星組全国ツアー横浜公演『再会/ソウル・オブ・シバ ! !』見ましたよ
きょうは、“秋休み中”の長女と電車で横浜まで出かけ、宝塚歌劇団星組全国ツアー横浜公演「再会/ソウル・オブ・シバ!!」を神奈川県民ホールで観劇しました。
横浜の港が見える素敵な会場で、外見も大きいが、中に入っても大きい会場でした。
着席すると、私達の座った1階の26列は座席が前の人とかぶるような“つくり”で自分の真ん前は、人の頭というかなり見づらい会場でした。傾斜もゆるいので、客席は奥へ奥へと延びていて、ステージからの距離もかなり出てしまうという状況でしたが、そこは私も長女も熱心なファンですから、あとは楽しく見るばかりです。
再会は、轟悠さんが1999年に初演したもので、私もビデオで見たことがありました。
とてもわかりやすい、しかも観客も思わず笑いながらびっくりするような最後の「嘘」が次から次へと“バレ”ていく面白いラブ・コメディです。
全体に舞台向きのストーリー展開で、飽きさせることがありません。
子供もけっこう多い客席は、笑いながらの楽しい雰囲気でした。
しかし、新トップコンビにとっては、コメディ・タッチで進行していくストーリーの中で、嘘からはじまった二人の恋愛演技がやがて本当の愛に発展していく過程を表現せねばならず、なかなか難しい演技が要求されるものでした。
でも、柚希さんも夢咲さんも、とてもうまくそれを演じていました。
まだ、“全ツ”始まったばかりですが、これからどんどんと良くなる予感がありました。もちろん、きょうも良かったですよ。
最後まで、笑いながらの、どんでん返しありの、しみじみとさせるシーンありの、地方公演にはもってこいの作品であったと思います。
私も長女も、とても楽しめました(^o^)
ショーも、4年前に同じ星組が演じたもので、「踊る“ちから”」が試されるような『濃い』構成のものでした。
星組新トップコンビにとっては、「太王四神記」は“一本もの”であったので、新構成での星組初めてのショーとなりましたが、どうしてどうして、歌い、踊り、舞台狭しと躍動する星組は、「ショーもいいねぇ」と思わずうなりました。
これが、若いトップコンビの組かと思わせる充実ぶりで、二番手男役の「凰稀かなめ」さんも今回のショーでは、『シバ神』というほぼ出ずっぱりの難しい役どころを美しい立ち姿で魅せてくれました。
順調に成長していくことを願うばかりです。
そして、彩海早矢さんも、太王四神記での「コ将軍」の役で見せた光るものを今回も引き継いで、舞台をきりっと引き締めてくれました。この人もいいですねえ。テレビで普段の様子も拝見しましたが、とても爽やかな方でした。
この人にも注目です。
これから星組全国ツアーをご覧になる方、期待していいですよ!
楽しいこと間違いなしっ!!
宝塚のいいところを存分に楽しんで来てくださいねヽ(´▽`)/
【NowPlaying】 Helter Skelter / The Beatles ( Rock )
« 何時間かかったと思う? | トップページ | お灸に気付く »
「宝塚」カテゴリの記事
- 宝塚歌劇を長いこと見てきたという人に会った。(2024.08.14)
- 俳句を詠んでみる_0138《宝塚俳句[ミュージカル Me & My Girl に登場した弁護士役 未沙のえる さんの名演に捧げる]》【 お屋敷の弁護士 胸に薔薇ひとつ 】(2024.06.21)
- 俳句を詠んでみる_0132《宝塚俳句[※個人的な思いで創った句です。宝塚歌劇団、元花組娘役 青柳有紀さんに捧げる]》【 緑さす とどけ ナーヴの ボーイソプラノ 】(2024.06.15)
- 俳句を詠んでみる_0126《宝塚俳句[ミュージカル、「エリザベート」で宝塚歌劇に新たな一頁を加えた一路真輝さんを詠む]》【 一路真輝 蝦蛄葉仙人掌(しゃこばさぼてん) 黄泉(よみ)の国 】(2024.06.09)
- 俳句を詠んでみる_0120《宝塚俳句》【 大晦日(おおみそか) 幻のアーニーパイル 】(2024.06.03)
コメント