淘汰されてよかった言葉・・・
最近、『K・Y』って聞かなくなったねぇ。
いやぁ、うれしい、うれしい(^^) なんで、「“空気”を読まなきゃならないのか」・・と、いつも思っていたのだ。
常に人の顔色うかがって付和雷同しているなんて、絶対に厭だかんね!
なんで学生の内からそんなに、人に(特に同級生なんかに)気をつかうことがありますか!!
「空気読めねぇ~っ」などと言われたら、「K・Y」って言葉は既に死語化しているが、そんな言葉を使う方が「場の読みが浅いんじゃないのか!」と、諫めてやった方がいいのではないだろうかね(`◇´*)
あとねぇ、『いじる』ってのも嫌いなんだ。
元々『いじる』ってのは、お笑い芸人をはじめとする芸人達が、観客または、舞台などの登場人物を指して、服装や、様子、言葉遣い、挙動などをおもしろ可笑しくちゃかして、笑いを誘うときに使った業界用語なのではないかと思うのです。
でも、今はクラスの誰かを、ある意味“いじめ”に近いかたちで“いじる”ことにより、大勢が少数(ほとんど個人)をさらしものにするときに使う言葉なのではないでしょうか。
業界が残っているかぎり、無くならない言葉でしょうが、せめて素人は使わない方がいいと思うのです。
さらに、かつての『語尾上げ』も、ほぼ収束状況にあり、これもうれしいことです。
まだ一部に生息(特に著名人などに多い、怖くて誰も注意できないのだと思う)しているようですが、これも今後増殖する可能性は無さそうです。よかった、よかった(^^)
あとねえ、『ちょりーっす!』っていうのがあるんだよね。
いわゆる“おバカタレント”の木下優樹菜さんが、かつてヤンキー仲間のところに入っていくときに使っていた造語らしいです。
特に何を短縮しているでもなく、「こんにちは」って意味らしいのですが。
私が聞いている感じだと以下を【想定】してしまいました。
①「ちょろいっす」・・・カツあげがうまくいったなどの意味か?
②「ちょっといいすかっ?」・・・こんちは、入れてもらっていいですか?
③「ちょろっとはいりまぁぁっす!」・・・いつの間にか仲間の輪に入っていく感じ。
④「調子いいっす!」・・・きょうも調子いいので、どこかでかけましょう、くらいの意か?
しかし、これも私にはちょっと“下品”で“野蛮”な言葉に聞こえます。
できれば、淘汰され・・退場・・してほしいな、と思います。
【NowPlaying】 Easy Living / Jackie McLean・John Jenkins ( Jazz )
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