わたしがどうかしているのか?
19日に、ニュース解説番組をCS放送で見聞きしていたら、○○省は、OBを政権交代前に滑り込みで天下りさせて、その人の給料については、その天下り先での委託料としての予算を人件費に回して、多額の給料を支払ってるという報道がされていました。
さらに、天下りを受けた機構については、通常の28倍の予算を国からもらえる仕組みになっていたということです。
A新聞社のスクープですが、スクープというよりも、政権交代してリークされたり、あるいは報道にためらいが無くなったことがその理由かもしれません。
自分たちで自分たちの天下りシステムを構築して自分たちの人生設計構造を作り上げているのは、「まるで“国家のシロアリ”である。」とも。
そのとおりです。
その既得権を今までの政府は認めていたわけです。
少なくも、目をつぶっていたのです。
が、これからは、自らその“シロアリ駆除”を行わなければならなくて、駆除を行った人が残されるようにしないと、国民がNOと言ったのだから、そういう世の中にならねばいけないと思うのですけど、それを理解する人がシロアリ王国の人たちの中には、“ほぼ”いないように感じます。
千葉県の不正経理の話を聞いても何十億もの予算(これは税金だよ)を業者にプールさせておいて、やがては自分達のものにしてしまうという、これは泥棒じゃないの!と思ったのですが、私の耳に聞こえてくる話にはがっかりします。
「そんなに怒らなくてもいいのに、苦労して勉強して職に付き、毎日たいへんな仕事をしているのだから・・・。」
・・・なんて・・・私には理解不能な考え方ですが、それを理解できない私が理解不能な人間なのか・・・。
聞こえてくる話をまとめると・・・
子供の頃から必死に勉強してきて、難しい大学に入って、そして国家公務員なり何なりの職を得たのだから、そういうことをしてもいいのだ。・・・というものです。
一生懸命勉強してきたら何をしてもいいのか、と思いますし、一生懸命勉強って、その勉強は何だったの?って思いますが、・・・私の考え方は間違っているのでしょうか。
「俺たちの退職後の仕事をどうしてくれる」って憤る人も多いです。そもそも人生設計そのものが“天下り”を前提にしていること自体がおかしいと思うんだけど。
ほとんど政権が変わることなく50年も過ぎてしまうと、人の考え方自体が判断力の無い、手前勝手なものになってしまうのではないか、と思います。・・私がおかしい??
こんな状況の中、ほんとうに、たとえば厚生労働省所管の年金問題などは解決方向に向かうのでしょうか。
まったく素人の私にも、現在出ている問題は氷山の一角で、もっともっとひどいことが隠されていると感じています。これはきっと間違っていない。
ミスター年金の大臣は、そんな中、どこまでやれるのか・・・、負けずに立ち向かえるのか、真剣に見ていきたいと思っています。いくら政治に興味が無くなってしまった私でもそんなことを今思っています。
テレビを見ていて思ったことを、きょうは、そのまま書いてみました。私の意見は少数意見ではないですよね?!
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