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2009/10/04

やるのかやらないのか

タイムリーな話題はなるべく避けているのですが、きょうはオリンピック招致のことなどを含めて書いてみたいと思います。

東京への招致は成りませんでした。
色々と理由はあるし、あちこちで報道されているので、一般的な意見はそちらにまかせるとして、私が感じたのは、現在東京に勤務し、東京に居住している人も周りに何人もいるのですが、誰一人として「オリンピック」の話題をしていたことは一度も無かったということです。

そして、今回の結果に対して、残念がるような人も一人もいませんでした。
我が家についても、それは同様の反応でした。

「目の前で世界のアスリートの躍動する姿を見てもらいたい」「そこから何か感じ取ってもらいたい」というのが、今回の主張していた一番の招致理由であると感じました(環境についての発言は、ちょっと“後付け”な感じがします)。

でも、世間はそれに反応しなかったのだと思います。
テレビでは“残念だった”と発言する通行人などが映されていましたが、それはカメラを向けられたからで、そんなに熱望している人を私は一人も見かけませんでした。
それに、テレビでも「国民は熱望している」などという報道は無かったと思います。

巨額の資金があるのなら、年金やその他少しでも社会、生活に今すぐ役立たせてもらいたいと思うのが、今の社会・経済状況を鑑みて考えなければならないことじゃないか、と私は思っていました。

似たようなことが横浜でもありました。
博覧会なんて、1970年の万国博でお腹いっぱいで、それ以降、空きっ腹でもないのに、ずいぶんといろいろな博覧会が全国で開催されてきました。

「Y150」という開港記念の博覧会が今年夏に開催され、当初見込んだ入場者数からは遠く何百万人も及ばない結果となってしまい、責任者の前市長は、任期を前に辞職し、議会からの責任者としての参考人招致を拒否しているとのことです。
なんてひどいことでしょう。その損失は“いかばかり”かと他市の住人の私まで心配しているのに、辞めてしまった人は“知らん顔”を決め込んだようです。

八ッ場ダムの開発中止についても、「ここまでやったのだから」という意見が一番多いと感じています。特に私の周りでは、そういう意見以外ありません。

「何十年も住民を苦しめ、分断し、挙げ句に今度は中止か」と国に対し怒るのは当然です。
しかし、ひとつも議論・報道されないのが、元々何十年も住民を苦しめてでもダムを造るべきだったのかということです。

そもそもダム自体が必要なものなのか、ということが、ちっとも報道されません。
「どう考えても中止はまずい、建設しよう」という結論に翻ったとします。
それでも、このダムは本当に必要なものなのか、なぜ必要で、ダムが出来上がると、巨額の費用をかけたが、それを補って余りあるこんな良いことがある、ということがなぜか報道もされないし、今までにそれを決定し、執行してきたかつての政権与党側からも全然出てきません。

止めるにしても、建造するにしても、それだけは“はっきり”しなければいけないのではないでしょうか。

たとえば、私の家でいうと、何年掛かりで計画し、整地やその他、ずっと進めてきたことだからといって、家の改築を予想外にどんどん膨らむ建築費を払ってまで、不況で苦しい家計を顧みず、今後も進めるのでしょうか・・・。
断腸の思いで、断念せざるを得ないこともあるかもしれません。

今度のダムが上記と同じだとは言っていませんが、しかし「なぜ、なんのためにダムを建設し、それがやはり必要なのだ」という検証はせねばならないと思うのです。

中止するにも続行するにも、結論が先に出ていて、その結論だけの論議しか目に、耳に入ってきません。

あいつは賛成派だ、あいつは反対派だ、という視点だけでの議論は不毛だと思います。ずっと平行線だと思いますから。

今、まさに舵取りをしている人の力量の“示し時”です。

【Now Playing】 Eight Days A Week / The Beatles ( Rock )

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