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2008/11/05

帯久(おびきゅう)

今や人間国宝、桂米朝の「帯久」という落語をUSEN放送で聞きました。
1989年の録音だそうで、声のツヤも良く、テンポも良く、素晴らしい“はり”のあるお声です。
45分からなる長い噺ですが、すごいものでまったく飽きることもなく、最後まで息を呑んで聞いてしまいました。
いや、聞かされてしまったというか、術中にはまってしまったのです。

帯屋の久七が、商売がうまくいかずにいた時に、何の証文も取らずに金を何度も貸してくれ、最後に百両を借り、年末に返しに行ったときに、返す相手のだんなが急な用事で席を外したときに、そのまま百両持って帰ってしまい、返したと知らぬ存ぜず、・・何度でも用立てしてくれた親切な大店の旦那はそれを境になぜかその後は不幸が重なり没落・・・百両をまんまとせしめた帯屋久七はその後それを元手に商売を大きくして大繁盛となり逆に大店に・・・。でも、誰からもよく言われない“ごうつくばり”になったと。

誰からも立派な人だといわれていた元大店の旦那は、娘も妻も病気で失い、店も火事で焼失、自身も病気になり、帯屋久七にわずかばかりの金を借りに行くが、びた一文も貸してくれず、打ち打擲されてしまい・・・。
という、身も蓋もないというか、心すさむ展開なのですが、最後は奉行の名裁きが出て、そこからは急展開での面白さが加速するように進行するという、聞く側にはこたえられないものです。

世間では、落語ブームだといいますが、私も静かにブームを迎えております。
また、寄席に行きたくなってきました。
ほんものの寄席に行きましたら、またこのブログで報告いたします。
落語を聞き始めた人から、○○を聞いたけど面白くないというようなことを言われました。
ひとくちに落語といっても、咄家も十人十色、聞き手も十人十色、噺(ネタ)も何千とあるわけで、自分が面白いと思えるものを探すという楽しみを、じっくり味わうことをおすすめします。
これは、ジャズだって、クラッシックだって、ロックだって同じこと。
楽しみは「がらくた箱」をあさって自分で探してみるのが一番です。
そして、いいものを 見つけると、それが『宝箱』になるのです。

【NowPlaying】 野ざらし / 三遊亭 圓楽 ( 落語 )

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