今度は「行って来ます」の話
USEN放送の番組「ハピネス観章のリッチマインド法話」を聞いていたら、「行って来ます」の話が放送されていました。
先日このブログで「いっときます」(^^)の話を書きましたが、今回は「行って来ます」を観章さんによる仏教的な解釈をしたときのお話(^^)
仏教的に言うと「行って」「来ます」の行くのは、あの世から現世(娑婆)に行くこと。
そして、「来ます」の帰ってくるのは、現世(娑婆)から、またあの世に戻ってくることなのだそうです。
何のために現世(娑婆)に行くのかというと、「現世に行って、苦しんでいる人の為に何かをどれだけしてくるか」という命題のためなのだそうです。
そして、あの世に「お帰りなさい」と迎え入れられ、そのときに“現世でしてきたこと”を報告するわけです。
現世、つまり私たちが生きている今は、あの世からの立ち寄り先になっているわけです。
------果たして自分は報告できるようなことを、この立ち寄り先の現世でしているのか-------
苦しんでいる人のために、何かできているのでしょうか。
苦しんでいなくとも、人のために自分は何かしてきたのだろうか・・・。
そんなことをしみじみと聞きながら思いました。
もう一度自分の今までを振り返りながら、ゆっくりと考えてみたいと思います。
きょうは、長男の進学先の相談会が有り、現在の大学の色々な学部での素晴らしい研究や学習について見てきたのですが、実にうらやましいと思いました。“人のために何かできる”“やってみたい”と思わせるような未来が見えてくるような説明会でした。
自分もこれから何かひとつでも、人の役に立つことをやりたいと、あらためて思い直す機会となりました。
【NowPlaying】 Strawberry Fields Forever / The Beatles ( Rock )
« 心からの対応が今時めずらしい | トップページ | スポーツ中継のテレビ的表現 »
「言葉」カテゴリの記事
- 「プロフェッショナル100人の流儀(珠玉の名言集)」を読みました。(2023.01.10)
- 高嶋秀武さんの古い本「話のおもしろい人、つまらない人」を読みました。(2022.12.19)
- 「旅だから出逢えた言葉/伊集院静」を読みました。(2022.11.13)
- 「ニホンゴキトク」という久世輝彦さんの本を読みました。(2022.10.14)
- 永六輔さんの「聞いちゃった! -決定版・無名人語録-」を読みました。(2022.09.08)
「日々発見」カテゴリの記事
- 「笑って、泣いて、考えて。 -永六輔の尽きない話-」を読みました。(2023.03.24)
- 太田和彦さんの「書を置いて、街へ出よう」を読みました。(2023.03.15)
- 剪定枝チップ機を借りたら、今年度で終わりとのことでした。(2023.02.20)
- アーティスト すずきらな さんの「1年でやりたい100のコト」にならって私も「1年でやりたい77のコト」をどんどん出してみた(#^.^#)(2023.02.11)
- 高嶋秀武さんの古い本「話のおもしろい人、つまらない人」を読みました。(2022.12.19)
コメント