どこかで見たような気がすると思った・・・
きょうは、妻と長女と千葉県佐倉市にある「国立民族歴史博物館」に行ってきました。
以前「和宮ゆかりの雛人形展」を見にきたときに、いくつか展示室を見て回ったのですが、結局広すぎて回りきれなかったので、その続きを・・ということで再度訪れました。
古代から現代まで、単純に展示室を歩いただけでも3kmにも達するという大きな博物館です。
ゆっくり見て回ったら何日もかかることでしょう。
で、写真は沖縄のある地方で祭事に出てくるもので、“なまはげ”みたいなキャラクターになるのでしょうか。
ある葉っぱを身にまとい、井戸の底にある臭いのきついヘドロのようなものを体に塗りたくって赤ちゃんが生まれたばかりの家や、新築の家に現れ、泥をなすりつけていくのだそうです。
たぶん、それによって、今後の災いを避けるためのおまじないのようなものなのでしょうね。
それにしても、最初に見つけたときから“怖かった”。
この写真も、そのヘドロ男の隣に展示されていたもので、さっきと同様人間が入って祭事を行うキャラクターのようです。
こんなのが町に現れたら、ちょっと現実とは別世界に迷い込んだような気になってしまうのではないでしょうか。
非日常の世界に人を連れて行くのなら、このようなキャラクターは必須かと思います。
で、思ったのが、宮崎駿のアニメーションにもこんな感じのキャラクターがいたような気が何となくするのです。
最初の写真は、千と千尋の「顔なし」みたいだし。
次のキャラクターもあの「湯婆ぁば」の風呂屋にいたような気がするし・・・。
沖縄のこういうものって、ほんとに異次元まで連れて行ってくれそうな不思議なものを感じます。
長女は、怖がっていましたが、私は上記のようなことを思ってしばし正対して見ていたのでした。
【NowPlaying】 Winning A Battle , Losing The War / Kings Of Convenience ( Organic SSW~Slow Life Music~ )
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