“婚活”話、その2
最近、ますます『婚活』という言葉を耳にいたします。
テレビや新聞、雑誌、そして私の職場やその周囲でも・・・。
で、昨晩のブログにちょこっと書きましたが、きょうは「出会い」を話題にしてみたいと思います。
人と人の出会いって、特に男女間のそれについては、自分からはたらきかけないと100%生まれないものだというのが私の今まで生きてきて、経験してきた中での実感です。
普段のまじめな自分を誰かが見ていてくれて、やがて自分を見てくれていたその“ひと”と、それとなく付き合うようになる・・・なんてことは絶対にありません。
あるわけないです、だってこのままじゃ誰も声をかけてくれないし、もちろん自分からかけることもないのですから・・・。要するにそんな都合のいいこと考えていたのでは、「出会い」は訪れないのです。夢をこわして悪いけど。
“婚活”なんて言葉が使われている昨今ですが、でも、逆にそんなことまでしなくてもいい、とも思います。
別に付き合おうとまで思っていなくても、何かのきっかけで声をかけてみたり、話してみたりすればよいのです。
その人の机上に何かの写真が飾ってあったり、デスクマットの下に何か写真や絵の入ったしおりなどが入っていたら、それについて、「○○好きなんですか?」などと聞いてみればよいのですよね。
思わぬ展開で話がはずみ、楽しい話題で盛り上がることだってあるはずです。
なのに、最初っから“がつがつ”婚活なんて考えるから、その動きが相手方に妙に映ってしまい、不自然な付き合いをして振られた挙げ句に、お金まで浪費することになるのです。
男女にかかわらず、自分から何かアクションを起こさねば人生の出会いは生まれないと思います。
えらいこというようですが、ちっともえらいことじゃなくて、今まで生きてきて、そういうことの経験しか無かったのだと言っているのです。
何か新しい出会いのきっかけになりそうなことがあったら、ちょっと顔をつっこんでみるのもいいことです。
ぜひ、そんな心がけでいてもらいたいと、周囲の優秀な独身の方に教えてあげたい・・・。
最初はただ話をしただけなのに、しょっちゅう話をしていると、やがてその人の意外な部分に気づいたりして、いつの間にか“好き”になったりすることもあるのです。
毎日、ただ職場に行って、黙々と仕事をしているだけじゃ、そのままの生活が何年も続いているのではないですか?そりゃそうだよ、自分が気になる人以外にも、楽しく話しかけるくらいでなきゃ、いい「出会い」はないもの。
以上、おじんによる、「老婆心中継」でした。
【NowPlaying】 Toddle / スタジオUSEN ( Instrumental Music )
« 薔薇に降る雨/Amourそれは・・・ | トップページ | 『アテンド』する?? »
「恋愛」カテゴリの記事
- 「抱擁/北方謙三」を読みました。(2023.10.13)
- 嵐山光三郎さんの「文人悪妻」を読みました。(2023.09.26)
- 吉行淳之介と開高健の対談形式本「街に顔があった頃」を読みました。(2023.09.05)
- 映画「青いカフタンの仕立て屋」を見ました。(2023.06.20)
- 「アガワ流 生きるピント」を読みました。(2023.06.18)
「言葉」カテゴリの記事
- 「夏彦の写真コラム」傑作選(2) 阿川佐和子編 を読みました。(2023.10.18)
- 「叱る、だけど怒らない/永六輔」を読みました。(2023.10.15)
- 「かなり気がかりな日本語/野口恵子」を読みました。(2023.09.18)
- 「ラジオ深夜便 新 珠玉のことば ~ラジオが教えてくれた名言100~」を読んでみました。(2023.08.21)
- 外山滋比古氏の「知的な聴き方」という本を見つけ、読んでみました。(2023.08.20)
コメント