おとなが壊れている・・・
きょうは、このブログ、リアルタイムでベタ打ちしてます。
本日帰宅の電車の中、私は地下鉄の途中で降りて、わざわざ始発の東京まで一駅歩き、そこから帰途につきました。
幸い、始発だったので、座ることができました。
座れたので本を出し、読み始めました。
10分ほど乗っていたでしょうか、本から目を上げると私の左隣3人向こう側の席の前で吊革につかまっている“妊婦”さんがいました。
もう、そうとうお腹が大きい方でした。
で、その妊婦さんの前に座っている団塊世代風のオヤジ → 乗車したときからなにやらきょろきょろしていたのに、手帳に目をぐっと近づけ、自分の前に立っている妊婦には気づいていない“ふり”・・・。
そのまた隣の40代くらいのサラリーマン → さっきまで脚を大きく組んで、通路の真ん中にまで足を伸ばし、大きく構えて携帯を“くきこき”いじっていたのに・・・突然脚を折りたたんで体を小さく座ったかと思うと・・寝た“ふり”。
そのまた隣の30代後半の女性 → あきらかに妊婦に気づいているのに、顔を固定して前方を凝視し、絶対に気付かないことにする態勢に突入!・・・。
☆上記の様子は、5秒くらいで私が見渡したものです。☆
すかさず、私が本をバッグにしまい、席を立ち、「ここを空けておいて」と、私の前に立っていた人に言って、席を妊婦さんに譲りました。
妊婦さんは、まさか席をゆずってもらえるとは思っていなかったらしく、とても驚いていました。
妊婦さんが席に着いても、団塊世代のおじさんは、手帳を真剣に見ている“ふり”続行中。
40代くらい男性は、薄目をあけながら状況を確認しつつ、寝た“ふり”を続行中。
30代後半の女性は、さすがに自分の隣に妊婦さんが座ってしまったので、「あら、妊婦がいたの?!」という感じで普通の状態になりました。
これは、おとなが壊れているね・・・。
きっと妊婦が来ようが、年寄りが来ようが、松葉杖をついた人が来ようが・・始発で得た席はぜったいに譲らないのだと思います。
ここに書いた3人以外にも、妊婦さんを目にしていた人は、15人くらいはいたわけです。
皆、気付かぬふりをしていたのは、その方向に絶対視線をもっていかなかったことでわかります。
東京近郊の“おとな”の心は、どうしようもないところまで来ている人がたくさんいます。
・・・これが毎日「ストレス」を増すんだよなぁ・・・。
【NowPlaying】 Memories / NAOTO ( Instrumental Music )
« 『BOSE』の“Head Phone”使ってます | トップページ | “政治の人”のこと »
「お怒りモード憑依」カテゴリの記事
- 「巷談辞典/井上ひさし・山藤章二」を読みました。(2023.10.26)
- 「夏彦の写真コラム傑作選 1 」を読んだ。(2023.09.08)
- マイナンバーカード返納する人が増えてわかったこと(2023.07.13)
- ポンコツだけど怖ろしいカード(2023.06.14)
- トラブル続きのカードもシステムもいらない(2023.06.07)
「こんな出来事あんな出来事」カテゴリの記事
- 聴力を失うところでした。(2023.04.02)
- なかなかブログ等書けませんでした。(2022.12.27)
- 依存度に差はあれ、携帯・スマートフォン無くしては生活が大きく乱れること実感。そして買ってきた切手の話。(2022.12.18)
- ことわりきれない自分をやめようと思った。(2022.12.14)
- 整理した本、第一弾を売ってきた(2022.11.01)
コメント