。
名前は忘れましたが、日本テレビのジャイアンツ戦をよく中継しているアナウンサーです。

で、これが聞きづらいのです。

「ベンチを出たのは原監督です」
・・・えっ、原監督じゃない場合もあるの?それはどんなとき?これは意外なことなの?
・・・ベンチを出ること自体が何か特別な事態になっていることをあらわしているの?
・・・ベンチを出たのが原監督って、そのあとあなたは何かが言いたいのだね?何が言いたいの?

などと、思ってしまって、試合に集中できません。
何か、誰かに問いかけているように聞こえるのです、解説者に?いやいやそうでもなさそうです。淡々と続いていくのです。
なんだか、昔の“語尾上げ”にちょっと似ているような気もします。

「打ったのは小笠原っ!!」
・・・小笠原が打ったのが意外だったの?
・・・逆に小笠原がきょう打ったのを強調したいの?
・・・その前の打順の打てなかった選手への当てつけをしているの?
などなどで、ほんとうにイライラさせられます。
解説者も聞かれているのか、単純に中継しているのか、判別ができずにちょっと困っているのではないかと思います。それは視聴者も同じ。

しまいには、「この人、中継が楽しくなくて、投げやりにやっているのじゃないか」と勘ぐってしまうほど、延々とテレビ的表現の典型方法を使用しています。

誰か気になっている人いないかなぁ。
そしたらコメントくださいね。

【NowPlaying】 高津の富 / 桂 都丸 ( 落語 )

2008/11/15

今度は「行って来ます」の話

USEN放送の番組「ハピネス観章のリッチマインド法話」を聞いていたら、「行って来ます」の話が放送されていました。

先日このブログで「いっときます」(^^)の話を書きましたが、今回は「行って来ます」を観章さんによる仏教的な解釈をしたときのお話(^^)

仏教的に言うと「行って」「来ます」の行くのは、あの世から現世(娑婆)に行くこと。
そして、「来ます」の帰ってくるのは、現世(娑婆)から、またあの世に戻ってくることなのだそうです。

何のために現世(娑婆)に行くのかというと、「現世に行って、苦しんでいる人の為に何かをどれだけしてくるか」という命題のためなのだそうです。
そして、あの世に「お帰りなさい」と迎え入れられ、そのときに“現世でしてきたこと”を報告するわけです。

現世、つまり私たちが生きている今は、あの世からの立ち寄り先になっているわけです。

------果たして自分は報告できるようなことを、この立ち寄り先の現世でしているのか-------

苦しんでいる人のために、何かできているのでしょうか。
苦しんでいなくとも、人のために自分は何かしてきたのだろうか・・・。

そんなことをしみじみと聞きながら思いました。
もう一度自分の今までを振り返りながら、ゆっくりと考えてみたいと思います。

きょうは、長男の進学先の相談会が有り、現在の大学の色々な学部での素晴らしい研究や学習について見てきたのですが、実にうらやましいと思いました。“人のために何かできる”“やってみたい”と思わせるような未来が見えてくるような説明会でした。
自分もこれから何かひとつでも、人の役に立つことをやりたいと、あらためて思い直す機会となりました。

【NowPlaying】 Strawberry Fields Forever / The Beatles ( Rock )

2008/11/13

心からの対応が今時めずらしい

先月の話ですが、とある郊外型の紳士服店に冬物のスーツ他を買いに行きました。

世の中色々な方がいるかとは思いますが、私は“洋服の買い物”なんてぇのてが一番嫌いで、“行くのも苦痛”“その店内の時間が苦痛”“お店の人と話すのも苦痛”と、買い物自体が三重苦のような状態なのです。

でも、スーツもだいぷ痛んでいるし、買わなきゃならないということで、ひとり出かけました。

そこで出会った「本鍋田(ほんなべた)さん」・・・褒めちゃうからお名前だしちゃうよ。変わった姓ですぐに覚えましたが、若いに似合わず、対応が丁寧で驚いたのです。

最初は、こちらの様子をさりげなく見ていて、しつこくせず、こちらのお店の人を求める視線を感じるとすぐに来て要望を聞いてくれました。

そして、一般的に今よく着られているものと、ご自身が「これからはこれがいいですよ」という色のものを密かに知らせてくれて、その上でさらに私に自由に見させておいてから、私に選んでもらって試着。
この間が、とてもスムースに運ぶのです。
なぜかと思ったのですが、彼の“この対応している状況がうれしい”という気持ちが伝わってくるのです。
これは、彼の態度、仕草、表情などで自然とこちらに伝わってくるのですね。
こんな感覚を持ったのは、ほんとうに20年ぶりくらいです。
昔の店員さんはこんな風だったと、思い出しました。しかも、彼は二十代だと思うのですが、丁寧なうえにさわやかです。

選んでいる最中も、お客さまに満足してもらおうと、最近コーディネイトの資格を取りましたというお話や、日本で最初にネクタイをしたのは誰でしょう?などと、資格を取ったときに勉強した豆知識もさらっと披露して楽しい時間を自然につくるのです。

「この人は本気でお客に対応している、しかも全然無理をしていない」と、ただただ感心したのです。
スーツを選んで裾挙げを頼んで、その後「よろしければシャツをお選びいたしましょうか」と言われ、私の選んだスーツにお店のシャツとネクタイを合わせて、『これは「バード・アイ」と言って、ほらよく見ると鳥の目玉のようでしょう?』などと、見比べているときも、会話を忘れません。

買い物をして帰宅すると、なぜか今までに経験したことのない、“うれしい”ような“ほっ”としたような気分。
で、その紳士服店のホームページにアクセスすると、「お客様の声」のようなページがありましたので、・・・たぶん通常はお客さんの苦情などが入力される場所なのでしょうが、自分がその日に経験した“良い思い”について書き込み、ご本人に「ありがとうございました」とお伝えくださいともひと言添えました。

その日の夜には、本社からの感謝のメールと、本人にも伝えましたとの連絡がありました。
そして、数日後スーツを取りに行ったときには、彼は不在でしたが、スーツには手紙が添えられていて、感謝の言葉がしたためられていました。
とてもいい気分でお店を出ました。

・・・さて、それから一ヶ月ほど経った、今日、本鍋田さんからメールが届きました。
本社で表彰されたとのこと。
なんだか、我がことのようにうれしい気持ちでした。
彼からは、「私のメールのおかげ」と書かれていましたが、なあに、私が書かなくてもきっと誰かが同じようなことをしていたと思います。

私からも、「これからもお仕事に励んでください」と先ほどメールしたところです。

きょうは、なんだかうれしい気持ちを書いてみました。

【NowPlaying】 Dream / Curtis Fuller ( Jazz )

2008/11/12

体調が悪いといつも見る夢

…学校を卒業してからずっと今の今まで、体調や精神状態があまりよくないと“必ず見る夢”があります。

それは、自分が高校生で、学校の出席日数が足りず(なぜかいつも体育の授業をほとんどさぼっていたことになっている)、“ギリギリ”の状態(゚ー゚;

それから数学の試験勉強をまだしていないのに、もうすぐ試験というやつ・・・。

卒業できるかはまったく予断を許さない状況
ヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノ

・・・これがねぇ、いっつも同じ夢なんですよ!!
不思議なんだよなぁ、高校のとき体育をさぼってはいなかったんだけどなぁ。
ただ、数学の勉強をまったくしなかったのは事実だなぁ
ε-( ̄ヘ ̄)┌

で、体調や精神状態がよくなってくると、全く見なくなるんです。
こりゃ、不思議。きっと何らかの理由があるのだと思うのですが。

【NowPlaying】 なごり雪 / イルカ ( フォーク・ソング )

2008/11/11

書こうか書くまいか迷ったが・・・

今話題になっている真っ最中のことについてはあまり書かないことにしているのですが・・・。
それに元々あまり興味の無い人であり、音楽であったのでどうしようかと思っていましたが、気になる発言をラジオで聞いたのでひと言。

小○哲○って人が逮捕されたあとに、ラジオ番組で永六輔さんが発言していたのですが、「○室○哉って人が過去に発言していたことを思い出します。『曲作りの“コツ”は、どこかで聞いたような感じにすると“ウレる”んだ』と言っていたことを。」とおっしゃっていました。

さらに「私(永六輔さん)が組んでいた作曲家の“いずみたく”さんも“中村八大”さんも、人にメロディを奏でて聞かせ、『これ、聞いたことないよね』と確認していました。あたらしいメロディを追い求めることが作曲家のすべきことではないか。」と続けられていました。

これを聞いて思い出したのが、ビートルズのポールマッカートニーが、あの名曲「イエスタデイ」を作ったときにも、アメリカから来たミュージシャンや周りの人たちに片っ端から歌って聞かせ、「これ、自分で思いついたメロディだと思うんだけど、どこかで聞いていないかい?」と疑心暗鬼に陥って聞きまくっていたという逸話です。

聞かれた人たちは異口同音に発したのです。「すばらしい曲だけど、生まれて初めて聞いた曲だ」と・・・。
作曲家というのは本来こういうものなのではないか、とそのとき思ったので書いてみました。

“ウレる”曲よりも、“独自の美しいメロディ”がいいんじゃないでしょうか。

【NowPlaying】 イン・ユア・アイズ / スタジオUSEN ( Instrumental Music )

2008/11/10

いっときまぁす!

ここ数ヶ月でしょうか、長女が朝学校に出かけるときに

「いっときまぁす!」(*゚▽゚)ノ

って言って出ていくんですよ。

で、私も最初は「いってらっしゃい」と言ってたんですけど、それじゃ芸がないと思いまして・・・。

『いっときなさぁい!!』(* ̄0 ̄)ノ

に変更いたましました( ̄▽ ̄)

で・・・きょうはこれだけなんだよねぇ・・・ごめんね(ノ_≦。)

【NowPlaying】 花 / エリザベス・ブライト ( Instrumental Music )

2008/11/09

ウイーンの協会にあったオルガン

Just_intonation1
午後何気なくテレビをつけると、西村由紀江さんがドイツをあるものを求めて旅している番組をやっていました。
西村さんのお顔を拝見するのは初めて・・。いつもUSENのヒーリングチャンネルで、ピアノの調べを聞かせていただいている方です。想像していたよりも現代的な感じの美人でした。

彼女が追い求めていたのは「純正調(律)」と呼ばれるもので、私たちが日常耳にしている西洋音楽の「平均律(1オクターブ12音階)」ではなく、さらに何十音階もに分かれ、和音が非常に美しいもの・・というあまり一般人は知らない概念です。
それをドイツで研究し、オルガンに取り入れ、最終的にパイプオルガンをドイツの音楽工房とともに製作し、ドイツ皇帝に絶賛された日本人・田中正平という人がいたのだそうです。100年以上も前の話です。
【写真は田中と製作に関わったドイツの音楽工房の子孫が開いている職業訓練校に残っていた小さな田中作製のオルガンの鍵盤です。キーがたくさんに分かれています】
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ドイツ中をめぐり巡ってたどり着いたのが、上記の職業訓練校でした。しかし、戦争のために、現存する純正調のパイプオルガンはドイツ国内にはなく、ウイーンのとある協会まで行くことになりました。
そこでは、作曲家であり、純正調のオルガンの製作も手がけている方がいて、ついに現代の純正調パイプオルガンと西村さんは出会うことに・・・。写真のように通常のキーボードの上には、さらに複雑なキーボードが。
純正調の演奏は非常に難しく、このオルガンはコンピュータも接続されていて、難しい部分の音は自動的にキーを選んでくれたりするようになっていました。
過去の技術と現代の技術の融合です。田中正平も100年前には、磁石を使ってパイプの部品を移動させ、パイプの空洞部分の容積を変えて他種類の音階を得ていたとのこと。その当時は革新的な技術だったに違いありません。
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西村さんはやっとのことで純正調のオルガンに出会い、涙があふれていました。
そして、お願いしてその協会でコンサートをさせてもらうことになりました。
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私、純正調について知識がまったくありませんでした。
しかし、通常の平均律の和音と純正律の和音を田中正平の作った小さなオルガンで聞いただけでも、その美しさには驚愕でした。
どこまでも天にまでも真っ直ぐ素直に伸びていくような美しさです。平均律でその和音を聞くと濁った感じに聞こえます。昨日まで美しく聞こえた和音です。対比するとわかるのです。
驚いたなぁ。聞くところによるとあの「エンヤ」も純正律を用いているのだとか。

西村さん、感極まっていました。
そして、素晴らしい“音”でした。
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田中正平帰国後、伊藤博文がドイツ皇帝に謁見したときに、「田中博士はどうしていらっしゃいますか?」と真っ先に聞かれて、田中氏を知らなかった伊藤は何も返答ができなかったとのこと。
そのとき、皇帝は「誰よりも音楽に造詣の深かった田中博士をご存じないか、ドイツ国民は田中さんを皆知っていますよ」とおっしゃったのだそうです。

田中正平さんの記念野外音楽堂が今も淡路島にあるらしいです。

【NowPlaying】 Somewhere / 溝口 肇 ( Instrumental Music )

2008/11/08

誰だったか・・と思ってみていた

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先月半ばくらいだったでしょうか、テレビドラマ(名無し探偵っていう番組だったと思う)を見ていたときです。
登場している主役の小林稔侍さんも緒方拳さんもたいへん若々しく(後々で調べると15年前の番組だった)、過去に傷を持つ刑事と、その傷のせいで刑事を辞め、探偵となった男二人を中心にした当時の連続もののドラマだったようです。

私が、たまたま見たその回には、犯罪者の父親を刑事に撃たれて亡くし(子どもである現在高校生の女の子は病死したと思いこんでいる)、母親とつましく暮らしている少女がヒロイン的になり進行していました。
少女の父親を撃ったのが、現在それが原因で刑事を辞め、貧乏探偵をやっている緒方さんという設定です。

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で、高校生役をやっていた少女(あとで調べてみると実際には15歳のときに収録していたとのこと)が、緒方さんや小林稔侍さんを向こうに回して、堂々たる演技をしているので驚きました。

しかも、表情はもちろんのこと、セリフ回しも非常に滑らかなうえ、感情の表現がとてもうまい!
思わず舌を巻いてしまいました。

!!番組を見ている間、何度も「この子はどこかでよく見ている子だ、誰だっけ、誰だっけ」と思い始めました。
自分の記憶を必死に呼び戻していましたが、30~40分見ていた頃に、アッ( *゚д゚)と思いだしました。

Nanashi_tantei2
浜○あゆみさんではありませんか!∑( ̄□ ̄;)ナント

そうか、元はこういこともやっていたのかと、“疎い”私は初めて知りました。
それにしても、堂々たる演技。緒方拳さんも、小林稔侍さんも喰ってしまう勢いでした。
私がなかなか思い出せなかったのも、「きっと、このくらい演技がうまいのだから、現在はかなり有名な女優に違いない」と思いこんでしまったからです。

ということで、○崎あ○みさん、役者をやっていても、きっと名を成していたに違いないと思った次第です。
あんなにいい役者っぷりを示していながら、その後は「歌」で名を成したのですから、やはり何か“強い”ものをもっている方なのでしょうね。

※写真は、思い出せなかったときに、あとで思い出そうとしてTV画面をカメラで撮っておいたものでした。

【NowPlaying】 タンティ・アンニ・プリマ / 奥村 愛 ( Instrumental / Violin )

2008/11/06

帰宅したらうれしいニュース!

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きょうは家に帰るとうれしいニュースがひとつ。
私の机の上に手紙が一通。
開封してみると、「宝塚親子観劇DAY・当選のお知らせ」が入っていました。
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これは新聞の折り込み休日版のようなものに入っていた親子観劇募集を妻が見つけ、私がダメもとで葉書応募したものです。

小学生の子どもと親子で観劇しませんか?という企画と、女子大生ペアが対象という二種類の募集なんですけど、応募多数は必死の状況。

一応、「こんなところが楽しみです」というようなことを応募要領に書かれてはいなかったのですが、記入してみました。
ほとんどあきらめモードで葉書を書いていましたが、見ていた長女が色鉛筆をもってきて、この若き天才アーティストからアニメーターへ転進し、小さい頃からの夢に向けてがんばる主人公のキュートなミュージカルにふさわしい可愛いイラストを描きはじめました。
観劇日はクリスマス近辺なので、それにぴったりな出し物のようです。
そして、葉書にきれいな縁取りも描いてくれました。

・・・で当選☆☆☆ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ☆☆☆
開演二時間前に集合して、当日出演者が使う小道具を持って小学生は記念撮影もあり、クリスマス抽選会や、歌劇団からの解説などもしてもらえるとのこと!!

いやもう、一生の想い出になりそうです(^^)

楽しんで観てまいります。「パラダイス・プリンス/ダンシング・フォー・ユー」宙組公演。
娘役トップスターの陽月華さんはたしか稽古中の足首骨折からの復帰を果たしたかと思います。
キュートな陽月さんの華麗なダンスも親子で楽しみにしています。

まだ全然早いけど、行ってきますね(^0^)/・・・うれしくて待ちきれない(^_^;)

【NowPlaying】 月の子どもたち / 天山 ( Instrumental Music )

2008/11/05

帯久(おびきゅう)

今や人間国宝、桂米朝の「帯久」という落語をUSEN放送で聞きました。
1989年の録音だそうで、声のツヤも良く、テンポも良く、素晴らしい“はり”のあるお声です。
45分からなる長い噺ですが、すごいものでまったく飽きることもなく、最後まで息を呑んで聞いてしまいました。
いや、聞かされてしまったというか、術中にはまってしまったのです。

帯屋の久七が、商売がうまくいかずにいた時に、何の証文も取らずに金を何度も貸してくれ、最後に百両を借り、年末に返しに行ったときに、返す相手のだんなが急な用事で席を外したときに、そのまま百両持って帰ってしまい、返したと知らぬ存ぜず、・・何度でも用立てしてくれた親切な大店の旦那はそれを境になぜかその後は不幸が重なり没落・・・百両をまんまとせしめた帯屋久七はその後それを元手に商売を大きくして大繁盛となり逆に大店に・・・。でも、誰からもよく言われない“ごうつくばり”になったと。

誰からも立派な人だといわれていた元大店の旦那は、娘も妻も病気で失い、店も火事で焼失、自身も病気になり、帯屋久七にわずかばかりの金を借りに行くが、びた一文も貸してくれず、打ち打擲されてしまい・・・。
という、身も蓋もないというか、心すさむ展開なのですが、最後は奉行の名裁きが出て、そこからは急展開での面白さが加速するように進行するという、聞く側にはこたえられないものです。

世間では、落語ブームだといいますが、私も静かにブームを迎えております。
また、寄席に行きたくなってきました。
ほんものの寄席に行きましたら、またこのブログで報告いたします。
落語を聞き始めた人から、○○を聞いたけど面白くないというようなことを言われました。
ひとくちに落語といっても、咄家も十人十色、聞き手も十人十色、噺(ネタ)も何千とあるわけで、自分が面白いと思えるものを探すという楽しみを、じっくり味わうことをおすすめします。
これは、ジャズだって、クラッシックだって、ロックだって同じこと。
楽しみは「がらくた箱」をあさって自分で探してみるのが一番です。
そして、いいものを 見つけると、それが『宝箱』になるのです。

【NowPlaying】 野ざらし / 三遊亭 圓楽 ( 落語 )

2008/11/03

映画「ハンサム・スーツ」見てきました

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長女からのリクエストで「ハンサム・スーツ」を見てきました。
主役はドランクドラゴンの塚地さん。最近私が好きな人の一人です。前の映画「間宮兄弟」でも、実にペーソスのある役をこなしていました。
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主役の塚地さん扮する大木琢郎は定食屋の主人。真面目で働き者だが、“ぶさいく(映画の中でも強烈に誇張)”ゆえに女性に告白しても全戦全敗というありさま。自らの容貌について悩んでいるという“やくどころ”です。
それが、ある日紳士服店で紹介された新製品「ハンサム・スーツ」を試着し、ハンサム(谷原章介さん扮する)に変身するというストーリーです。要するに『二人一役』ってわけです。
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で、その谷原さんのハチャメチャぶりも見事です。
塚地さんから谷原さんに変身した直後の“塚地”がちょっと残っている部分の演技なども、細かく演技で表現していましたし、中に塚地がいるっていう設定を把握した演技はなかなかどうして、かなりな役者だと思いました。
ただの二枚目ではないですね。
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女性陣も充実のキャスティングです。
塚地の相手役として、ほんとに美人の北川景子、モデル界のカリスマ的な役割の佐田真由美(谷原さんとの絡みも重要な役割)、大島美幸(森三中の結婚してるあの人です)も、塚地にとって、だんだん素敵な女性に見えてくるストーリーの中心的な役割です。私も思わず・・この人だったら・・と術中にはまってしまう役者っぷりでした。素敵!(^^)
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さらに、男性陣の脇役も堂々の充実ぶりです。
主人公の親代わり的なブラザートム、紳士服店のハンサム店長・中条きよし、あやしくもバブリーなモデル事務所の社長・伊武雅刀、映画を見るまで謎の存在・温水洋一(最近私の好きな役者さんの一人)など、どの方も“ひとくせもふたくせも”ある方ばかりです。
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主人公の身近なところにいる本上まなみや、最近“売れっ子”の佐々木希などもポップな映画に花を添えていました。

全体のストーリーをここであまり語ってしまうと、ネタばれでつまらなく(だいたいわかっているのでしょうけど)なってしまうので、ひと言。
塚地さんがハンサムな自分と、今までのもてない自分を経験した中で、自分の身の置きどころをどうするかという葛藤が、明るいストーリーの中で楽しく描かれています。
ちょっと、しんみりさせたり、心の栄養になるような素敵なエピソードも含め、休日に友人や好きな人と映画を楽しもうというときにはもってこいの映画です。

ちょっと不思議な世界観をポップに撮っていて(ビジュアル・ディレクターもついているのだそうです)、シーン・登場人物によって世界ががらりと変わるように感じます。それも楽しみのひとつになるかと思います。
子供だましだと思っている方は、ちょっとリラックス・モードで休日にどうぞ!っていう映画です。
私は楽しかったですよ。長女も絶賛(n‘∀‘)η

【NowPlaying】 明石飛脚~世帯念仏 / 桂 米朝 ( 落語 )

2008/11/02

からくりテレビで泣いてしまった(T_T)

本日11月2日放送の「さんまのスーパーからくりTV」を家族が見ていて、たまたま珈琲を入れにリビングに行くと、最近よく番組内で見かける国語教師の下地敏雄さんが出ていました。番組のカラオケコーナーから飛び出した面白キャラの一般人の方です。で、ちょっと見てみようかと腰をおろしました。

この方の教育熱心さはかなりのもので、父兄からの要望で、年一回父兄にも授業を行っているとの紹介が、番組の中でありました。
いつもは、自分の子どもについての相談を親がして、先生が出張授業を親子にするというパターンですが、今回は、あるお母さんから、自分たちは学校から離れて長くなってしまい、ぜひ先生の有名な授業を受けてみたいという要望に応えて、下地さんが出張授業を行うというものです。

で、面白い授業が終わったとたん、一人のお母さんが「先生、私を見て何かピンときませんか?」と尋ねると、先生は「わかってましたよ、昭和○○年○○市立○○学校○年○組旧姓○○○子さんですよね」と応え、当時そのお母さんが生徒だった頃に先生が言ったことを昨日のことのように話し出しました。
生徒だったお母さんが先生から言われたことを、やはり先生に伝えると、「申し訳ない発言だった」と、学校の階段でちょっと話したことまで全部覚えていたのです。
その後、きょうはお母さんの授業ということで参加できなかった当時の学級の男子だった方も数名教室に・・・。

これだけで、そのお母さんはじめ、生徒になったお母さんたちは涙ぐんでいた(からくりのメンバーも)のですが、下地先生は、「あのときは、私はまだ27歳。あなたたちに満足のいく授業ができなかった。今のこの自分なら・・・。」とおっしゃり、「当時卒業していく生徒には担任の私は何も渡すことができなかった」・・・このことについては、どこの学校の担任の先生もそう思っているようで・・・「でも、あのとき、私は校長先生に頼んで、学級全員の卒業証書を書かせてもらったのです。あれがあなたたちに私から渡してあげることのできた唯一のことです。」と話され、その時点で私は不覚にもぼとぼとと涙をこぼしてしまいました。

・・・なんかお姉系で、ヘンな先生・・ちょっとひやかしで見てみるか・・などと思った私が馬鹿だったと反省いたしました。
きっと、このサプライズについても色々となんやかんや言うような人もいるかもしれませんが、でも、教え子に自らつくったものを渡したいという気持ちは本物です。必死でやってなけりゃ、そんな気持ちにはならないものだと思います。
下地先生、あなたはほんとうの“先生”です。
どうか、一人でもあなたの教え子にあなたの立派な国語の授業をしてやってください。
来週からは、ヘンな色眼鏡では見ません。ごめんないさい(*_ _)

【NowPlaying】 Spring Is Here / Julie London ( Jazz/Vocals )

2008/11/01

ソロモンの指輪/マリポーサの花

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現在、東京宝塚劇場で公演中の宝塚・雪組「ソロモンの指輪/マリポーサの花」を見ました。
雪組と言えば、トップスターは私の地元千葉市、県立千葉女子校出身の水 夏希(みず なつき)さんです。ちょっとひいき目に見たいところですが、そこはファンの厳しくも優しい目で、公平にリポートしたいと思います。

まず、この公演は変則的な構成で、通常のお芝居(ミュージカル)1時間半のあとにショー1時間というものではなく、ショー30分(びっくり、たったの30分!)のあとにお芝居2時間(フィナーレも含めると2時間10分以上の長丁場)というものでした。

ショー「ソロモンの指輪」は時間も短いので、組全員が全力で一気に駆け抜けるというか、怒濤の圧倒的なショーでした。
野球で言えば一試合を3イニングにして、阪神の藤川が全打者高めの直球で三球三振させて終わらせてしまうような感じでした・・って、野球を知らない人にはわからないか(^^;)
つまり、組全員でもてる力を一気に出して、観客を圧倒して気がついたら終わってた・・という感じでしょうか。

全編クライマックスでした。そして雪組のショーにおける総合力の高さをまざまざと見せつけるようなものでした。
あまりの迫力に後ずさりしそうなくらいでした。
水さん、そして彩吹真央さんを中心として、とても組がまとまっていることがうかがえました。
上々のスタートを短時間で切って、休憩時間に。
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いきなり早めの休憩なので、とまどいつつ劇場ロビーに。稽古中のビデオなどが流れているモニターなどを見て時間を過ごしました。そして、長丁場のミュージカル「マリポーサの花」へ。

Mariposa_2
これは作・演出が、異色の作品の多い「正塚晴彦」先生のものです。
高級クラブを経営するかたわら、密輸で巨額の富を得ているという面向きの顔を持ちつつ、国の将来への熱い情熱、そして愛する人への想いを秘めて、実際にアクションを起こし、危険と隣り合わせに生きていく男のストーリーです。

舞台は赤い太陽の沈むカリブ。白い蝶のように咲くマリポーサの花のかぐわしい香りが感じられ、燃えたぎる情熱とラテン音楽が渾然一体となったような、ちょっとレトロな雰囲気さえする、“男”のストーリーでした。

この長い時間をほとんど、ストレート・プレイかと思わせる芝居中心の展開でした。
それを見事に演じ切った水夏希さんの実力はたいしたものだと感じました。しかも、この難しい危険な香りのする男役を違和感どころか、見ているものを完全に役柄にのめり込ませるくらいの名演でした。
こういうタイプの男役は、非常に貴重だと思います。
それに、彩吹真央さんはその主役との関係性(友人でもあり、人生の同士でもあり、男同士のつながりが強固である)をやはり演じ切れていたと思います。この人がうまくやらないと、2時間は観客にとって我慢大会になってしまうかもしれない構成でした。
なので、ほんとうに素晴らしいと思ったのです。

十分見応えのあるミュージカルで、堪能しました。
いろいろ、ブログ等で評判を事前に調べましたが、退屈だという人も中にいて、見る前はけっこう不安だったのです。
でも、私が見た限り、「いいです!高得点(^^)」

フィナーレでは、娘役トップの白羽ゆりさんがステージセンターで最後の挨拶をするときに、胸を張って、自信満々に観客席にアピールしていたように感じました。銀橋でも、うれしそうに、そして「見てください、私達を」というような心からの熱いものを私は感じたのです。

雪組としては、自信をもってお客さまに届けていることがよくわかりました。
ストロングスタイルの堂々とした公演、宝塚ファンとしては見ねばならないでしょう!!
どうぞ、いってらっしゃい(n‘∀‘)η

【NowPlaying】 In Walked Horace / J.J.Johnson ( Jazz )


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