「日曜喫茶室の本」
妻が写真の本「日曜喫茶室 頭の特効薬」を“ブックオフ”にて“105円”で買ってきてくれました。
私が日曜日によく聞いているNHK-FMの番組の本です。
最近は月の最終週のみの放送ですが、けっこう楽しみにしている番組です。
妻もそれを知っていて買って来てくれたのです。
この番組の魅力は何といっても、1時間45分という長丁場を喫茶店での会話として、「お話し」だけでたっぷりと放送することです。
今時、こんな長尺のトーク番組なんて、なかなか無いと思います。
それも、あらゆる分野からとても興味深い話を持って、喫茶店に来店して思う存分話をしてくれるわけですから、これが楽しくないはずがないというわけです。
この本の中でも、言語学者が出て来て日本語の擬音語、擬態語にあたるものが存在しない国の話をしたり、日本語の文法は、話の途中で相手の顔色を見て、結論を途中で変えることができるような仕組みになっている、だとか、興味深い話ばかりです。
こうしてダイジェストを一冊の本にしただけでも、楽しい喫茶店でのひとときのような気分にひたることができました。
10年近く前の本ですが、なかなか面白い本でした。
本日は日曜の午後のひとときを読書で楽しむにはもってこいの本のご紹介でした。
【NowPlaying】 終曲 / マイケル・ジョーンズ ( Instrumental Music )
« 人生でこんなに名刺を配り、受け取ったことがあったか!! | トップページ | 新しい職場、なかなか馴れるまでにはいきません »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 古本の頁を繰っていて見つけるもの(2022.01.23)
- 中学生時代から今に至るまで、「レコード盤を貸してくれ」「CDを貸してくれ」「本を貸してくれ」と言われる話。(2021.12.21)
- 「日本人も知らなかったニッポン/桐谷エリザベス」を読みました。(2021.10.03)
- 「小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム -名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏-」を読みました。(2021.09.28)
- 坪内祐三の「最後の人声天語」を読んだ。(2021.09.25)
「言葉」カテゴリの記事
- 「プロフェッショナル100人の流儀(珠玉の名言集)」を読みました。(2023.01.10)
- 高嶋秀武さんの古い本「話のおもしろい人、つまらない人」を読みました。(2022.12.19)
- 「旅だから出逢えた言葉/伊集院静」を読みました。(2022.11.13)
- 「ニホンゴキトク」という久世輝彦さんの本を読みました。(2022.10.14)
- 永六輔さんの「聞いちゃった! -決定版・無名人語録-」を読みました。(2022.09.08)
« 人生でこんなに名刺を配り、受け取ったことがあったか!! | トップページ | 新しい職場、なかなか馴れるまでにはいきません »
コメント