“老人力”がついた
最近、私も妻も、“もの忘れ”がとみにひどくなりました。
例えば自分の頭の中に“顔”は浮かんでくるんだけど、名前が出てこない!
「ほらほら、あれに出てた、あの真ん中の人」・・・(^_^;)ぜんぜんわからん。
で、聞いたこちらも「言ってる人はわかるよ、ほれほれ、あの有名な人だよね」と・・こちらも全然わからん(^_^;)
写真は「老人力/赤瀬川原平著(筑摩書房)」。
10年くらい前にちょっと話題になった本ですよね。
ようするに、上記のような“もの忘れ”などの状況が発生した場合、『老人力』がついたねぇ・・と、むしろ喜ぶべきだというのが、その趣旨のような本なんです。
ここのところ、職場でも「ええっと、あれだよ、あれ、なんだっけ」とか、当然済ませておくべきことを完全にぽっかりと落としていることがあります。
「しまった(¨;)・・」と、思うんですけど、あとのまつり・・・。
「もうなんでも忘れてしまおう、老人力のパワー全開。いくらでも忘れ放題」
と、赤瀬川さんも書かれていますが、いつかは自分も老人に近づき、どうせもの忘れも多くなり、決して老人は遠い世界ではなく、無縁ではないのだから、もの忘れなども“新しいちから”として、もっと積極的に『老人力』と呼ぼうというわけです。
自分でもあきれるような事象が発生した場合は、愕然とするのではなく、「いや、俺も老人力がついたものだ」と涼しげに言いのけてみましょう(^o^)
以上、「もの忘れ」などの老人化現象の言い訳でした(^_^)
でも、職場の若い人でもけっこう、ぽっかりと忘れているようなことがあるんだよね。
老若男女、老人力がついてきたのでしょうか?(^_^;)
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