“政治の人”のこと
仕事柄、政治関係の人の動向を見ることがよくあります。
そんなとき、つくづく感じるのが、“政治”の人(政治関係の人)というのは、『ほんとうに自分が大好きなんだ』ということです。
自分大好きで、自分に“うっとり”しているんじゃないかとさえ、思うことがあります。
“弁舌さわやか”なのもいいけど、あんまり絵に描いたようだと、それはそれで違和感を感じます。なにしろ、自分に対して疑問や不安やうしろめたさを感じていないようなのが不気味です。
さらに、別のタイプ・・いや、同一人物の中に同居しているのかもしれないけど、「相手の弱みを見つけたら、徹底的に叩く」のが“政治の人”の特徴みたいです。
「ようし、それだ、そこを徹底的に叩け」って感じです。
「殺すか殺されるかだ、お互いに明日はわからぬ身だ」っていうのもたぶん本音で言っているのだと思います。
・・・最も私と関係無い世界です。
政治も政治家も、最近、ほんとうに「大っ嫌い」です。
ほんとうに、今生きている人、これからの時代に生きていかなければならない人のこと、考えているのだろうか・・と思います。
それから、変な初めて耳にするようなカタカナ用語を使っているやつには気をつけた方がいいと思います。
官僚が考えた、たとえば「スクール・ニューディール」だとか、聞いても最初はわけがわからない言葉を、知っているのが当然だとばかりに使っている御仁などは要注意です。
あとは頭文字を並べた用語などを、やはり多用したり、さも当然知っているだろうと使う人。
「ADR」って言われて、すぐに何だかわかる人なんて、どれくらいいるんでしょうか。
裁判に依らない紛争解決のことなんだそうてすけど、そんなの知ってました?
括弧書きの解説も無しで、いきなり文書が回ってきたりします。
さも、知ってて当然だという風に。自分だって、つい昨日知ったくせしてさ!
スキルだとか、スキームなんて言葉も国の役人が好んで使って、あわてて皆知っているように使いだしましたが、日本語で言えばいいんじゃないの・・・。
などと、“政治の人”のことや、“カタカナ好き”、“英字三文字の頭文字好き”の人のことまで書いてしまいましたが、またこのブログで「政治の人」について少し書いてみようという予定があります。
今度また時期をみて書きますね。
それまでちょっとお待ちください。
今、構想を練っているところです。
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