圓あって生で菊会
【業務連絡・・・業務連絡】
明日アップルパイを持って行こうと思ったけど、今から書く落語会に東京まで出かけたため帰宅が遅れました。
帰宅後、ケーキ店に行ってみると「アップルパイ終了しました」という表示がケースに!!
ごめんなさい<(_ _)>
でも、チョコのダミエ(市松模様のやつ)は手に入れたのでそれをもってくよ。&S.BARAさんの生じゃないお菓子は手に入れたよ。
【以上、業務連絡終了】
で、本題です。
きょうは思い立ってお江戸日本橋亭まで一人ででかけました。
橘家圓太郎、古今亭菊輔、柳家さん生の三人による落語会です。会のタイトルは三人の師匠の名前から一文字ずつとったものです。
菊輔師匠は私と同じ中学の卒業で、千葉市初の真打ちになった人です。
会場に入ってしばらくすると、中学時代の担任の先生が奥様とご一緒に会場に入って来られました。
お互いに「おおっ」と驚きつつも、会うのじゃないかという予感もありました。
先生は、近くの島根県アンテナショップで買い物をしていたとのことで、その買い物の包みを私にくださいました。
「せっかく買って来られたのに・・」と言っても「いいから、いいから」ということでいただいてしまいました。
明日の朝にいただきますね。楽しみ(^^)
で、肝心の落語会ですが、お客様もほぼ満席、楽しく始まりました。
橘家圓太郎さんは、高座が終わったときにぼそっと「本邦初公開・・・」とおっしゃっていましたので、出し物の「文違い」は、この高座で初めて下ろされたネタだったようです。それにしては、だましたつもりがだまされ、さらにだまされているという人間のいやなところと、おもしろいところを、巧みに表現されていました。
女郎屋の女の“あやしい”感じもこの人ならではの演じ方で楽しく、田舎者の大檀那のしゃべりっぷりも見事でした。
菊輔師匠は、これもひょっとして初下ろしだったかもしれない「鼓ヶ滝」という、西行が山中の滝を見て歌を詠み、そのあと道に迷って、一夜の宿を見つけ、そこには老夫婦と孫がいて、西行が得意に詠んだ歌を“お直し”するという愉快で、最後には不思議な顛末を迎えるお話でした。
ところどころで現代的な表現を入れてみたりして、笑いを取っていましたよ。
ただ、聞いていて、まだ客の反応を確かめているような気がちょっとしたし、ここでは間違いなく“どかん”と笑いを取るというような箇所が見てとれなかったので、これから練られていくのだろうなと思いました。
また、今度楽しみにしていますよ。
仲入り後の柳家さん生さんは、昔のお酒を飲んで高座に上がっていた有名な師匠の話などの“まくら”ですっかり客を取り込み、あとは「水屋の富」をその勢いのまま悶絶しながら(^^;)の大熱演!
ひいこら笑いながらの打ち出しとなりました。
きょうは、行く前までどうしようかと迷っていたのですが、先生にも会うことができたし、楽しい午後のひとときを過ごすことができました。
先生ともお話をしていたのですが、自分もある程度の年齢になり、自分の人生そのものを楽しむことを考え始めているところです。なので、落語でもなんでも興味を持ったものについてはどんどん行ってみて、自分の人生に吸収しようと思い始めているのです。
今後どんな職場に異動になるかもしれませんが、その気持ちを持っていたいと思っているのです。
本もたくさん読みたいし、音楽も新しいものを吸収したいと思っています。
きょうは、その一環のようなものでした。
【NowPlaying】 蕾 / 伊賀あゆみ ( Piano )
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