「小森生活向上クラブ」を見ました
映画「小森生活向上クラブ」を見ました。
私のよく行く映画館では、現在一日1回の上映で夜8時40分からのレイトショー上映のみ(・_・)
夕食を取ってから、妻にことわりを入れて一人で観に行きました。
内容は、ある会社のちょっとさえない課長さんが、昔、とある駅の改札員さんが毎日改札を通る全員に「おはようございます」とにこにこしながら声をかけて切符を切っていたのを見て、「これは、改札を通る人、一人ずつに、ほんのわずかな“幸せ”を与えてくれている、この“幸せ”を全部を足してみると、人の寿命を延ばしているくらいの効果である」と考え、逆に、わずかではあるが、会う人ごとに何か“不幸”というかいやな感情を抱かせまくっているやつが世の中にはいる。それは逆に全部足してみると人ひとり殺しているに等しいと、大飛躍な考えを抱き、そんないやなやつを抹殺していくという、・・・どうかな・・・という作品です。
もっと些細なことに怒り、些細な仕返しをするというような、「おもしろ話」かと思って観に行ったのですが、実際は、「死刑」と言われるその仕返しに部下達が賛同し、どんどん大きな組織のようになっていくというお話です。
私自身の評価は、というと・・・55点!といたします。もっと愉快な展開だとよかったのに・・・。
主演の古田新太さんと妻役の有森他実さんのコミカルなからみや、会社での部下役、栗山千明さん、忍成修吾さんがいい味だしていたので、その方向でおもしろ路線な映画だと良かったのに・・・と思いました。
・・・が、きっとこの映画も原作があって(ひょっとしてマンガ?)、それに基づいているのでしょうから、その原作のファンあっての映画かもしれないですね。
見ていて飽きない展開の早い映画で、楽しいシーンや奇想天外なシーンも満載で、“どうでもいいようなシーンばかりが延々と続く”出来の悪い洋画を長時間見るよりはよっぽど楽しめると思いました。
今回の映画リポートは以上です。
【NowPlaying】 星に願いを / 葉加瀬 太郎 ( Instrumental / Violin )
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