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2009/06/12

そこに座ればあなたは・・・

090612_syosaijutsu

今、読んでいる本は、新書版で「できる人の書斎術/西山昭彦・中塚千恵共著(新潮新書)」です。

“できる”っていうのが、いまどきこんなタイトル使うか?って感じがいたしますが、中身は面白いのです。

で、“できない”私が恥ずかしそうにレジに持って行って買ってきたわけです。(^^;)

内容はというと、最初の部分では、それこそ有名な方達の書斎を訪ねて、その紹介とご本人の書斎の使い方や考え方がリポートされていて、興味深く、しかも参考になることが多々ありました。

○どんなに忙しくても一時間半から二時間は必ず机に向かう。(寺島実郎氏)

○書斎を持つなら早ければ早いほどいい。自分のライフデザインを設計する場所だから。(新井満氏)

○一日中仕事するわけではないが、少なくとも24時間問題意識を持ち続けろということ。(高橋進氏)

○やりたいことをやろうとするとき、自由に使える自分の場所は絶対必要です。その象徴的なものが書斎だと思う。(八塩圭子氏)

などなど。

確実にひとつ言えることは、「ひとりになる時間、場所は家の中に必要だ」ということでしょうか。

さらに、後半では一般の方の書斎を訪ねていて、これも立派なものから、押入れを改造して子供と共同で使っているものまで多彩な書斎が紹介されています。
ここでも、やはり日常のリビングなどの空間と、仕事や好きなことをする別空間(スペース)が必要ではないか、と感じさせることが書いてありました。

090612_study1

私も幸いにして、そのような空間がありますが、今はほぼ長男と二人で使っています。(写真)
長男は部屋を持っているのですが、パソコン、本、机、テーブルが用意されているこの部屋に来て、勉強をしたり、ゲームをしたりお茶を飲んでくつろいでいることが多いのです。
これも、好きなことをする空間にしていると考えられると思います。ネコもこの部屋でくつろいでいることが多いです。(実際、この写真でも本棚の上でウチのネコ、“サンド”が寝てます)

私の兄がこの部屋を訪れたときには、「なんだこの部屋は何かの基地か?」と驚いていましたが、年を重ねるうちにパソコン、本、CD等で部屋中が埋まり、まさに“基地化”しています。でも、これがいいんだよねぇ・・・。


090612_study2

部屋が整然としていないと気がすまない人がよくいますが、私はその逆で、ごちゃごちゃと本やその他雑貨、オーディオなどの機械類などが混然としているのがいいのです。
特に本に囲まれていると何故か至福の時を感じることができます。けっこう本に囲まれているとうれしい人っているるんじゃないですかね。
だから古本屋や(ブックオフでも)、図書館などに行くと興奮して頭に血が昇ったようになってしまいます。

新しい本でも、古い本でも、本のにおいが好きです。

ということで、部屋は物に占領されて狭くなるばかりですが、それはそれなりに幸せな気分です。
書斎って、そうして自分の時間を過ごすためにあるのでしょうね。

ただ・・・そろそろあふれてきた本をブックオフに処分に持って行かなくては・・・。

【NowPlaying】 Georgia On My Mind / Eddie Higgins Trio ( Jazz )


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