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2009/01/10

「検索バカ」読みました

Kensaku_baka
ようやく体がパソコンに向かえるくらいになってきました。
今回は、昨年末に読んだ「検索バカ/藤原智美著(朝日新書)」についてです。

単純に、インターネットを利用した検索ばかりしてわかった風な気になっている人の話ではありませんでした。
むしろその話はほとんど1章で終わってしまうのです。

まずは“検索”することが“思考”することだと思いこんでいる人が多くなっているというお話でした。
たしかに、検索した段階でほぼ終わったような気になっている人って多いですよね。
それに言葉は単なる情報として劣化し、言葉自体の“ちから”が無くなっているようにも感じます。

検索して周りの“空気”を読み、「空気を読め」という同調圧力が自立した思考を奪っているというのです。

まあ、そもそもが『空気を読め』という言葉自体が社会的な環境や日常的な環境に入り込み過ぎたことが問題だと私は思うのです。

たぶん想像するに『空気を読め』は舞台用語です。
実際に幕が開き、演劇なり演奏なりが始まったときに、観客の様子を感じて、逆にそれがフィードバックされるように舞台が進行し、出来上がっていく。
要するに舞台人にとっては、“観客の空気を読む”ということは必須のことであったのだと思います。

このことは、お笑いの舞台でも同じ。
なので、“ネタ”として、わざと場にそぐわぬことを相方に言わせて「お前、空気読めよ!」とやって受けたのが、『空気を読め』という言葉が私達の日常社会に入り込んできたきっかけなのではないかと思います。

で、いい気になった素人が“ちょっと受け”するからといって、このパターンで最初は小さな仲間内の笑いを取ったのではないかと・・・。
そのうちに、ちょっと皆と異なる行動をしたりする人に向かって“悪い意味”で使い始める→そして学校などでは“いじめ”にもってこいの言葉となってしまった。

オトナの社会でも今や使われ方は子供と似たり寄ったりです。
検索して概要を把握し、だいたいの空気を読むことによって物事が進行するとなると、それはろくな結果を生み出さないのではと思います。

職場で特定の人に意地悪するときにも使われているとすれば、あまりにも子供っぽいと感じます。
「空気を読む」のは舞台用語としてとらえていた方が良いのかもしれません。もう、元には戻らないと思いますけど・・・。

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