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2009/06/28

“Bar”のある人生、そして宝塚スターをお酒にたとえると・・・

090627_lifewithbar
『バーのある人生/枝川公一・著(中公新書)』を読みました。

バーなんて、私、生まれてから一回しか行ったことがございません。
20代のころ、美人に連れられてほとんど保護者同伴の“坊やちゃん”のようにしか見えない状態で入ったのでした・・・。

ドアを開けると、そこには今までとまったく異なる“プライベート”な空間が存在しています。
誰にも邪魔されず、しかも今の自分達にぴったりのお酒がスッとでてくるのです。いい空間です。
・・と、この本にも書かれていました。

せっかく東京に勤めることになったのですから、今後バーのひとつでも見つけたいと思い始め、この本を手に取りました。

「ダイキリ」「ギムレット」「ジンリッキー」「マンハッタン」「マーティニ」「サイドカー」など、誰もが一度は耳にしたことのあるカクテル、バーによって、バーテンダーによって異なるその味わい・・オトナの世界で今後味わってみたいものです。

で、ふと思ったのですが、私の大好きな宝塚のスターの皆さん、お酒にたとえたらどうだろうと。
個性に満ちた方々をお酒に例えると・・・。

雪組の男役・水夏希さん 長いセリフ回しのストレートプレイにも耐えうる本物の感じ・・・ウイスキーのオンザロック(氷がひとつの固まりのやつ)なんかが例えられるかも。

宙組の男役・大和悠河さん 今の季節に飲みたい、すっきりととおった、キリッとする白ワイン、見た目にも美しく透き通った感じがぴったりかも。

月組の男役・瀬奈じゅんさん 男の凛々しさも、哀しさもすべて引き受けたダンディズムを感じさせます。カクテルの王様と言われるほどの格式を持った「マーティニ」がふさわしいように思います。

星組の男役・安欄けいさん(この間退団されました) この方は、ほんとうの本物、「スコッチウイスキー」ではないでしょうか。中世から厳しい製法が伝えられているという木製の樽で熟成されたシングルカスク、これでしょう。

花組の男役・真飛聖さん 刻々と移り変わる味わいが、韓流のタムドク様からスペインのマタドールなどなど、あらゆる役を魅惑的にこなしていく真飛さんを彷彿とさせるカクテル「オーロラ(ホワイトラムとマンダリン・アンペリアル、クレーム・ド・フランボワーズをシェイクするカクテル)」が似合っていると思います。

娘役がまだですが、今回退団される宙組の陽月華さん 見た目はジュースみたいなのに、飲んでみると“ガツン”と効くカクテルにたとえられるかもしれません。「スクリュードライバー」などいかがでしょうか。

やはり退団された星組の遠野あすかさん  ロンドンで上演され、大当たりだった舞台の、そのヒロインに捧げられたカクテル「ピンクレディー」。魅力的で、美しい色彩が女性にも人気がある彼女に合うかも。

退団されたばかりの雪組白羽ゆりさん 「モスコミュール」などはどうでしょう。 ミュールとはラバのこと。後ろ足で蹴るクセがある。強いアルコール分を持った酒は「キックがある」というので、最後の舞台ゾロの“やくどころ”を彷彿とさせます。
ベースのウォッカは、農民の地酒から発展して、上流階級にも浸透した“国民酒”、人気者の彼女によく似合います。

花組の桜乃彩音さん 「グリーンホッパー」はどうでしょうか。シェイクやステアではなく、ビルドするタイプで、グラスには三種の材料の異なる比重を生かした見た目にも楽しめるカクテルです。
太王四神記、哀しみのコルドバ、愛と死のアラビアなど三者三様の役を見事にこなし、あらたな側面をいつも見せてくれる彼女らしいと思います。

というわけで、長くなりましたが、バーとカクテルと宝塚をモチーフにちょっと書いてみました(^^)

【Now Playing】 25コ目の染色体 / RADWIMPS ( J-Rock )

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