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2008/12/09

山茶花でいつも思っていたこと

よく、このブログにコメントをくださる、みいさんのブログに、このあいだ山茶花のことを書いた記事がありました。
とてもきれいな写真も載っていました。

で、いつも「山茶花」という文字を見ると、これって『茶山花』の方が、むしろ“さざんか”って読めるのに、なぜ「山茶花」と書くのだろうと思うのです。

それでもって、私調べてみましたよ。

椿(つばき)の中国名「山茶花」が、いつの頃から“さざんか”の名前として間違って定着したのだそうです。
読みは「山茶花・・・さんさか」から「茶山花・・・ささんか」さらに「さざんか」と変化したらしいです。
ですから、「山茶花」の漢字名も本当は誤用だとのこと。

知らなかったなぁ~、調べてみるもんです。
“椿”と“さざんか”が、どこかで混同されたということなのだそうです。

ついでに、いつも思っていた「豆腐」と「納豆」は、本来逆の表記の方が合っているのでは・・という疑問について調べてみました。

まずは「豆腐」の語源から。
一つ目の説としては、豆乳を固めた物だから(「腐」と言う字は「凝固させる」の意味もある)
二つ目の説は、乳腐(ヨーグルト等.乳を発酵させたもの)の代用品だったから等の説があるとのこと。

「納豆」の語源は。
お寺の納所(台所)で作られたことに由来する。
肉食が禁じられていたお坊さんたちにとって、納豆は非常に重要なタンパク源でした。
納所で大豆を原料に作るから「納豆」・・これが有力説のようです。

で、「豆腐」と「納豆」、お互いの意味が逆になって日本に伝わった説というのも昔から言われていたのだそうです(・・・わたしと同じような考え)。
でも、これはあくまで俗説で、“あと付け”で、おもしろおかしく考えられたもののようですね。

本日は、「山茶花」から思いついて、ちょっと調べてみた結果のご報告でした(^^)

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コメント

こんばんは。
山茶花、茶山花の方が読みやすい、あ~ホントそうですね。
名前の由来、知らなかったです。はっPさん調べていただいてありがとう^^。
すっきりしました(笑)
なるほど、豆腐と納豆もそういうことでしたか。
漢字って日本語って面白いですね。

みいさん、こんばんは!
本日は忘年会で、日本酒をしこたま飲むことになってしまい、けっこう今現在頭の中が“ぐらぐら”の状態で書いています。

コメントありがとうございました。
普段からちょっと疑問に思っていることでも、調べてみるものですね。私も「へえ~、そうだったのか」とあらためて驚きました。
まだまだこんな「言葉」はありそうですね。
また発掘して書いてみますね(^^)

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