子供達からの申し出を受ける
前回のブログに書きましたが、今年からの私の仕事のひとつとして、地元の売り込みがあり、麻布十番で行われた納涼祭りに3日間参加することになりました。
今年が初めての試みでした。会場は写真のように六本木ヒルズのすぐそこ、大都会の“まん真ん中”です。
その話を帰宅してから妻にしていたのを聞いていたのか、長男(高3)と、長女(小6)から私に申し出がありました。
その祭りの仕事を手伝わせてほしいというのです。
機材の運搬や、屋台の設営、実際に一日40万人の人出がある「通り」での販売や、ゲームなどのイベントは炎天下ということも手伝って、想像以上にきついものがあります。
頭の中では「やめておいた方がいい」と、思ったのですが、「よしっ、やってもらおう!」と返事をしました。
私の負担も返って増えるかもしれませんが、大のオトナが三日間、全力で動くのを見てもらうだけでもいいかもしれない、と思ったのです。
一緒に延々電車に乗って、私の職場に。
まずはその遠さにびっくりしたようでした。そして、職場を案内したあとに、職場内で初日の反省から考えた新しい看板づくりの手伝い、機材の運搬を手伝ってもらい、さらにタクシーで国会や首相官邸の前を通り、麻布へ。
その景色も田舎にいては、そうそう見られるものではないと思って「あれが国会議事堂だよ、自民党本部だよ」と車窓風景を案内してやりました。
現地に着いてからの設営は、それこそオトナの“力”を強く感じたと思います。
熱意が無ければできない、あれこれアイデアを出しながらの“力仕事”です。それを手伝わせ、さらには、次から次へと押し寄せる人並みの中で、人を呼び込んでのゲームイベントを長女にもさせました。
二人のお姉さんにまじって長女は、おどおどしながらも必死でがんばりました。
長男は、PRグッズを人波の中で声をあげて配布。
さらには、ジュース販売の呼び込みも大声で行いました。
私や、職場の仲間、本社からの応援部隊が必死に売り込んでいる姿も見ることになりました。
帰りには、自分たちだけの力で、ここから帰るようにと二人に言い、複雑な地下鉄や、乗り換えに、何度か電車を間違え、だいぶ時間がかかったようですが、二人の力で家にたどりついたと、夜にまだ現場で働く私に、電話がありました。
二人は、疲労困憊で帰ってくるのかと妻は思っていたようですが、意外と明るく帰ってきたとのこと。
役に立ったとまではいかなくとも、イベントに参加し、自分たちなりに何かをやったということに満足感を得たのかもしれません。
私事ですが、とても二人の気持ちと働きがうれしくて、今回のことはほんとうに良かったと思っているところです。
たぶん、一生忘れないと思います。
【NowPlaying】 ビジネスステーション / 瀧澤尚子さん ( USEN放送 )
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ymamaさん、こんばんは!
コメントありがとうございました。
あれから、私と子供達の間には、今までよりも何かもうひとつ超えたような関係ができたような気がしています。
お互いに“認め合う”というか、うまく表現できないのですが、暗黙の了解のようなものです。
ymamaさんからいただいた言葉のように、子供にとっても、私にとっても「財産」になったような気がします。
まだちょっとその興奮が体に残っています。
投稿: はっP | 2009/08/25 23:02
はっPさん、こんにちは。
お子さんたち、お手伝いをされたのですね。
素晴らしいですよねぇ。
そもそもそういう申し出をする、ということが素晴らしいと思ったのと、それを受け留めたはっPさんも素晴らしいな、と。
お父さんが仕事の顔で働いているところは、ぜひ見せたいですよね。違う顔を見たお子さんたちの心には、きっと大きな財産となるでしょうね。
お疲れ様でした。(^^)
投稿: ymama | 2009/08/25 11:19